くすりの適正使用協議会 https://rad-ar.or.jp くすりの適正使用協議会は、誰もが健康な生活を実現するため、信頼できる情報をもとに判断し、行動できる社会を目指して活動をおこなっています。 Fri, 07 Mar 2025 10:00:00 +0900 ja hourly 1 くすりのしおり活用レポート-10 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=41ba56c36131653aa9000317 くすりの適正使用協議会 Fri, 07 Mar 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=41ba56c36131653aa9000317

英語版くすりのしおりを活用していただいている病院よりレポートが届きましたのでご紹介します。

東京逓信病院薬剤部では、外来患者さん・入院患者さんに、くすりのしおりの英語版を使用して外国人向けの説明書を作成しています。

患者さんからは、わかりやすい・助かる・安心できると喜ばれています。

東京逓信病院(東京都)
副薬剤部長 村井 宗正さん 

 

 


協議会では、くすりのしおり活用促進のため「病院・薬局でのくすりのしおり活用レポート」を募集しています。(300字程度)
お寄せいただいたレポートは、協議会の今後の活動の参考にさせていただきます。
また、協議会サイト、協議会SNSに掲載させていただくこともあります。
レポートを掲載する場合はこちらから改めてご連絡をいたします。
編集の都合上、文字数の調整や表現の修正をする場合がございますのでご了承ください。


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バイオ資材活用事例-大阪府済生会中津病院- https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=5038741f6466667590000397 くすりの適正使用協議会 Mon, 03 Mar 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=5038741f6466667590000397

先進医療製品適正使用推進委員会が作成した2つの資材が、大阪府済生会中津病院で活用されています。

「マンガでわかるバイオ医薬品-がん治療薬編」は、これからがん治療を始める患者さん、ご家族の方々にまず知っていただきたいバイオ医薬品の情報を、マンガやイラストを多く取り入れ、読みやすくまとめた冊子です。
「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」は、医療関係者向けにバイオ医薬品全般に関する特徴や適正使用の注意点をQ&A形式でまとめたものです。
資材を活用している薬剤部長の萱野勇一郎さんからのコメントをご紹介します。

大阪府済生会中津病院薬剤部では、保険薬局と連携して外来患者さんに、「マンガでわかるバイオ医薬品―がん治療薬編」を使用して、患者さんに説明を行っています。
この冊子は、イラストが多く、わかりやすい言葉で説明があるためバイオ医薬品を導入する際の説明に役立っています。患者さんからはよく分かると評判がいいです。

また、国民の健康や医療リテラシー向上のため、非専門職への教育を重視しており、保険薬局の薬剤師だけでなく、薬局事務職員として働いているスタッフにも、直接薬局に出向き、「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」を用いて、医療におけるバイオ医薬品の役割と取り扱いに注意が必要なことを説明しています。
保険薬局事務職員からは、「なぜバイオ医薬品を冷所に保管する必要があるのか」など説明がわかりやすいと好評です。

  

大阪府済生会中津病院(大阪府)
薬剤部長 萱野 勇一郎さん

資材は無料ダウンロードできます

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くすりのしおりにRMP資材の有無で絞り込む機能が追加 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=81592d89643937c2e90000cc くすりの適正使用協議会 Tue, 25 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=81592d89643937c2e90000cc

2024年6月の調剤報酬改定において、特に安全性に関する説明が必要な医薬品が処方された患者さんに、RMP資材を用いた指導を行う事で指導加算(特定薬剤管理指導加算3)を算定できることになりました。
くすりのしおりには、2022年から製薬企業が作成した患者向け資材の連携が進められており、患者指導せんや疾患情報の他、患者向けRMP資材も連携されています。

 ⇒ くすりのしおりミルシルサイトとは

2024年12月、くすりのしおりの絞り込み機能に、患者向けRMP資材の有無で絞り込む機能が追加されました。

連携資材は、製薬企業が順次くすりのしおりに連携をしていますが、RMP資材の数はまだまだ少ない状態です。
くすりの適正使用協議会はこれからも、くすりのしおりに患者向け資材を連携する活動を続けてまいります。

 

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くすりのしおりデータベースに対するサイバー攻撃について 【調査結果および再発防止策】 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=2294ba7a3461335bf700035f くすりの適正使用協議会 Fri, 21 Feb 2025 11:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=2294ba7a3461335bf700035f

 一般社団法人 くすりの適正使用協議会(理事長:俵木 登美子)(以下協議会)は、2024年12月末に当協議会のくすりのしおりデータベースに対して行われたサイバー攻撃に関する調査結果、および実施した再発防止策について下記の通りご報告いたします。
 なお、同サイバー攻撃によって停止していた『くすりのしおりミルシルサイト』の閲覧サービス、および『くすり教育-担当者のための教材サイト』、以下くすり教育サイト)でのダウンロード機能については、既報のとおり1月17日に再開しています(2025年1月17日付プレスリリース)。

 利用者、関係者の皆様には、大変なご不便・ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


1. 調査結果

(1) 経緯と概要
サイバー攻撃の発生と復旧までの経緯の概要は以下のとおりです。

  • 2024年12月29日16時17分、くすりのしおりミルシルサイトから侵入され、くすりのしおりデータベースが改ざんされた。
  • 翌30日22時35分、当協議会職員がくすりのしおりミルシルサイトの製品名欄に不正な記載を発見し、システム管理会社に連絡。具体的には、くすりのしおりミルシルサイトにおいて、くすりのしおりの製品名と患者向け資材の資材名に外部不正サイトを示すテキストが付記されていた。該当箇所をクリックしても外部不正サイトへの誘導は行われないことを確認。
  • 翌31日午前1時頃、くすりのしおりミルシルサイトを含めたくすりのしおり関連システムをすべて停止し、さらにくすり教育サイトでの教材ダウンロード機能を停止。
  • 調査の結果、くすりのしおりデータベースにおいて、製品名、資材名以外の複数個所に同じ不正なテキストが挿入され改ざんされていることを確認。また、サーバーへの不正侵入、ログの改ざん、情報漏洩はないことを確認。
  • アクセスログおよびソースコードの調査により脆弱性の原因を特定し、プログラムを修正。
  • 2025年1月17日16時30分に、くすりのしおりミルシルサイトを含めたくすりのしおり関連システム、およびくすり教育サイトの復旧を完了し再開。

(2) 原因と攻撃手法
くすりのしおりミルシルサイトの脆弱性が原因で、SQLインジェクションという方法でくすりのしおりデータベースが改ざんされたことが判明しました。

2. 再発防止策
本日までに、くすりのしおりミルシルサイトを含むくすりのしおり関連システム、およびくすり教育サイトに対し、以下の対策を実施しました。

  • くすりのしおりミルシルサイトに対して脆弱性診断を実施し、SQLインジェクション攻撃への脆弱性を有するプログラムを改修
  • その他のくすりのしおり関連システム、およびくすり教育サイトに対しても脆弱性診断を実施し、問題がないことを確認
  • くすりのしおりミルシルサイトを含むくすりのしおり関連システム、およびくすり教育サイトに対し、更なるセキュリティ対策を導入

3. その他
本件につきましては、警察、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)ならびに関係各所に報告済みです。

当協議会は今後、このような事態が発生しないよう、セキュリティ対策および運用の強化に取り組んでまいります。


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小学生向け教材「勇者ジョーザの冒険」動画バージョンが完成! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=baf3b39764366550b00002be くすりの適正使用協議会 Fri, 21 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=baf3b39764366550b00002be

公益社団法人茨城県薬剤師会学校薬剤師会と日本大学薬学部薬剤師教育センターが共同制作し、協議会が作成に協力した 小学生向けくすり教育資材「勇者ジョーザの冒険」の動画バージョンが遂に完成し、公開しました!

この教材は、悪の魔王「病魔」にさらわれてしまったくすりの国の姫「カプセリーゼ姫」を主人公「ジョーザ」とその仲間たちがくすりのミッションをクリアしながら助けに行く冒険物語です。

2021年9月にパワーポイント版を公開していますが、今回は登場人物の声の収録を東京アニメーションカレッジ専門学校(東京都新宿区)の声優学科の学生さん達にご協力いただき、動画バージョンとして公開しました。

  • 学校薬剤師等のくすり教育担当者が一人で授業を行うことが可能になる
  • オンラインでのくすり教育などでも活用できる

どちらのバージョンも、くすり教育サイトから一括ダウンロード(無料)でき、利用が可能です。
それぞれの教材についてご覧いただき、くすり教育の授業などでご活用ください。

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東京医療保健大学でくすり教育出前研修 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=4b05f2b564343286450000a6 くすりの適正使用協議会 Mon, 17 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=4b05f2b564343286450000a6

くすり教育・啓発委員会は、2024年11月19日に東京医療保健大学立川看護学部の2年生114名を対象に、くすり教育に関する研修を実施しました。
今回は、看護学科2年生を対象に開講している「健康教育」の授業の一環として行われました。

研修の前半は鎌田委員(住友ファーマ)から、協議会の活動内容、くすり教育の背景や重要性、医薬品の分類や学習指導要領を解説し、後半は大道寺委員(エーザイ)から、薬を飲む時の注意点を実験も交えながら紹介しました。
その後、少人数の班に分かれて「自然治癒力」と「薬の主作用と副作用」のテーマでグループディスカッションを行い、最後にいくつかの班に中学生を対象と仮定した模擬授業を行ってもらいました。

 

実施後のアンケートでは、「参加型の研修が良かった」、「実験を通して薬の正しい飲み方を学ぶことが出来た」、「相手の立場や理解度に応じた言い回しの工夫が必要であることを感じた」、などの回答があり、薬の正しい使用方法を理解しそれを相手に正しく伝えることの重要性を、改めて自分事として捉えることができたようです。

今回の研修を依頼された先生からは、「講義・演習を通して、学生は自身を振り返り、新たな発見や気づき、専門職として今後どのような視点や知識が必要なのかなど、さまざまな学びが得られていました」との報告がありました。

くすり教育に関する研修の検討メンバーは、アンケート内容の確認や当日の振り返りを行い、くすり教育の必要性や普及活動に取り組んでいます。

 

 

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静岡がんセンター「処方別がん薬物療法説明書」にくすりのしおり掲載 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=dfaae7a0316131a7060001f3 くすりの適正使用協議会 Fri, 14 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=dfaae7a0316131a7060001f3

くすりのしおりが、静岡県立静岡がんセンターの「処方別がん薬物療法説明書」に掲載されました。

静岡県立静岡がんセンターでは、これからがん薬物療法(抗がん剤治療)を受ける、または受けている患者さんやご家族向けに「処方別がん薬物療法説明書」を作成しています。
がん薬物療法(抗がん剤治療)の理解を深め、副作用の対処が行えるように、病気の種類・使用する薬の組み合わせ別に、治療スケジュールや注意事項、副作用とその対処法、医療者に報告する目安などが1冊にまとめられています。
院内で活用されているとともに、病院ホームページに公開し、ダウンロード出来るようになっています。

この度、各説明書の「特に注意を要する副作用」のページに、「くすりのしおりの『この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)』も参考にして下さい」として、二次元コードによるリンクが掲載されました。

オプジーボ療法(第5.1版 2024/11/21作成:静岡がんセンター)8ページ

「処方別がん薬物療法説明書」は、医療者が考える患者さんに必要な情報だけでなく、患者さんが必要とする情報をまとめた情報支援ツールです。

患者さんの理解を妨げる要因として、医療者が各職種で種々の説明書を使用すること、異なる表現(例:吐き気/悪心/気持ち悪さ、など)で説明が重複することなどが考えられ、各職種が共用できる説明書の1本化を目指したのが契機です。
2017年から院内運用し、多職種で1冊を用いた治療説明のほか、複数の療法から選択する際の意思決定の資料や看護師の初期教育の教材などに活用されています。

患者さん対象の調査でも、その有用性が評価できたため、多くの患者さん・家族、他施設の医療者も利用できるよう2019年に当院ホームページに公開しました。
医療者の意見を踏まえアップデートしながら説明書の種類を増やしていますが、説明書の内容充実はより細やかな情報提供に寄与する一方、ページ数が増加してしまう側面があります。
インターネットを日常的に活用するなど、昨今の患者さん・家族のICTリテラシー向上に伴い、説明書内で完結するのではなくウェブサイトをリンクさせて内容を整理することを考えました。
説明書の「特に注意を要する副作用」は、生命やQOLの低下に関わる可能性のある副作用を注意喚起すべく、使用抗がん薬の添付文書の「重大な副作用」を患者さんに示すページです。
しかし、記載内容が多いことで印象に残りにくかったり読み飛ばしてしまったりするなどの課題がありました。

くすりの適正使用協議会が運用する「くすりのしおり」は、情報の正確性が担保されている、英語版がある、薬剤によっては追加情報がある、など有用な情報資源になると判断し、リンクとして活用しました。
課題解決の一助となり、説明書のスリム化につながりました。

処方別がん薬物療法説明書【患者さん向け】 

静岡県立静岡がんセンター研究所
看護技術開発研究部 山本 洋行さん

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第19回くすり教育オンライン座談会を開催しました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=199c82513631352b9900039c くすりの適正使用協議会 Wed, 12 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=199c82513631352b9900039c

※座談会の様子(皆様に写真撮影の了解をいただきました)

くすり教育の現場の声を教材開発に生かし、教材利用者同士の情報共有を目的とする「くすり教育オンライン座談会」。

12月10日に開催した第19回座談会のテーマは、「薬物乱用防止教室の多職種連携」。経験豊富な先生方、警視庁の方より薬物乱用防止教室(以下、薬乱教室)を開催する際、実際にどのような職種の方とどのような方法で連携をされているのか現場の状況を伺いました。

  • 12月7日に日本大学豊山高校にて薬乱教室を警視庁、東京都薬剤師会を講師に迎え実施。警視庁、東京都薬剤師会の初めてのコラボレーションであったことから、報道機関各社から多くの取材もあった。薬剤師会の先生から正しい薬の使い方と危険性、警察職員から犯罪の情勢から踏まえたその実際の事例を紹介、それぞれの強みを生かした話(情報提供)が可能となった。

  • ライオンズクラブでは公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センターのDVDをまずは流している。先生たちが作成した寸劇を演じてもらっているが、薬物に手を染める時は心が病んでいる時が多いためストレス解消法の紹介もしている。最近は海外留学で麻薬を勧められるようなケースもあるので、このような薬物の断り方の話も盛り込んでいる。

  • 警察の方と一緒に時間を取ることが難しい為、県内の薬剤師研修会に警察の方を講師として呼んでいる。警察の方が薬乱教室をする際、どのような内容を取り上げているかを共有していただき、参考にしている。学校から警察へ依頼する場合は、直接ではなく学校薬剤師を通じて行うことが多い。

  • 今いる地域では、保護司が薬乱教室を実施することはないが、参加をさせてもらっている。

  • 学校保健会の講師として、警察の方に来てもらっている。

  • 地域の薬乱防止研究会に麻薬取締官の方に来ていただき、レクチャーを受け、その内容を教育現場に持っていく流れとなっている。

  • 県内の中学生で実施している川柳の表彰式に、特別ゲストとして警察の少年課の方に薬乱の話をしてもらったことはある。

  • 薬乱防止のため保護司、警察の方と年1回の会を設けている。その日は高校生と一緒に薬乱防止普及の目的でティッシュを配るなどしている。その他、保健所からの出前授業の申し出がきっかけで栄養士さんと一緒に授業を行っている。栄養士さんから生活習慣、酒、タバコなどの健康の話、薬剤師からオーバードーズ(以下OD)や薬の断り方の話をした。最終的には健康になりたかったら薬物にも手を出さないし、薬を変な飲み方をしないでというのが落としどころとなる。

  • 県内では非行防止教室の中に薬乱教室が入っており、インターネットや闇バイトなどの内容もあわせて実施している。

  • キャラバンカーに来てもらい、たばこの実物を用いたタールの説明や薬の説明を行った。視覚的なものがあると子供たちの反応は良い。

  • 県内は薬乱教室の実施100%を目指している。高校は警察の方、小中学校は学校薬剤師から説明することが多い。最近は養護の先生からODやエナジードリンクの話をしてほしいと要望を受けることがあり、学校薬剤師が話すことが多くなっている。

  • 他の職種の方と連携を取る際、薬乱防止という目標は一緒だが、アプローチの仕方が変わるため、同じような話をしないよう心掛けている。

  • 学校薬剤師を集めた研修の中で、警察の方、麻薬取締官の方からお話を伺っている。コロナで活動ができなかったことをきっかけに、コロナ後に薬剤師が呼ばれていなかった時期があった。自身は保健所の医師と一緒に薬乱防止キャラバンを実施、その際にタバコの模型や大麻やケシの鉢植えのレプリカを使用し、児童・生徒が聞くだけではなくより身近に感じてもらえるような工夫をしている。

  • 警察でも薬物乱用防止公用車を所有しており、車内には標本などを展示し、子供たちに視覚的に見えるよう工夫している。

  • 学校薬剤師がカバーできないような人たちにどうアプローチしていくのがよいか検討中。フリースクールでは生徒と年齢が近い薬学部の学生などに協力してもらうなど、ボランティア活動として協力してもらえる人を増やしていきたいと考えている。

  • 県内で薬剤師、保護司など様々な方が集まった「薬物乱用防止指導員」というものがある。全体やブロック別に研修会を実施しており、警察の方もくる。最近、保健所で研修会を実施したが、学校薬剤師が授業をしているところを録画し、みんなで鑑賞して感想を述べ合うようなことも行った。最近は学校側からODに関する題材の要望が多く、薬剤師の立場にないと答えられない話も多くなっている。OD自体は犯罪ではなく、違法医薬品でもないので、対応しきれない部分がある。先日はODを実際に診察している医師の話を聞くことができ、どういう対応しているかを勉強することができた。今回は講師を保健所の方が探してくれた。保健所の方は熱心なので、問合せをすることで今後のつながりができるかもしれない。

  • 警察で個別のケースに対応するのは難しいが、もし相談されるのであれば県の少年課、最寄りの警察署の少年係に相談してみたらどうか。現場の先生から声かけがあれば、警察が思っていることを伝えやすいし、逆にその警察の方も新しい発見があるのではないかと思う。

  • ネット上で薬を若者に飲ませてそれをライブ中継しているような事案がある。救急搬送や死亡事故が起こる前に対策したいと考えている。

  • 地域の薬剤師大会で警察からODに関連して注意喚起があった。薬局は同じ人に薬をたくさん売ってはいけないルールがあるが、あるODが原因で若者が亡くなった事例では、薬を万引きして飲ませていた。万引きは犯罪となるため、店舗側も万引きされないように注意しないといけない。

上記のとおり、参加者間での質疑応答もなされ、今後のくすり教育を実施する上で多職種連携に生かせそうな事例が多数共有されました。

第20回テーマは「OTC検査薬」

第20回テーマは「OTC検査薬」です。

2025年2月26日(水) 20時開催予定!

この座談会は、くすり教育に携わっている方でしたら参加可能です。ご興味をお持ちの方、座談会へ参加ご希望の方は、ぜひ問い合わせフォームから「くすり教育」を選んでご連絡ください。

この座談会で取り上げてほしいテーマ、悩み事などがございましたらお寄せください。検討させていただきます。

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国土交通省表彰、harmoおくすり手帳で運輸事業者が安全体制強化 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6cd883af393464c41800007f くすりの適正使用協議会 Mon, 10 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6cd883af393464c41800007f

くすりのしおりを活用したharmo株式会社の「harmoおくすり手帳 for Driver」を導入する三和運輸機工株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 中山 慎)が、国土交通省 令和6年度「運輸安全マネジメント優良事業者等表彰」※を受賞しました。

※国土交通省の運輸安全マネジメント優良事業者等表彰とは
国土交通省が、運輸事業者における安全文化の構築・定着、継続的な見直し・改善に向けた取組を強力に支援するため、運輸安全マネジメントに関し、著しく顕著な功績のあった事業者、団体、個人に対して表彰を行うもの。

harmoおくすり手帳 for Driverとは

「くすりのしおり」を搭載した電子版お薬手帳「harmoおくすり手帳」を活用し、ドライバーの治療継続と適切な服薬をサポートする、運輸業界の健康課題解決のための服薬管理サービス。
「仕事が忙しい」などの理由で服薬を中断することは大きなリスクであり、また服薬により眠気やふらつきなど、運転に影響を及ぼす薬剤もあるなど、ドライバーの高年齢化が進む運輸業界では、服薬管理が重要になっています。
ドライバーがharmoアプリを通じて服薬情報を記録し、会社は開示許可を得て服薬情報をharmoシステム上で管理することで、ドライバーの治療継続の確認や、運転に影響する薬剤の確認を行い、健康起因事故の抑止をサポートします。

半年間実施した実証実験の中では、服薬忘れの低減だけでなく、「飲み忘れた時の対処方法」についての理解度が大きく改善する効果が見られたとのことです。

国土交通省、三和運輸機工、harmoの皆さん

harmoとくすりの適正使用協議会

harmoおくすり手帳には、くすりの適正使用協議会が提供するくすりのしおりのデータが搭載され、利用者が医薬品情報を閲覧できるようになっています。
また、協議会作成の資材もリンクされています。

くすりの適正使用協議会は、くすりのしおりが、今後も様々な取り組みを通じてひとりでも多くの患者さんに届き、適正使用を進められる一助になれるよう活動を続けてまいります。

 

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神奈川県川崎市議会にて協議会の活動が紹介 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0c11fa6862313599ff00012f くすりの適正使用協議会 Fri, 07 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0c11fa6862313599ff00012f

川崎市議会の令和6年第4回定例会(2024年12月16日)において、岩田 英高議員から、近年のオーバードーズ(以下、OD)の増加や低年齢化が進む現状を踏まえ、教育現場における、より早期からのOD対策や薬物乱用防止教育の実施や関連機関・団体との連携の必要性について質問がなされました。川崎市での取り組みを質問される際に、くすりの適正使用協議会の活動や作成している資材についてもご紹介いただきました。

ご紹介いただいた具体的な主な活動や資材は、以下のとおりです。

岩田英高・川崎市議会議員

※「キーワードで検索」をクリックし「オーバードーズ」で検索の上、

「令和6年第4回定例会 12月16日」を再生

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湘南医療大学薬学部での薬学生向けバイオ医薬品教材活用レポート https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=e4b8375265386342ea0002c9 くすりの適正使用協議会 Mon, 03 Feb 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=e4b8375265386342ea0002c9

先進医療製品適正使用推進委員会は、薬学生向けのバイオ医薬品動画教材を2022年より公開しています。

現在、世界の医療用医薬品売上高の上位をバイオ医薬品が占めていますが、現在の薬学教育ではバイオ医薬品について系統立てて学ぶ機会が少なく、人材育成の必要性が指摘されています。

動画教材を活用されている湘南医療大学の佐藤淳也教授からのコメントをご紹介します。

湘南医療大学薬学部では、大学3-4年生の2024年度後期「薬物治療学講座」に協議会作成の動画教材を活用しています。

薬物治療学は、薬剤師養成過程の3-4年生で主要科目です。学生は、生理学→薬理学を習った後に、この実際の薬剤選択にあたる薬物治療学を学びます。これが、実習前後の臨床薬学という科目に繋がります。非常に領域が広く、かつ将来の薬剤師としての活動を支える根幹の学問です。

その中で、バイオ医薬品が出てこない授業はありません。教材の中で、「4.医療現場での留意事項と有害反応」「5.抗体医薬品」、「6.バイオシミラー」、「7.バイオ医薬品が用いられている疾患領域とその作用機序」は、薬物治療学で授業内容に豊富に取り込んでいる領域です。

この領域は、授業資料を作る上で、参考になる教科書が少ないのが実際です。コンテンツは、最新の情報をわかりやすく系統立てて説明されおり、学生の理解も深まったのではないかと感じました。なにより、情報の信頼性です。教員もネットからわかりやすい情報を引き出し、教材に利用することがありますが、それに比べる信頼性は、本教材が格段に高いです。

学生が、病院・薬局や企業で活躍するときに、バイオ薬品をみない、触れない、関わらないことは、ないと思いますので、理解を深めてもらいたいと考えています。

湘南医療大学
薬学部 薬物治療学研究室
教授 佐藤 淳也さん

薬学生向けバイオ医薬品教材サンプル動画

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薬局研修セミナーで講演 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b3b7e1c3373663c36900003f くすりの適正使用協議会 Mon, 27 Jan 2025 13:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b3b7e1c3373663c36900003f

当協議会理事長の俵木が、2024年12月20日に、㈱Kaeマネジメントが主催する、薬局経営者などを対象としたセミナーにおいて、「患者さんのための安全な薬物療法の実践を考える」と題して講演を行いました。

市販後の医薬品安全対策が、薬局など医療関係者によって疑われた副作用症例の報告に支えられて行われており、特に承認後早期の重篤な副作用症例の速やかな報告が重要であること、患者さんに副作用初期症状の第一発見者になっていただくために、患者さんからいつもと違う自覚症状を聞き出す工夫が必要であること、また、そのためには患者さんに医薬品についてよく知ってもらうことが必要で、服薬指導やフォローアップ時にくすりのしおりミルシルサイトを活用いただきたいこともご紹介しました。

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【復旧】くすりのしおりミルシルサイト・くすり教育サイト(教材DL) に関する復旧のお知らせ https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=7ea03a2438396383e6000303 くすりの適正使用協議会 Fri, 17 Jan 2025 16:49:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=7ea03a2438396383e6000303

 2024年12月末に当協議会が受けたサイバー攻撃によって12月31日より停止しておりました、『くすりのしおりミルシルサイト』HPの閲覧サービス、及び『くすり教育-担当者のための教材サイト』でのダウンロード機能につき、本日、1月17日にすべてのサービスを再開しました。

 攻撃を受けたくすりのしおりデータベースでは、専門業者による脆弱性への対応を行うとともに、更なるセキュリティ対策を導入いたしました。

 なお、サービス停止中にもご案内しておりましたとおり、個人情報の流出は見つかっておりません。
 今回のサイバー攻撃とその対応に関する詳細は、追ってご報告させて頂きます。

 利用者、関係者の皆様には、大変なご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

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くすりのしおりミルシルサイト・くすり教育サイト(教材DL) に関する復旧のお知らせ https://rad-ar.or.jp/release/post?id=7cdf0ba761623552cb0002fd くすりの適正使用協議会 Fri, 17 Jan 2025 16:30:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=7cdf0ba761623552cb0002fd

 一般社団法人 くすりの適正使用協議会(理事長:俵木 登美子)(以下協議会)は、2024年12月末に当協議会が受けたサイバー攻撃によって12月31日より停止しておりました、『くすりのしおりミルシルサイト』HPの閲覧サービス、及び『くすり教育-担当者のための教材サイト』でのダウンロード機能につき、本日、1月17日にすべてのサービスを再開したことをご報告します。

 攻撃を受けたくすりのしおりデータベースでは、専門業者による脆弱性への対応を行うとともに、更なるセキュリティ対策を導入いたしました。

 なお、サービス停止中にもご案内しておりましたとおり、個人情報の流出は見つかっておりません。
 今回のサイバー攻撃とその対応に関する詳細は、追ってご報告させて頂きます。

 利用者、関係者の皆様には、大変なご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

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薬物乱用防止教室でオーバードーズ資材活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0e530ccf636136ad9900019b くすりの適正使用協議会 Tue, 14 Jan 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0e530ccf636136ad9900019b

協議会が作成、公開しているオーバードーズ資材が、警視庁と東京都薬剤師会が2024年12月7日に日本大学豊山高校で開催した薬物乱用防止教室で使用されました。

警視庁、東京都薬剤師会、日本薬剤師会とくすりの適正使用協議会は、協力して薬物乱用防止の対策を推進する覚書を10月に締結しています。
この薬物乱用防止教室は、警視庁と東京都薬剤師会が共同で実施した初めての教室で、日本大学豊山高校の3年生約500人が参加しました。
市販薬の過量服薬、いわゆる「オーバードーズ」の危険性や違法薬物の身体への影響などが説明されました。

  

 

 

 

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2024配布中-6 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=737f9624353138f47f000098 くすりの適正使用協議会 Fri, 10 Jan 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=737f9624353138f47f000098

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている病院からのコメントを紹介します。

香川県立中央病院では、医薬品の適正使用を通して、医療の安心安全に貢献しています。

特に薬薬連携に積極的に取り組んでおり、退院後も患者さんが安心して薬物療法を継続できるように、薬局薬剤師への橋渡しツールの一つとしてお薬手帳を活用しています。

協議会オリジナルお薬手帳は、

・残薬を書き込める
・かかりつけ医療機関が複数書ける
・かかりつけ薬局が書ける
・くすりの適正使用の案内がたくさんある 
など、とても便利ですね。

患者さんからも「イラストがかわいい」と喜ばれています。

香川県立中央病院
薬剤部 中島 彰子さん

   

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地域参加型機能訓練でポリファーマシー啓発資材活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=40622f776530386e030001cb くすりの適正使用協議会 Tue, 07 Jan 2025 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=40622f776530386e030001cb

病院で実施されている「地域参加型機能訓練」で、ポリファーマシー啓発資材の「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」が活用されています。

当院では定期的に地域の高齢者に対して「地域参加型機能訓練」を行っています。
11月5日(火)山口県宇部市野原地域の「野原まめな会」の皆さんに「お薬とじょうずにつきあおう」というテーマでポリファーマシーを中心に講演を行いました。

参加者のほとんどが「ポリファーマシー」という言葉を今回はじめて知り、「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」の冊子を配布し、「ポリファーマシーとは?」という説明から始まり、「ポリファーマシーによりどのようなことが起こるのか?」「ポリファーマシーを防ぐにはどうしたらよいか?」についてお話ししました。

定期的に飲んでいる薬の見直し、かかりつけ薬剤師、お薬手帳の活用方法、生活習慣の見直し、また、薬剤による転倒や転倒による骨折を予防するために各自ができることなどについて具体的に講義し、より興味を持っていただけたと思います。
講演後にはご質問・ご相談をいただきアドバイスを行いました。

ポリファーマシーについては、一般の方々にはまだまだ浸透しておらず、どのように解決したらよいのかわからない方も多くいらっしゃると思います。
今回の講演が役に立つことを願っています。
くすりの適正使用協議会から提供された資料を活用することで、わかりやすく、楽しいスライドを作成することができました。また、イラストを交え分かりやすくまとまっている冊子は好評でした。ありがとうございました。

他の地域への講演にも積極的に出向き、今後も地域の高齢者の安心安全なお薬の服用のために、活動していきたいと思っています。

医療法人和同会 宇部リハビリテーション病院
薬剤科 田中 さおりさん

 

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健康保険組合対象の研究会で講演 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3aa31b89303936c37500001c くすりの適正使用協議会 Mon, 23 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3aa31b89303936c37500001c

11月18日、株式会社法研が開催する健康保険組合事業21研究会において、当協議会の俵木理事長が、「人生100年時代にくすりのこと、知っておいてほしいこと」と題して講演を行いました。

研究会には、東京都内の健康保険組合の保健事業担当者など約50名の方が参加しました。
健康保険組合では、特定健診・保健指導や効果的・効率的な予防・健康づくりなどの保健事業に積極的に取り組んでおり、そのような中で、「重複投薬・多剤投与対策」、「加入者の適正使用」に関する情報提供が行われています。

講演では、患者さんが副作用初期症状の第一発見者になることの重要性、そのための患者さんへの医薬品情報の提供、さらにポリファーマシー対策について訴えました。

人生100年時代ではくすりと上手に付き合っていく必要があります。
各健康保険組合の加入者の方々への情報提供に、協議会から提供している患者さん向け医療用医薬品情報「くすりのしおり」やそれに紐づく患者向け資材、さらに、ポリファーマシーに関する「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」「妊娠・授乳とくすり」「子どもにくすりをのませるコツ」などの啓発資材を活用していただけるよう紹介しました。

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読売新聞「教えて!ヨミドック」に掲載 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96b11384356265750a00024d くすりの適正使用協議会 Fri, 20 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96b11384356265750a00024d

くすり教育・啓発委員会副委員長の大道寺 香澄氏(エーザイ)の取材記事が、読売新聞オンラインの「教えて!ヨミドック」コーナーに、11月18日付で掲載されました。
「教えて!ヨミドック」は、病気や健康の疑問に、読売新聞の医療サイトのキャラクター、ヨミドックが答えるシリーズで、今回取材されたテーマは「余った処方薬 使用期限と処分の方法は?」です。

友人との薬のやりとりや、余った薬の使いまわし、捨て方、薬が余る原因などについて分かり易く解説しています。是非ご覧ください。

■余った処方薬 使用期限と処分の方法は?(読売新聞オンライン)

なお、同記事は2024年11月10日発行の読売新聞夕刊にも掲載されました。

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2024配布中-5 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=99dedd21313764bc240002c8 くすりの適正使用協議会 Wed, 18 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=99dedd21313764bc240002c8

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている病院からのコメントを紹介します。

国立病院機構西新潟中央病院の薬剤部では、窓口に「お薬手帳」を配置しています。

また、今年行われた病院祭でもお薬手帳を配布いたしました。

このお薬手帳はカラフルで見やすく、またQRコードからくすりの情報や正しい使い方などが簡単に見られ、患者さんからの評判も良いです。

国立病院機構西新潟中央病院(新潟県)
薬剤部長 平岡 潤也さん

     

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RAD-AR NEWS 2024年12月号 発行! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0092dcc9653135e123000167 くすりの適正使用協議会 Mon, 16 Dec 2024 11:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0092dcc9653135e123000167


協議会の広報誌である「RAD-AR News(レーダーニュース)」<2024年12月号/No.133>を公開しました。

今回のシリーズ「俵木理事長がトップに聞く!」は、小野薬品工業株式会社の滝野社長との対談です。小野薬品工業では、小学生や高校生を対象とした出張授業を行っているほか、副作用管理支援アプリ「ふくサポ®」で適正使用を推進しています。対談では、くすり教育の重要性や患者さんが望む情報発信について意見交換が行われました。

今号の構成は以下の通りです。ぜひご覧ください!

 

目次

  • 俵木理事長がトップに聞く!Vol.24
      小野薬品工業株式会社 代表取締役社長COO 滝野 十一
  • 続 信頼できる医薬品情報の発信に向けて Vol.2
      日本医学ジャーナリスト協会 会長 浅井 文和
  • 特集 マンガでわかるバイオ医薬品~がん治療薬編~を活用した患者指導
      国立がん研究センター東病院 薬剤部 薬務主任 岩本 義弘
  • 患者さんと医療者のいい関係
      患医ねっと 代表 鈴木 信行
  • Special Interview
      日本薬剤師会 常務理事 富永 孝治
  • 第9回 定時総会・講演会を開催
  • くすりの適正使用協議会 会員・代表者一覧
  • 推しモノがたり

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薬剤疫学ワークショップ2024開催 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6aff644c3466648fb30003db くすりの適正使用協議会 Mon, 16 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6aff644c3466648fb30003db

薬剤疫学委員会では、過去6年にわたって開催している「製造販売後データベース調査立案のワークショップ」を、11月12日(火)9:30~17:30、明治薬科大学 公衆衛生・疫学研究室教授 赤沢 学氏の指導のもと開催しました。
今年は、初めて東京会場と大阪会場2拠点で現地対面にてグループ討議を実施し、全体討議では東京・大阪をウェブで接続しました。

 

協議会会員会社11社からの参加者21名に加えて、昨年に続きPMDAから4名、明治薬科大学から2名、計27名の参加があり、東京4グループ、大阪2グループの全体6グループで開催しました。各グループには、薬剤疫学委員会に所属している委員がファシリテーターとして参加しました。

受講者には、薬剤のクリニカルクエスチョン(CQ)を事前に提示して、当日、グループ単位で、CQからリサーチクエスチョン(RQ)を立てて、PICOT(P:Patient(対象患者)、I / E:Intervention / Exposure(暴露 / 投与)、C:Comparison(比較対象)、O:Outcome(アウトカム)、T:Timing(調査の対象期間))について検討し、さらに、使用するデータベースを選定して研究デザインの立案までを実施しました。最後にチームごとに検討結果を発表し、ディスカッションを行いました。

受講者に提示したCQ

【高尿酸血症治療薬】
高尿酸血症治療薬を投与する際に、心血管リスクの発現が、使用歴が長く安全とされている既存の同効薬剤と差があるか?

【SGLT2阻害薬】
SGLT2Iは、従来の血糖降下薬と同様の血糖降下作用を有しながら、CVDのリスクを軽減する薬剤であると考えられているが,メトホルミンを使用しない場合のCVリスク低下に対する効果は確立されていない。SGLT2Iはどの程度CVDのリスクを低減するか。

赤沢教授には、各グループからの発表での講評に加え、特別講義もお願いしました。
最後に、最近の話題として、疫学研究におけるDAG(Directed Acyclic Graph)の活用、研究デザインを可視化し再現性を高めるフレームワークとしてのデザインダイアグラム、Casual Estimandsなど、最新の話題も紹介されました。

終了後、参加した受講者からは成果が得られたとする感想が多く寄せられました。

  • 本日は参加させていただきありがとうございました。医療情報データベースを用いた研究の立案について、実践的なワークショップであり、とても深い学びを得ることができました。交絡や共変量について議論した後、実際の統計解析手法について私の理解が浅く、深い議論に参加できませんでしたので、今後の問題点として認識することができました。
  • 新入社員として入社半年という薬剤疫学・DB調査に関する知識が浅い段階でグループワークに参加させていただき、実際にPICOT・使用するDB等の設定を行う体験をできたことは良い機会であったと感じています。また、グループワークでの成果物へのフィードバックでいただいたご意見は今後、DB調査で注意していかいないといけないところだと感じているので、そのような部分を業務に活かしていきたいと考えました。
  • 研究計画の立て方を実際に知ることができ、とても勉強になりました。今回学んだ手法や考え方を元に、現在の研究が適切であるかを検討したいと思います。
  • 現地参加型のワークショップで非常に良かった。また、各社でDB研究関連で同じ点で困っていることがわかり、意見交換の場となった。

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くすり教育出前研修-小田原・足柄下地区中学校教育研究会・養護部会 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cc107b38323431869e00002c くすりの適正使用協議会 Fri, 13 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cc107b38323431869e00002c

くすり教育・啓発委員会は、11月1日、神奈川県の小田原足柄下地区中学校教育研究会養護部会からの依頼で出前研修を行いました。
小田原市、足柄下郡の中学校養護教諭からなる養護部会で年1回開催される研修会の中でくすり教育に関することを組み込みたいとの意向から依頼があり、養護教諭16名が参加しました。

講師は豊園委員長(興和)が務め、まずアイスブレイクとしてドミノクイズに参加してもらい、薬の基礎知識を講義し、くすり教育について事例を含めて解説しました。
後半は参加者にペタペタ実験、ジュース実験を体験してもらいながら、くすり教育のプレ授業などをおこないました。

                  

研修を依頼された先生からは、非常にわかりやすい内容で、会員からも大変良かったと多数の意見があったとのコメントを頂きました。

今回の研修により、くすり教育の推進に少しでも役立つことを願っています。

 

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福岡市薬剤師会 学校薬剤師研修会で講演 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96d3c957356364495900034d くすりの適正使用協議会 Mon, 09 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96d3c957356364495900034d

くすり教育・啓発委員会の西野 潤一副委員長が、10月31日に福岡県福岡市で開催された福岡市薬剤師会 学校薬剤師研修会において「くすり教育の実例と適正使用協議会冊子の活用について」と題して講演を行いました。

福岡市の学校薬剤師約100名が聴講され、くすり教育の実態、学校薬剤師としての取り組み事例(2つの地域の取組みを紹介)、当協議会で提供している小中高生向け教材について紹介しました。社会的問題となっているオーバードーズの低年齢化を抑止する上でも、小学校でのくすりの適正使用教育の必要と述べ、2023年に作成・公開した、新しい小学生向けショート動画も会場で放映されました。

引き続き、学校薬剤師、養護教諭、学校教育関係者、更には文部科学省や地方自治体とも連携し、子供たちへのくすり教育の普及に取り組んでまいります。

セミナーや研修会にて、協議会による小学生向けショート動画の紹介を希望される団体は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。日程や開催形式等をお伺いしたうえで、対応可能な場合はご協力させていただきます。

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薬と健康の週間に「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0cea5580376436b9d00000db くすりの適正使用協議会 Fri, 06 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0cea5580376436b9d00000db

10月の「薬と健康の週間」に合わせ、薬局でのポリファーマシーの啓発で「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」が活用されました。

毎年テーマを決めて患者さんに情報発信している「薬と健康の週間」で、今年はポリファーマシーを知っていただくため「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」のリーフレットを活用させていただきました。
来局された患者さんに、お薬をお渡しするときに説明しながらお渡ししました。

「薬の種類が多いこと」=「悪いこと」ではなく、必要な薬は用法を守って服用することが大切であり、不調を感じているようであればご相談していただきたいとお話ししました。
若い方には、ご家族にお伝えいただくようお願いしました。

リーフレットはとても分かりやすく、好評でした。

(一社)ヒューメディカ
梶山みついけ薬局(神奈川県)
薬剤師 高橋 葉月さん

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介護と服薬あるあるクイズ掲載【粉砕】 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cb04bfe462636602d70001f8 くすりの適正使用協議会 Thu, 05 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cb04bfe462636602d70001f8

くすり教育・啓発委員会 服薬ケア・コミュニケーション分科会では、薬に関する介護現場での困りごとと、それに対する解説やアドバイスを紹介した介護と服薬あるあるマンガシリーズを作成し、ホームページで公開しています。
さらに、学んだ内容を振り返ることができるよう、「ミニクイズ」を随時掲載しています。

今回掲載した「【粉砕】飲み込めないんじゃ」のミニクイズでは、飲みにくいからと錠剤をつぶしたり、割ったりしている利用者さんにどう対応するかなど、日常生活でよくあるシチュエーションをもとにクイズを作成しています。
クイズの回答には解説もついていますので、知識の整理も兼ねてミニクイズに挑戦してみませんか?

 

介護と服薬あるあるマンガより
【粉砕】飲み込めないんじゃ

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第34回日本医療薬学会年会ブース出展 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=04b0fc5b30313872f5000216 くすりの適正使用協議会 Mon, 02 Dec 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=04b0fc5b30313872f5000216

第34回日本医療薬学会年会が2024年11月2日-4日、幕張メッセ国際展示場他と、LIVE配信、オンデマンド配信のハイブリッド方式で開催されました(参加人数:約10,000名)。

協議会では、くすりのしおりコンコーダンス委員会と先進医療製品適正使用推進委員会が合同で、幕張メッセ国際展示場ホールにて、ブース出展を行いました。

くすりのしおりコンコーダンス委員会はブースで「くすりのしおり活用リーフレット」「ミルシルサイト医療関係者向けリーフレット」「くすりのしおりを見てみましょうポスター」を配布し、「外国人患者対応のための英語コミュニケーションマニュアル」の説明を行いました。
また、くすりのしおりに関する「Yes・No」アンケートを実施しました。

くすりのしおりと、くすりのしおりに紐づく患者さん向け情報について、今後もPRしていきます。

国立国際医療研究センター 松井 礼子さん
(ご出演の日本薬剤師研修センターeラーニングコンテンツの記事はこちら

 

Q:英語版くすりのしおりは患者さんの役に立つ?    

  YES         95名

  NO         0名

  どちらとも言えない  1名

Q:くすりのしおりに患者さん向け資材が紐づいていることを知っている?  

      YES          2名

      NO        70名

 

先進医療製品適正使用推進委員会は、患者向けバイオ医薬品資材の紹介をしました。

バイオ医薬品ってどんなもの?
これだけは知っておきたいバイオ医薬品
マンガでわかるバイオ医薬品シリーズ

資材監修者:杏林大学医学部付属病院 若林 進さん(中央)

展示ブースでは、93名の薬剤師の方からバイオ資材に関するご意見を直接伺うことができました。
頂いたご意見を参考に、引き続き、バイオ医薬品の適正使用推進のために活動していきます。
また、大学教諭の方には、協議会で作成している学生向けのバイオ教材の案内をしました。

 

 

 

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第18回くすり教育オンライン座談会を開催しました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=975679f9343436eb300000d4 くすりの適正使用協議会 Fri, 29 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=975679f9343436eb300000d4

※座談会の様子(皆様に写真撮影の了解をいただきました)

くすり教育の現場の声を教材開発に生かし、教材利用者同士の情報共有を目的とする「くすり教育オンライン座談会」。

10月16日に開催した第18回座談会のテーマは、「高校における薬物乱用防止教室」。高校の学習指導要領では小・中学生と比較しくすり教育の範囲も広がってくる中、実際どのようなことに重点を置くべきなのか、高校生を対象とする場合の工夫など、皆さんの意見を伺いました。

座談会の冒頭、当協議会から以下の2点について、座談会出席者への情報提供をしました。

  • 10月1日にリリースされたオーバードーズ(医薬品の過剰摂取、以下、ODという)対処法啓発資材の概要について紹介。

    • 松本俊彦先生(国立精神・神経医療研究センター)及び厚生労働省の監修を受けた資材
    • マンガによるODの説明とODへの対処のポイントを立場(当事者、友達、保護者、先生)ごとに簡潔にまとめたもの
    • 無料でダウンロード可能で、薬物乱用(以下薬乱)防止教室での配布物としても利用可能
  • 10月1日に、警視庁等4団体で薬物乱用防止に向けた覚書を締結した件について紹介

    • 2024年10月1日、警視庁、東京都薬剤師会、日本薬剤師会及びくすりの適正協議会の4団体で、「児童・生徒の薬物乱用防止に関する覚書」を締結し、締結式を実施
    • ODが大きな社会問題となっていることに対し、関係団体が連携して子どもたちへの薬物乱用防止活動を効果的に推進することを目的として活動を行っていこうとするもの
    • 今後、東京都内の小学校、中学校及び高等学校等を対象に、警視庁と学校薬剤師が「~正しい知識で自分を守る~TOKYO薬物乱用防止教室」を共同実施するほか、薬局やドラッグストアなどの店舗での薬物乱用防止の取り組みを進めていくこととしている

以下、座談会にて伺った意見です。

  • 11月に高校生を対象に薬乱防止教室を実施予定。内容は薬乱とはどういうことか、覚せい剤など違法薬物について、ODを考えている。ODという言葉は中学生の段階からみんな知っているので詳しい説明はしない。
  • ODのリアルな現場を知らない。ウット(精神の興奮や神経衰弱などの鎮静を目的とした薬)という薬剤もODに使われているようだ。若い子たちは隠語を使ってやり取りをしているようだ。(レスタミン→レタス)
  • ODについては、詳しいお子さんの層とそうでない層は激しいように感じる。2つの層に分かれている中で、どのよう指導していくかは課題の1つでもあり、大変難しい問題である。
  • どこが大事なのか示してあげることが大事。つまらない話だと寝てしまうので、一方的に話すより問いかけるとよい。先生とは事前に話を詰めておく方がよい。
  • 古いデータだが、高校生対象のアンケートによると、60人に1人くらいはODをしたことがあるというデータあり。地域などによっても違うと思うが、授業をしている中に1人くらいはODをしている子がいると思って話す方がよい。
  • 11月に中学校3年生が会社に来て薬の話をする予定。前半はRAD-ARの資料を用いて適正使用の話、後半ODの話をする予定。今回グループワークを取り入れる予定、OTCをODする人を見かけたらどうする?という話をしてみようと思う。先生に聞いたらODをしている生徒が学年に2名いるようだが、今回はその子達は参加しない。先生に相談し、グループワークの人選もやってくれた。
  • 高校生を対象に10年くらいやっているが、事前アンケートを取れる時は取っている。また、事後アンケートで出てきた話題を翌年に盛り込むようにしている。
  • ODをしている子は、他の人に迷惑かけないからいいだろうと考えている。リストカットしているお子さんも同じこと話すので、ODをしている子もリストカットをしている子もほぼ似たような感覚を持っているのではないか。
  • 警察官の補導は注意と助言をするのが目的で、ペナルティとは異なる。大人の目線で、 ODで体を壊してしまう、犯罪に加担することになる、ODから違法な薬物に入ってしまう恐れがある、などの指導をしている。
  • RAD-ARのODに関するページを活用してほしい。先生や保護者の関わり方が書いてあるので、先生や保護者の方にもっと意識を持ってもらう部分をプラスするとよいのではないか。
  • 大麻など違法薬物を持っていたら子供でも逮捕されるが、OTCは適法の範囲なので、捕まらない。まずは困ったら相談。相談しないと始まらない。
  • 高校を進学校、中位の高校、下位の高校の3ランクに分けて、内容を大きく変えて話すのがよいのではないか。
  • 小中学生はレスポンスあるが、高校生はしらけることがあり、問いかけてもシャワー形式になってしまう。その対策として、OD関連のティッシュやRAD-ARのパンフレットをお土産として渡し、家に帰って保護者と話してみてと提案している。
  • 子供たちにどういう時の薬を使うか、どうして薬乱はよくないのかと問いかけをすると話が頭に入ってきたりする。医薬品と禁止薬物は分けて話をする。新聞記事などの実例をあげる、警察から提供を受けたものを活用するなど、リアリティを持った話をしている。
  • 中学生くらいになると自分の意見として発言するのが難しい時があるので、悩んでいる人がいたら、なんて声かける?と問いかけ、ワークシートで、後で提出してもらったりしている。高校生だと、スマホを持っていると思うので、質疑応答のアプリを活用することができるかも。

上記のとおり、実際の薬乱教室の中で活用できそうな事例が参加者の中で共有されました。

第19回テーマは「薬物乱用防止教室の多職種連携」

第19回テーマは「薬物乱用防止教室の多職種連携」です。

2024年12月10日(火) 20時開催予定!

この座談会は、くすり教育に携わっている方でしたら参加可能です。ご興味をお持ちの方、座談会へ参加ご希望の方は、ぜひ問い合わせフォームから「くすり教育」を選んでご連絡ください。

この座談会で取り上げてほしいテーマ、悩み事などがございましたらお寄せください。検討させていただきます。

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薬剤疫学会でデータベース研究成果を発表 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=d5a55b9966383430d5000387 くすりの適正使用協議会 Wed, 27 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=d5a55b9966383430d5000387

第16回国際薬剤疫学会アジア会議および第29回日本薬剤疫学会学術総会が、2024年10月12日(土)~14日(月)に東京大学本郷キャンパスで開催されました。

協議会から、薬剤疫学委員会のデータベース研究の実践活動から得られた研究成果について、口頭発表を1件、ポスター発表を1件行いました。
いずれも、活発な質疑応答が行われました。
薬剤疫学委員会では引き続き、実践的なデータベース研究を進めて行きます。

 

 

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DIA日本年会2024で妊婦PVのセッション開催 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cb8cd267613938386f000208 くすりの適正使用協議会 Mon, 25 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cb8cd267613938386f000208

東京ビッグサイトで開催された第21回DIA日本年会2024において、10月29日(火)に、当協議会の俵木理事長が座長を務め、妊産婦情報の収集・利活用についてのセッションを開催しました。

 

村島先生から国立成育医療研究センター妊娠と薬情報センターの妊婦情報の収集事業や研究事業について紹介されたあと、松田氏から、同センターとの共同研究により、同センターの妊婦相談症例データベースについて、必要な情報が一定以上収集されていること、出産児情報の追跡率が高いこと(80%)、実際の妊婦の医薬品曝露に関する実態把握に有用であることが報告されました。

続いて、宮崎氏から、欧米における妊婦情報収集に関するガイドラインが紹介されるとともに、特に日本では妊婦禁忌となっている医薬品が欧米に比べて多く、個々の製薬企業による情報収集には限界があること、リアルワールドデータの活用も含め情報収集方法の検討が必要であることが指摘されました。
最後に、岩井氏から、厚生労働省が進めている「妊婦・授乳婦を対象とした薬の適正使用推進事業」について紹介があり、これまでに妊婦禁忌の医薬品について妊婦を禁忌対象から削除した事例(いわゆる「禁忌外し」)が報告されました。

妊婦や胎児への医薬品の影響については、臨床試験の段階では情報が得られないため、市販後の情報収集が重要です。
ディスカッションにおいては、製薬企業における情報収集は処方医と分娩を担当する産科医とが異なるなどの理由から現実的に困難な実態にあること、情報収集の難しさは欧米においても同様であり、模索が続けられていること、妊娠と薬情報センターのデータベースの活用が有用であるが課題もあることが共有されました。

この問題の主なステークホルダーである医療関係者、製薬企業、行政は、妊婦が適切な薬物療法を受けられるように妊婦情報を収集したいという同じ方向を向いていることが改めて確認され、引き続き議論を進めて行くべきことが確認されました。

 

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NPO地域共生ネット全国大会で「介護と服薬あるあるクイズ」紹介 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cc201ba7303262b5990000ea くすりの適正使用協議会 Fri, 22 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cc201ba7303262b5990000ea

くすり教育・啓発委員会 服薬ケア・コミュニケーション分科会は、昨年の第2回大会に続き、11月3日・4日に福岡県の中村学園大学で開催された「NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク第3回全国の集い in 福岡 2024」に参加しました。

実践交流会の「人材育成・教育・啓発」のカテゴリー枠で「介護職を対象とした高齢者の服薬に関する啓発活動について(その2)~ミニクイズ追加~」と題し、分科会で作成、協議会ホームページで公開している「介護と服薬あるあるマンガ」やミニクイズ、地域活動等でのあるあるマンガの活用事例を紹介しました。
アドバイザーである株式会社友愛メディカルの薬剤師 玉井 典子氏と、生活介護サービス株式会社の介護福祉士 山岸 大輔氏を共同演者に迎え、分科会の常山委員(興和)が演者を務めました。

「介護と服薬あるあるマンガ」では、介護現場での服薬に関する実例や、薬剤師からのアドバイスを紹介しており、ミニクイズも含めて引き続き介護職の方を対象としたくすりの適正使用に関するコミュニケーションを図っていきたいとのメッセージを伝えました。

今後も活動を推進していきたいと思います。

 

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令和6年度学校環境衛生・薬事衛生研究協議会にブース出展 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fd6f46da6335323f500000f4 くすりの適正使用協議会 Mon, 18 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fd6f46da6335323f500000f4

くすり教育・啓発委員会は、10月24日・25日に富山で開催された、令和6年度学校環境衛生・薬事衛生研究協議会でブース出展しました。
同協議会には学校薬剤師、養護教諭をはじめとする先生方が会場参加されました。

講演の中では、昨今のオーバードーズの問題を受け、小さい頃からくすり教育をおこない、薬の適正使用を身に付けることが必要であると、何度となく説明されていました。また積極的にくすり教育に取り組まれている先生の実践例も拝聴できました。

ブースには、これからくすり教育を実施する予定だという先生方が訪れていて、10月に公開されたオーバードーズ対処法啓発資材や、くすり教育のための小学生向けショート動画などを紹介しました。

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高知県立大学で出前研修および教職実践演習を実施 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6bb80e0f33623052b30000b7 くすりの適正使用協議会 Fri, 15 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6bb80e0f33623052b30000b7

くすり教育・啓発委員会は、将来、養護教諭を目指している学生にくすり教育に関する出前研修を行なっています。
昨年に続き、今年度も高知県立大学看護学部の4回生8名を対象に、5月30日に出前研修を実施しました。

研修の前半は常山委員(興和)から、協議会の活動内容、くすり教育の背景、医薬品の分類や学習指導要領を解説し、後半は元井委員(日本新薬)から、実験を交えながら薬を飲む時の注意点を紹介しました。
その後、2名ずつに分かれて「自然治癒力に関する部分」と「くすりの主作用と副作用について」のテーマでグループディスカッションを行い、最後に各グループにテーマの内容で模擬授業を行ってもらいました。

研修終了後のアンケートでは、ほぼ全員から「実験があって理解が深まった」との感想が寄せられ、参加型・体験型学習にて納得することの大切さを、学生だけでなく講師も改めて実感しました。

学生たちは、その後6月に小学校や中学校にて約3週間の教育実習を行い、10月9日に振り返りの教職実践演習が行われました。
くすり教育・啓発委員会メンバーもWEB参加し、5月の出前研修の振り返りと実習先での体験等について、学生とディスカッションを行いました。

5月の研修以降、協議会のHPにアクセスしたり、実習期間中に薬に関する困りごとを体験した学生はいなかったものの、研修を依頼された先生からは「学生の頭には残っているので、今後色々な形で資材を活用できると思う」とのコメントをいただきました。

くすり教育に関する出前研修の講師メンバーは、アンケート内容の確認や当日の振り返りを行い、養護教諭を目指す学生向け研修の向上に取り組んでいます。

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2024配布中-4 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f664bfa2333939b9dd0002b4 くすりの適正使用協議会 Mon, 11 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f664bfa2333939b9dd0002b4

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている薬局さんからのコメントを紹介します。

上町薬局は妙高市役所に隣接した、地域密着型の薬局です。

協議会のお薬手帳は、表紙の絵がかわいくて、中もカラフルで見やすくなっています。
薬を正しく使用するための知識がQRコードで検索できるようになっているので、若い患者さんにも興味をもっていただけると思います。

これからも、患者さんに正しい情報をお伝えしていきたいと思います。

妙高ファーマシイ上町薬局(新潟県)
薬剤師 山崎 元さん

     

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おくすり相談会で「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cad7431f3563660f250000d9 くすりの適正使用協議会 Fri, 08 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cad7431f3563660f250000d9

ポリファーマシー啓発資材「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」のリーフレットが、国立長寿医療研究センター主催で開催されたおくすり相談会で活用されました。

2024年10月6日、愛知県大府市の石ヶ瀬会館にて「薬と健康について学ぼう―簡易健康測定とおくすり相談会―」が開催されました。
このイベントは、国立長寿医療研究センターの主催で、大府市および、大府市薬剤師会、スギ薬局の協力のもと実施されました。
目的は、地域の高齢者やその介護者に向けて、ポリファーマシーのリスクや薬に関する基本的な知識を広め、健康管理の意識向上を図ることです。

今回のイベントでは、フレイルチェックや血圧測定、体組成測定、塩分味覚チェックなどの簡易健康測定をはじめ、くすりの副作用チェックと薬に関する個別の相談が行われました。
特に、会場では、「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」の冊子を参加者に配布、また、会場で動画を流してポリファーマシーに関する説明と理解を促す試みを行いました。

以下の主な相談内容に専門家が個別に対応し、健康管理に役立つアドバイスを提供しました。

  • 薬の副作用への不安
  • 長期服用している薬が自分に合っているかどうか
  • サプリメントの併用について
  • 薬を減らしたいという希望

参加者全員が「満足」または「かなり満足」とアンケートに回答し、「薬の不安が解消された」「相談を通してさまざまな疑問を解決できた」などの感想が寄せられました。
また、ポリファーマシーに関しては、言葉自体を「全く知らない」と答えた方が大多数であり、今後さらに広く認知を促進する必要があると感じました。参加者からは、「今回のようなイベントを継続して開催してほしい」との声が多数寄せられました。
今後も、このようなおくすり相談会を定期的に実施し、より多くの地域住民に健康情報を提供し続けることが期待されます。

国立長寿医療研究センター
薬剤部/長寿医療研修部 
高齢者薬学教育研修室長 溝神 文博さん

       

 

 

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城西国際大学薬学部での薬学生向けバイオ医薬品教材活用レポート https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96a73c7c386632ea9500024d くすりの適正使用協議会 Tue, 05 Nov 2024 12:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96a73c7c386632ea9500024d

先進医療製品適正使用推進委員会は、薬学部の学生向けのバイオ医薬品動画教材を2022年に作成しました。

現在、世界の医療用医薬品売上高の上位をバイオ医薬品が占めていますが、現在の薬学教育では、バイオ医薬品について系統立てて学ぶ機会が少なく、人材育成の必要性が指摘されています。
動画教材を活用している城西国際大学の懸川友人学部長からのコメントをご紹介します。

城西国際大学薬学部では、大学4年生の2024年度F1(秋期1学期)「先端医療論」に協議会作成の動画を使用しました。

「1. バイオ医薬品の基礎知識」
「2. バイオ医薬品の開発」
「3. バイオ医薬品の製造」
「4. 医療現場での留意事項と有害反応」
「5. 抗体医薬品」
「6. バイオシミラー」
「7. バイオ医薬品が用いられている疾患領域とその作用機序」
「8. バイオ医薬品を取り巻く話題」

のすべてを対応する回で利用しました。

コンテンツは最新の情報をわかりやすく系統立てて説明されおり、各回学生は真剣に視聴していたので、理解も深まったのではないかと感じました。
これからもバイオ医薬品教材を活用していきます。

城西国際大学
薬学部学部長 懸川 友人さん

      

先進医療製品適正使用推進委員会では、最新の情報を教育現場にお届けするため、本教材を定期的に改訂していきます。
本教材が多くの薬学部で活用され、バイオ医薬品の人材育成につながることを願っています。

薬学生向けバイオ医薬品教材サンプル動画

 

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