くすりの適正使用協議会 https://rad-ar.or.jp くすりの適正使用協議会は、誰もが健康な生活を実現するため、信頼できる情報をもとに判断し、行動できる社会を目指して活動をおこなっています。 Mon, 01 Jul 2024 10:00:00 +0900 ja hourly 1 役員就任のお知らせ https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=717882da3365325d9e000200 くすりの適正使用協議会 Mon, 01 Jul 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=717882da3365325d9e000200

当協議会は、6月20日開催の定時総会および理事会において、下記の通り役員を選任し就任致しましたのでお知らせします。

【理事長】

  • 俵木 登美子(一般社団法人くすりの適正使用協議会)

【理事】

  • 河野 雅信(田辺三菱製薬株式会社)
  • 小関 敬子(住友ファーマ株式会社)
  • 小谷 定治(エーザイ株式会社)
  • 後藤 展見(ノバルティス ファーマ株式会社)
  • 佐伯 訓(アステラス製薬株式会社)
  • 辰己 成人(日本新薬株式会社)
  • 田中 裕幸(塩野義製薬株式会社)
  • 原口 亨(公益社団法人日本薬剤師会)【新任】
  • 樋口 雅義(中外製薬株式会社)
  • 宮川 政昭(公益社団法人日本医師会)
  • 村瀬 勝人(武田薬品工業株式会社)
  • 望月 眞弓(元慶應義塾大学)
  • 山口 育子(認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML)
  • 和田 憲刀(第一三共株式会社)

【監事】

  • 加藤 雄一(アプリーガ司法書士法人)
  • 中川 勝之(Meiji Seika ファルマ株式会社)

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日本医薬品情報学会でシンポジウム開催 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=a68e8513343565cd190002e4 くすりの適正使用協議会 Mon, 24 Jun 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=a68e8513343565cd190002e4

2024年6月1日(土)、2日(日)に千葉大学医学部附属病院で開催された第26回日本医薬品情報学会総会・学術大会において、当協議会の俵木理事長が共同座長を務め、2つのシンポジウムを開催しました。 

電子版お薬手帳のシンポジウムでは、昨年3月に公表された電子版お薬手帳ガイドラインや国が進める医療DXが紹介されたあと、病院ではまだまだ電子版お薬手帳が活用されていない実態、活用のための実証研究を進めている事例の紹介などが行われ、最後にくすりのしおりコンコーダンス委員会の栗原委員から電子版お薬手帳にも搭載が進んでいる「くすりのしおり」を介した患者と医療者のコミュニケ―ションについて発表を行いました。
薬局と病院と患者さんが薬薬患連携して個別最適な薬物治療を行うために、電子版お薬手帳がそのコミュケーションツールとして活用されることが期待されており、まずは薬剤師自らが電子版お薬手帳をよく知り、患者さんに勧め、施設環境の整備を進めて行くことが重要であることなどが議論されました。

RMPのシンポジウムでは、PMDAが2022年に行った病院・薬局に対するアンケート調査でRMPの認知度がまだまだ低いこと、薬剤師はRMPを製薬企業に課された規制の一つと認識しており臨床現場での活用について十分理解が及んでいないことや、追加のリスク最小化策の効果の評価が行われていないことなどRMPを巡る課題が指摘されました。
続いて、薬局および病院での活用の現状と課題について報告され、最後にくすりのしおりコンコーダンス委員会の工藤委員から、RMP資材を含めた患者向け資材をデジタルで提供するくすりのしおりミルシルプロジェクトについて紹介されました。
デジタルを活用したRMPの実装、製薬企業の情報提供の改善、薬剤師に向けた研修の実施など、行政、薬学教育現場、病院、薬局、製薬企業がRMPを真に患者さんの安全な薬物治療に活用できるよう、それぞれの立場から積極的な取り組みが求められていることが改めて確認されました。

 

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第15回くすり教育オンライン座談会を開催しました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=db37da073835628623000189 くすりの適正使用協議会 Fri, 21 Jun 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=db37da073835628623000189

※座談会の様子(皆様に写真撮影の了解をいただきました)

くすり教育の現場の声を教材開発に生かし、教材利用者同士の情報共有を目的とする「くすり教育オンライン座談会」。

5月29日に開催した第15回座談会では、前回ご提案いただいた「学校における医薬品の管理・取り扱い」をテーマに取り上げました。学校での実践マニュアルの整備状況、学校内外の関係者との連携状況、実際の使用を想定した実践訓練や関連する講習の開催状況等について、ご参加の皆様からご意見を伺いました。

  • 最近は、学校には薬は極力置かない傾向にある(例:薬効のない湿布)が、エピペンなど必要な薬に関しては事前の説明や保管場所の確認、訓練等もされている。必要な薬とそうではない薬(消毒剤)のメリハリがついている。
  • 上述と同様に薬剤は極力置かない方針であるが、学校薬剤師と相談しながら使用可能な薬剤の検討を行っている。エピペン、ブコラム、バクスミーについては、文部科学省からも学校での使用に関する通達(緊急時に使用することは差し支えない旨)が来ている。エピペンに関してはいつ必要になるかわからず、誰でも対応できるようにするため、学校職員全員が年1回(年度の初めで給食開始前)は使用の訓練をしている。処方薬でどうしても学校で使用する必要があるものについては、薬品預かり依頼書を医療機関等から入手し、学校職員で共通認識を図っている。年度の途中でも状況に応じ追加で薬剤の使用を想定したシミュレーションを行うこともある。
  • エピペンに関しては、対象の生徒がいなくても定期的に訓練をしている(地域のアレルギーに詳しい先生にもご協力いただいている)。エピペン自体は対象生徒のランドセルに入れている。その際の温度管理も気をつけている。
  • エピペンの使用について、年1回、学校医が全職員対象に勉強会を開催している。
  • エピペンの使用については、対象者が入学してくることが分かった時点で、対応しているケースもある。
  • アレルギーの専門の先生をお呼びし、学校保健会で教師、学校医、学校薬剤師、PTAを対象とした講習を実施したこともある。
  • 学校薬剤師が保護者と話す機会は学校保健会に出席した時くらいである。
  • バクスミーを使用している生徒の保護者と話し、学校への提出が必要な書類等について対応したことがある。
  • 学校保健会や県でも関連するマニュアルが作成されている。
  • 市がアレルギーに特化した小児科医による出張授業をしている。(校長先生や養護教諭の依頼に基づく)
  • アレルギーを持つ生徒が多い小学校だが、物価上昇につき、昨年は給食に卵が1回も出なかったため、卵アレルギーを持つ生徒にとってはラッキーであった。保健室では薬は預かれないため、担任の先生と協議する。エピペン等に関しては、新任の先生に訓練をしている。
  • アレルギー対応の生徒に対しては給食ではなく、お弁当で対応している。年1回はアレルギーに関する研修を受ける。
  • 給食以外の時(修学旅行や調理実習等)は、該当児童の保護者に対し、アレルギー対応として詳細な献立表と成分表に関する情報等の提供をを行い、保護者と調整している。その際にエピペンなどの使用に関しては帯同している職員が把握している。
  • エピペンを使用した経験はないが、エピペンを所持していない生徒にアナフィラキシー症状が出たことがある。その際には、行政を含めた関係の職員にエピペンを持つか持たないかなどを相談した経験がある。
  • 生活管理指導表を用いると、文書で情報共有できるので役立っている。
  • 食物アレルギーは備えることはできるが、アレルギーの既往歴がない場合でも小麦を食べた後に運動し症状が出るケースが最近増えているようである。そういった際の対応は救急車を呼ぶなどが考えられる。

上記のとおり、学校における医薬品の管理・取り扱いについて、アレルギーに関する対応・エピペン等の実施訓練を中心に学校の現状に関して参加者の中で共有されました。

第16回テーマは「薬物乱用防止教室の内容や運営の事例共有」

第16回のテーマは「薬物乱用防止教室の内容や運営の事例共有」です。

日時:2024年7月24日(水) 20:00~21:00

この座談会は、くすり教育に携わっている方でしたら参加可能ですので、ご興味をお持ちの方、座談会へ参加ご希望の方は、ぜひ問い合わせフォームから「くすり教育」を選んでご連絡ください。

この座談会で取り上げてほしいテーマ、悩み事などがございましたらお寄せください。検討させていただきます。

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介護と服薬あるあるマンガにミニクイズ掲載!ー服薬管理 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3a551d2f316439bccc000153 くすりの適正使用協議会 Mon, 17 Jun 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3a551d2f316439bccc000153

くすり教育・啓発委員会 服薬ケア・コミュニケーション分科会では、薬に関する介護現場での困りごとと、それに対する解説やアドバイスを紹介した「介護と服薬あるあるマンガ」シリーズを作成、ホームページで公開しています。

このマンガや解説から学んでいただいた内容を振り返ることができるよう「ミニクイズ」を掲載しています。

今回掲載した「【服薬管理】お薬が足りない?」のミニクイズでは、服薬介助の際の薬の管理について出題しています。
介護現場でよくある事例について、知識の整理も兼ねてミニクイズに挑戦してみませんか?
クイズには回答と共に監修者による解説もついています。

今後もあるあるマンガにミニクイズを掲載し、楽しみながら介護職の方に役立つ情報の発信を推進していきます。

 

 

介護と服薬あるあるマンガより
【服薬管理】お薬が足りない?

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RAD-AR NEWS 6月号 発行! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=040b4c7f366163620d0001f9 くすりの適正使用協議会 Fri, 14 Jun 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=040b4c7f366163620d0001f9


広報誌「RAD-AR News(レーダーニュース)」<2024年6月号/No.132>を公開しました。

シリーズ「俵木理事長がトップに聞く!」は、特別編として
日本薬剤疫学会 漆原理事長との対談です。

ぜひご覧ください!


目次

  • 俵木理事長がトップに聞く!特別編
      一般社団法人日本薬剤疫学会 理事長 漆原 尚巳
  • トビラの向こうへ
      警視庁 生活安全部 少年育成課 課長代理(環境担当)警視 渡邉 明宣
  • Special Interview
      厚生労働省 医薬局 医薬安全対策課 課長 野村 由美子
  • 特集:薬剤師研修用e-ラーニングコンテンツ
      「バイオ医薬品による医療の進歩-基礎知識及び医師・薬剤師の視点から-」
      日本薬剤師研修センターと協働作成・公開
  • Study Meeting
      学校薬剤師の積極的な関わりが求められる小学校での薬の適正使用啓発
      大阪市学校薬剤師会 副会長 佐々木 実
  • 2024年度事業計画
  • 推しモノがたり

 



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「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」医療関係者向けPDF更新 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2d690cd334323690f1000082 くすりの適正使用協議会 Mon, 10 Jun 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2d690cd334323690f1000082

この度、当協議会ホームページ知恵袋で公開している「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」PDFデータの更新を行いました。

先進医療製品適正使用推進委員会では、医療関係者の皆さまにバイオ医薬品について正しくご理解いただくことを目的として、さまざまな情報を発信しています。

  • 免疫チェックポイント阻害薬の作用機序を解説した下図の追加
  • バイオ医薬品の命名ルールについて新しい情報を追加
  • 全20ページとし、文字を大きく、見やすいレイアウトに変更

    

本資材は、バイオ医薬品の特徴・製造・調製時の注意点などについて、図表を用いながら幅広い情報を掲載しております。
医療関係者の皆さまの自己学習資材としてぜひご活用ください。

資材は無料ダウンロードできます。

病院、クリニック、保険薬局における集合研修には、PPT教材も合わせてご活用ください。

一定数以上の紙資材の入手については、お問い合わせフォームよりご相談ください。

 

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連続22年目、今年も募集開始! 2024年度薬剤疫学入門セミナー 開催のお知らせ https://rad-ar.or.jp/release/post?id=a0e6251b6631345c3f00001e くすりの適正使用協議会 Wed, 05 Jun 2024 13:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=a0e6251b6631345c3f00001e

⼀般社団法人 くすりの適正使用協議会(東京都・中央区、以下協議会)は、今年も薬剤疫学入門セミナーを7月11日にオンラインで開催します。本セミナーの参加者を募集します。

本セミナーは、協議会が1989年の創立当初より使命として掲げる「薬剤疫学の普及」のために行っているもので、2003年から開始し今年で連続22年目となります。これまでに製薬企業、CRO等から延べ約3,200人が参加しました。 薬剤疫学の基礎知識を系統だって学べる本セミナーは、これから薬剤疫学分野の業務に取り組まれる方、基礎知識を再確認したい方にぴったりの内容です。

協議会ではこのほか、会員企業を対象とした、薬剤疫学の実践に役立つ、専門分野の講師によるテーマ別セミナー(下記参照)やグループ討議形式でのワークショップも行っており、過去の受講者はファーマコビジランスやメディカルアフェアーズの分野で広く活躍されています。

日 時 : 2024年7月11日(木) 9時00分~17時00分

場 所 : Web開催(Teams使用)

概 要 : プログラム参照(下記参照)

対 象 : 製薬会社、CROの社員、PMDA職員など200名(先着順)
      ※薬学生の聴講も可能ですが、薬剤師の方の聴講は受け付けておりませんので、
      公益財団法人日本薬剤師研修センターのe-learning研修をご受講ください。

講 師 : くすりの適正使用協議会 薬剤疫学委員会委員

特別講師: 福井大学医学部附属病院薬剤部長 後藤 伸之 教授

参加費および申込先 : 

締 切 : 2024年7月1日(月)

2024年度薬剤疫学入門セミナープログラム(2024年7月11日)

はじめに  9:00- 9:05
理事長挨拶  9:05- 9:15
医薬品リスクマネジメント  9:15- 9:35
疫学1  9:35- 9:55
疫学2  9:55-10:30
薬剤疫学/症例報告/症例集積研究 10:40-10:55
コホート研究 10:55-11:40
質疑応答(午前の部) 11:40-11:50
ケース・コントロール研究 12:40-13:20
ネステッド・ケース・コントロール研究 13:20-13:55
製造販売後データベース調査 13:55-14:40
質疑応答(午後の部) 14:40-14:50
演習 14:50-15:05
演習解説 15:05-15:20
後藤伸之教授(福井大学)特別講演(質疑応答含む) 15:30-17:00

協議会正会員向けテーマ別セミナーの開催状況(2022年~現在)

2022.3.22

リアルワールドデータを用いた疫学研究のデザインとデータ解析手法

大阪市立大学大学院教授 新谷 歩 氏 
2022.5.24

薬剤疫学研究計画について

国立国際医療研究センター 臨床疫学研究室長 石黒 智恵子氏

2023.3.11

製造販売後データベース調査立案において考慮すべきポイント:サンプルサイズ設計の考え方を中心に

東京医科大学 医療データサイエンス分野主任教授 田栗 正隆 氏

2023.6.5

リアルワールドデータを用いた疫学研究の実際:欠測値補完と時系列データの扱いを中心に

大阪市立大学大学院教授 新谷 歩 氏
2024.3.28 

リアルワールドデータを用いた薬剤疫学研究におけるいくつかの統計的事項

東京医科大学 医療データサイエンス分野主任教授 田栗 正隆 氏
2024.6.21(予定)

疫学と薬剤疫学(仮)

統計数理研究所特任教授(京都大学名誉教授)佐藤 俊哉 氏

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バイオ医薬品e-ラーニングコンテンツリリース https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=05ad9452313266177f000142 くすりの適正使用協議会 Mon, 03 Jun 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=05ad9452313266177f000142

先進医療製品適正使用推進委員会は、日本薬剤師研修センターおよび株式会社ケアネットと協業し、薬剤師向けのe-ラーニングコンテンツ「バイオ医薬品による医療の進歩―基礎知識及び医師・薬剤師の視点から―」を作成しました。

開講にあたって(5分)
    俵⽊ 登美⼦/⼀般社団法⼈くすりの適正使⽤協議会 理事⻑

講義1 薬剤師が知っておきたいバイオ医薬品の基礎知識(30分)
    ⽯井 明⼦/国⽴医薬品⾷品衛⽣研究所 ⽣物薬品部⻑

講義2 バイオ医薬品により変化した関節リウマチ治療(30分)
    吉⽥ 智彦/世⽥⾕リウマチ膠原病クリニック 統括院⻑

講義3 がん領域における医療機関と薬局の連携(30分)
    松井 礼⼦/国⽴がん研究センター東病院 副薬剤部⻑ (※収録当時)

 

e-ラーニングコンテンツは、日本薬剤師研修センターのホームページから受講できます
(日本薬剤師研修センター研修単位 1単位)

● 申込受付期間:2025年3月15日まで

e-ラーニングにも引用されている、バイオ医薬品の医療関係者向け、患者さん・一般の方向け資材は、協議会ホームページにて無料で公開しています。

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高齢者施設で「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=ce727bdd383932adaa0002f8 くすりの適正使用協議会 Fri, 31 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=ce727bdd383932adaa0002f8

高齢者施設から、ご利用者様、ご家族への多剤併用について「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」のリーフレットを配布したいと依頼がありました。
施設でのポリファーマシーの取り組みなどコメントをいただきましたのでご紹介します。

 

介護報酬改定に伴い、多剤併用についての啓発活動を施設でも行うことになり、資料を探していたところ厚労省のホームぺ-ジで知りました。

施設には入所してくる方や、短期(2泊3日宿泊等)などで毎日高齢者の入所があります。
自宅から来られる方、病院の入院後リハビリ目的で来る方などいますが、高齢者の方の持参してくる薬の量や数が多く、施設の医師から減薬の話をするきっかけになればと考えています。
具体的には、ポスターの掲示、入所時家族とご本人に対してパンフレットを活用してポリファーマシーへの取り組みを行いたいと考えています。

介護老人保健施設 デンマ-クイン新宿(東京都)
看・介護科部長 高崎 裕子さん

 

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介護と服薬あるあるマンガにミニクイズ掲載! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=d1ab4bfb376332e05a0000be くすりの適正使用協議会 Mon, 27 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=d1ab4bfb376332e05a0000be

くすり教育・啓発委員会 服薬ケア・コミュニケーション分科会では、介護職やその関係者の方を対象に、介護現場での実例や薬剤師からのアドバイスを紹介する「介護と服薬あるあるマンガ」を作成、ホームページで公開しています。

介護現場で服薬に関して、わからないことや困ったことがあったら、遠慮せずに薬剤師さんに相談しましょうとのメッセージを伝えるため、4コマ程度の「マンガ」と「解説記事」からなるシリーズを作成してきました。
あるあるマンガはWebで公開し、見たい時・隙間時間に楽しみながら学んでいただくことを目指しています。

このたび、学んだ内容をクイズに挑戦しながら振り返ることができるようにとミニクイズ作成し、あるあるマンガに掲載しました。

第一弾として、「【残薬】ここにもあったかぁ!?」のページのミニクイズでは、介護の現場で見受けられる残薬の問題について、実際に遭遇した場合を想定したクイズで解説の内容を振り返ることができます。

今後もあるあるマンガにミニクイズを掲載し、楽しみながら介護職の方に役立つような情報の発信を推進していきます。

 

介護と服薬あるあるマンガより
【残薬】ここにもあったかぁ!?

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業界初!電子薬歴に患者向け資材の連携機能が搭載 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6174189966636338ae000177 くすりの適正使用協議会 Fri, 24 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6174189966636338ae000177

くすりのしおりと、それに連携する患者資材を閲覧できる機能が、三菱電機ITソリューションズ株式会社が開発した次世代コミュニケーションサービス「AnyCOMPASS」クラウド版電子薬歴サービスに搭載されました。
くすりのしおりに連携する患者資材を閲覧できる電子薬歴システムは業界初となります。

※「AnyCOMPASS」は、三菱電機ITソリューションズ株式会社の登録商標です

 

くすりのしおりミルシルサイトとは

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バイオ医薬品ってどんなもの? 患者さん・一般の方向けサイトPDF更新 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=257fe38e303434528d00031b くすりの適正使用協議会 Mon, 20 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=257fe38e303434528d00031b

協議会HPの知恵袋で公開している「バイオ医薬品ってどんなもの?」を更新しました。

先進医療製品適正使用推進委員会では、一般の方にバイオ医薬品について正しくご理解いただくことを目的として、さまざまな情報を発信しており、最新の正しい情報をお届けするために定期的に資材の見直しを実施しています。

「バイオ医薬品ってどんなもの?」は、患者さんや一般の方向けに「バイオ医薬品」を正しく知っていただく事を目的に、Q&A 形式でわかりやすく解説した資材です。
難しい用語についても、イラストを使うことでイメージしやすくなっています。
患者さんへの服薬指導資材として、ぜひご活用ください。

資材は無料でダウンロードできます。

 

一定数以上の紙資材の入手については、印刷物購入ページの問い合わせフォームよりご相談ください。

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くすり教育教材を使った学校が茨城県健康推進学校表彰を受賞 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=ef6c6af7336433e4b00002be くすりの適正使用協議会 Fri, 17 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=ef6c6af7336433e4b00002be

茨城県牛久市立おくの義務教育学校の学校保健活動が、茨城県健康推進学校表彰において優秀賞として表彰されました。

「茨城県健康推進学校表彰」は、学校保健・学校安全の推進のために、全教職員並びに保護者や地域、関係機関と連携を図りながら組織的に教育活動を展開している県内の公立小・中・義務教育学校・中等教育学校(前期課程)を表彰しているものです。

課題名:「学校薬剤師や地域人材と連携し、発達段階に応じて実施する医薬品教育と薬物乱用防止教育」

6年生、8年生(中学2年生に該当)への薬物乱用防止教室、5年生へのお薬教室、全学年・保護者への啓発活動が評価されました。
この活動のうち、「5年生へのお薬教室」は、当協議会のくすり教育ホームページからダウンロードできるパワーポイント教材「勇者ジョーザのお話」を活用して実施されたものです。

学校薬剤師の近藤恵都子先生、養護教諭の木内仁美先生 / 「勇者ジョーザの冒険」を活用した5年生対象の「くすり教室」

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クリニックでデジタルサイネージ活用ーポリファーマシー動画ー https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f9f6084e326464383600004c くすりの適正使用協議会 Mon, 13 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f9f6084e326464383600004c

クリニックの待合室で「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」ポリファーマシー啓発動画を活用されている施設を訪問し、お話を伺いました。
薬を減らすことに不安がる患者さんもいますが、薬の正しい知識を持つことが重要であるとのお考えで、ポリファーマシー問題に関して独自に取り組みを展開しているクリニックです。

白根医院は秋田駅の近くにあり、現在年間およそ4,000例の内視鏡検査(上部・下部)により胃・食道・大腸などのがんの早期発見と治療に加え、肝臓疾患、糖尿病をはじめ、生活習慣病の診断と治療に力を注いでおります。
また人間ドック、地域や職場の健診、産業医活動にも積極的に取り組み、予防医学と地域貢献と専門医療を当院の「三本柱」と考え、皆様に安全で安心なぬくもりのある医療を継続して提供しております。 

患者さんも高齢になると複数の病気を持つ人が増えて、それに伴い複数の医療機関に受診することで、処方される薬が増えるケースがあります。
かかりつけ医が処方された薬剤を調整するケースがありますが、薬を減らすことについて患者さんが不安がるケースも実際にあります。
当院ではポリファーマシー啓発動画を用いて、信頼できる情報を患者さんにお伝えしたいと考えています。 

医療法人白雄会 白根医院(秋田県)
事務長 白根 あゆみ さん

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「発達障害の薬はじめてガイド」にくすりのしおりが紹介 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fedc4f1d663261d40b000352 くすりの適正使用協議会 Fri, 10 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fedc4f1d663261d40b000352

発達障害のある方のために、薬や病院をうまく活用するコツが書いてある「発達障害の当事者とまわりの人のための薬はじめてガイド」に、くすりのしおりが紹介されています。

「薬の詳しい情報は、一般社団法人くすりの適正使用協議会による『くすりのしおり』でも調べることができます。」として、検索画面の紹介やくすりのしおり検索画面の二次元バーコードも掲載されています。

 

「発達障害の薬はじめてガイド」は、当事者、家族、専門医という、発達障害に関して異なる立場をもつメンバーが協働して作った、発達障害の当事者をメインターゲットにしたパンフレットです。

「なんで勝手に薬の量を増やしたらダメなの?」「薬の量が時々変わるのはなぜ?」「薬剤師さんが薬をチェックする理由は?」など、通院・服薬を続ける当事者の不安や疑問を解消するための説明に紙幅を割いてあります。
また、コミュニケーション不全が薬への忌避感につながることから、お医者さんや薬剤師さんとの円滑なコミュニケーションを行うためのアドバイスも掲載しています。そのため、それぞれの薬の詳細な情報は、外部の情報サイトに誘導する形になっていました。
私自身、以前より「くすりのしおり」のウェブサイトは一ユーザーとして利用していました。
第三版の製作中に、たまたまくすりのしおりがリニューアルされたことを知ってその使いやすさに感銘を受け、ぜひ第三版にリンクを貼らせていただきたいとお願いしたところ、ご快諾いただきました。
くすりのしおりの力を借りて、ますます実用的な情報を読者さんにお届けできるようになったことを嬉しく思います。

発達障害をどう考えるかについては色々な立場がありますが、発達障害を抱えて困っている人自身が「困った人」であるかのように語られてしまうこともあります。
「発達障害の薬はじめてガイド」は、通院・服薬そのものに加えて「発達障害の語り方」のガイドでもあります。
医療現場から発達障害のスティグマを助長するような表現をなくすことは重要な課題です。しかし、わかっていても実践は難しいものです。なぜなら、私たちのほとんどは、健常者の視点で描かれた表現で教育を受けてきたからです。
あわただしい日常業務のなかで、咄嗟に慣れた表現を使ってしまうのは自然なことではないかと思います。
本パンフレットは、発達障害特性に関連した困りごとの存在を受け止めながらも、発達障害のある人の存在自体は肯定するメッセージが伝わるように、やさしい表現での描写を心掛けました。発達障害について説明をするとき、どのような言葉を使えば良いか迷ってしまうことがあるなら、ぜひ利用していただければと思います。

本パンフレットは一般用医薬品セルフメディケーション振興財団などからの助成を受けて、全国に無料で配布されています。当事者からだけではなく、その家族や親戚、病院や学校、放課後デイサービスや福祉事業所など、多くの方々から発送依頼をいただき、すでに4万部以上が発送されました。
薬局からの依頼も多くいただいております。発送を希望される場合は、Webサイトのお申込みフォームからご請求ください。

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県民公開医療シンポジウムにてポリファーマシー資材活用-岡山県医師会 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f9c2e8233538304c450000d8 くすりの適正使用協議会 Tue, 07 May 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f9c2e8233538304c450000d8

岡山県医師会が開催した医療シンポジウムにて、「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」ポリファーマシー資材が活用されました。

令和6年3月16日(土)に岡山県医師会館にて第15回県民公開医療シンポジウム「人生100年時代 健康に長生き ~くすりとの付き合い方~」を開催。
当日は、90 名の参加がありました。

3部構成で開催。
第1部は「今、なぜ薬が足りないのか?」と題して、日本医師会 宮川 政昭 常任理事より講演。昨今の医薬品不足について分かりやすく解説。『いのちの主人公』は、あなた自身であり、そんな自覚をもった『賢い患者になりましょう』と、NPO 法人ささえあい医療人権センターの山口育子さんの言葉を借りて、患者と医療者が協働する医療を目指していきましょうと締めくくった。

第2部は、10代以上の岡山県民に実施したくすりに関するWEB調査結果を、岡山県医師会 神﨑 寛子 副会長から報告。

  1. 回答者の80%以上に残薬があったと回答している点に注目。
  2. 「ポリファーマシー」を含む医療用語の認知度は20%以下であり、その向上、浸透にはインターネットの活用が手早く効果的なように見られるが、自由意見からはネット情報の信頼度や満足度は決して高くないことがうかがえた。認知度拡大には医師をはじめとする医療関係者からの積極的な情報提供が必要である。とした。

第3部は、「クイズで参加するパネルディスカッション~くすり・・・残っていませんか?」をテーマに、クイズ形式で参加型の内容とした。岡山県後期高齢者医療広域連合、岡山県薬剤師会、岡山県介護支援専門員協会の担当者から、それぞれの立場での服薬支援・相談の内容、お薬手帳についてクイズと説明を実施した。
参加者には、岡山の桃をプリントしたブラウンバック「お薬整理袋」と資材を配布した。

岡山県医師会

  

 

 

 

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第14回くすり教育オンライン座談会を開催しました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=bfaf8cc1343065790800004a くすりの適正使用協議会 Fri, 26 Apr 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=bfaf8cc1343065790800004a

※座談会の様子(皆様に写真撮影のご了解を頂きました)

くすり教育の現場の声を教材開発に生かし、教材利用者同士の情報共有を目的とする「くすり教育オンライン座談会」。
3月13日に開催した第14回座談会では、前回ご提案いただいた「鎮痛薬」をテーマに取り上げました。「生理痛」や「頭痛」への対処に使用する児童・生徒も多い「鎮痛薬」。学校現場における「鎮痛薬」について、ご参加の皆様からご意見を伺いました。

●提案のきっかけ
前回ご参加いただいた山口県の学校薬剤師、養護の先生方から本テーマをご提案いただいたきっかけを伺いました。

昨年、オーバードーズ(以下、OD)に対するアンケートを学校薬剤師向けに実施したところ、ODはほとんど見られないが、風邪薬、カフェイン、鎮痛薬を一部過剰に使っていることを見聞きしたとの回答が得られました。県内でも人口が多い地域において鎮痛薬のODの事例があるようなのでテーマとして提案しました。

●参加者が遭遇した鎮痛薬にまつわる事例

  • 痛みがある生徒が保健室に来て、薬がもらえない時に、その友達が鎮痛薬をあげるという気軽な使い方をしている。ODも問題点であるが、どちらかというと適正使用の面で問題がある。
  • 保健室に鎮痛薬を自分で持ってくる生徒がいるが、小児が服用できないロキソニンを持ってくるケースがある。親が薬を薬局で買うようである。生徒は服薬間隔も理解していない。親も適正使用を理解していないケースがあり、薬を購入する親も含めて適正使用の面が懸念される。
  • 痛みに耐えられず、薬が効かないから1時間おきに鎮痛薬を飲む生徒もいる。また痛くなる前に飲んでもいいと医師からの指導を受けているケースもある。どの時点から服薬してよいか、どのくらいの間隔で服薬するのか理解した上で正しく薬を服用できるようにする必要がある。
  • 生理痛で鎮痛薬を服用するが、体格的には大人と同じくらいなのに小児用量のため効き目が弱いというケースもある。
  • 大人の事例では、薬局で鎮痛薬を購入し、中の薬だけ持って帰るケースがある。外箱や添付文書等の情報は持ち帰らない。
  • 鎮痛薬を1回に10錠以上飲む人がいる。痛みは人によって閾値が違う。色々な痛みの中に心の痛みも含まれることもある。なぜ多く服用するのか聞き出す側にも工夫が必要である。
  • ノーシン散剤の事例であるが、大包装として100包入りがある。本薬剤は薬包紙に包まれており、ノスタルジックな印象がある。オンライン薬局のサイトでは100名ほどの登録者がいる。高齢者が頭をすっきりさせるように毎朝寝起きに飲むらしく大包装に一定の支持がある。

●参加者が遭遇した鎮痛薬にまつわる事例

事例で多かったケースは生理痛による鎮痛薬の使用でした。現在の学校教育の中で小学校での初潮に関する授業の実施状況を伺いました。

  • 授業において、薬に関しては日常生活に困るレベルであれば病院に行ってくださいと伝えている。ただ、小学生が婦人科にかかることのハードルが高いようである(保護者も受診を躊躇するケースがある)。そのため、痛みのマネジメントをうまくできない事例もある様子。

鎮痛薬を適切に使用する対応策についても参加者のご意見を伺いました。

  • 適切な情報提供を受ける機会の確保
    現状見られるケースである鎮痛薬を親が購入する、友達から譲り受けるなど服用する本人が適切な情報提供を受ける機会がないことが問題と考える。まずは医療機関や薬局などで適切な情報提供を受ける機会を確保することが大切である。

  • 婦人科の受診
    婦人科を受診し、適切な指導を受け、適切に鎮痛薬を処方してもらう。しかし、思春期の中学生、高校生にとって婦人科の受診はハードルが高い。ハードルを下げる方法として、例えば、婦人科の担当医師が男性の場合、女性医師を紹介することもある。

  • ピルの使用
    高校生でピルを使用するケースも見られる。近年、こども医療費助成対象を高校3年生までとする地域も増え、受診や投薬にかかる費用負担軽減によりピル使用のハードルが下がった模様である。医療機関を受診してもらえる面で良い傾向と考える。ピルの使用により、これまでの鎮痛薬による対策について変化が起こりそうである。

上記のとおり、鎮痛薬について、いつどのように服用するかに関する適正使用が課題として挙がりました。生理痛に伴う鎮痛薬の服用にまつわる事例が多く、医療機関を受診するなど適切な情報提供を受ける機会を確保することが大切であることが参加者の中で共有されました。

第15回テーマは「学校における医薬品の管理・取り扱い」 2024年5月29日(水) 20時開催予定!

第15回のテーマは「学校における医薬品の管理・取り扱い」です。児童生徒が学校で医療用医薬品を使用する場合、原則、本人が保管・管理しますが、やむを得ない事情がある場合には学校で預かることも考えられます。
そんな学校における医療用医薬品の預かりについて取り上げます。

日時:2024年5月29日(水) 20:00~21:00

この座談会は、くすり教育に携わっている方でしたら参加可能ですので、ご興味をお持ちの方、座談会へ参加ご希望の方は、ぜひ問い合わせフォームから「くすり教育」を選んでご連絡ください。

この座談会で取り上げてほしいテーマ、悩み事などがございましたらお寄せください。検討させて頂きます。

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ポリファーマシー啓発資材活用-鳥取市役所 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=8f3570cc633634736b0003a7 くすりの適正使用協議会 Mon, 22 Apr 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=8f3570cc633634736b0003a7

鳥取市で実施された服薬相談会にて、ポリファーマシー啓発資材「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」が活用されました。
服薬相談会の様子をご報告いただきましたのでご紹介します。

2024年3月14日に鳥取市役所麒麟squareにて、薬剤師による「服薬相談会」を実施しました。
相談会の対象者に案内文書を送る際、くすりの適正使用協議会様にご提供いただきましたリーフレット「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」を同封しました。
「ポリファーマシー」について優しいイラストで分かりやすくまとまっているので、より興味を持って見ていただけたと思います。

当日は9名の方に服薬相談を実施し、時間が足りないくらい多くの相談をされる方もいらっしゃいました。
普段服用している薬について気になっていたことをゆっくり相談できる良い機会だったのではと思います。
今後もリーフレット等、有効活用させていただきたいと思います。

鳥取市 福祉部保険年金課

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今年もドドーンとやります!本日募集開始! オリジナルお薬手帳20万部無料提供キャンペーン https://rad-ar.or.jp/release/post?id=8ac81310383362d502000019 くすりの適正使用協議会 Thu, 18 Apr 2024 13:30:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=8ac81310383362d502000019

⼀般社団法人 くすりの適正使用協議会(東京都・中央区、以下協議会)は、オリジナルお薬手帳20万冊を、病院・薬局を対象に無料提供するキャンペーンを実施します。

本キャンペーンは今回で4回目となります。2021年の第1回は1万冊から開始し、2022年は5万冊、昨年は20万冊に増量しました。配布した薬局・医療機関から高評価が得られ、2年連続で2,000件を超える応募があったことから、今年度も20万冊を提供します。お薬手帳は全40ページで、薬の記録欄のほか、患者向け医薬品情報「くすりのしおり」の案内や、薬の正しい使い方について役立つ情報を掲載し、薬の適正使用を推進します。
4月18日(木)より募集を開始し、6月から各医療機関にお届けします。募集は協議会ホームページでのご案内のほか、日本薬剤師会、日本保険薬局協会、日本女性薬剤師会、日本チェーンドラッグストア協会のご協力のもと、各団体会員宛てにもご案内を予定しています。
なお、この事業は、一般財団法人日本宝くじ協会(東京都・千代田区、以下宝くじ協会)の助成事業として採択されました。宝くじ協会は、毎年、公益法人等約90団体が行う公益事業に助成を行っており、お薬手帳配布事業としては4年連続で助成を受けています。

■キャンペーン概要

[募集期間]2024年4月18日(木)~5月31日(金)

[募集対象]2025年2月までにオリジナルお薬手帳100冊以上を患者さんに配布し終わることが可能な病院・診療所・薬局など保険医療機関

[募集要領]

  • インターネットからの応募のみとなり、入力不備の場合は提供対象から除外させていただきます。
  • ご応募は、1店舗ごとに入力をお願いします。
  • オリジナルお薬手帳が届きましたら、アンケートにご協力をお願いします。
  • 提供されたオリジナルお薬手帳の転売はご遠慮ください。
  • 2025年2月末までに配布し終わることが条件となり、100冊単位で希望数のご応募が可能です。(応募多数の場合は抽選とさせていただき、希望数に添えない可能性があります。)
  • 当選者の発表は、発送をもって代えさせていただきます。
  • 電話やメールでの当選結果のご照会にはお答えできません。

■キャンペーンサイト・応募はコチラのボタンまたは以下の二次元コードからどうぞ

  • 長岡中央綜合病院薬剤部では、外来患者さんを中心にお薬手帳をお渡ししています。併用薬チェックや入院時の処方薬確認などに活用しています。くすりのしおりなど様々な二次元コードが記載されているこの手帳を、もっと活用していきたいです。 (長岡中央綜合病院 近藤 宏さん:新潟)

  • 「かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師を持ちましょう!」や「くすりのしおり」、「ポリファーマシー」といった患者さんにも知っていただくと良い情報も掲載されているので、このお薬手帳を初めてお渡しする時や、2回目以降の処方時にお薬手帳を確認、手帳シールを貼付する時にも、上記の情報も見てくださいね、とアピールしたいと思います。 (一宮市立市民病院 堀田 敏之さん:愛知)

  • 協議会オリジナルのお薬手帳は、表紙がかわいくてとても良いですね! 患者さんにも、薄くてかさばらない、飲み方のタイミングかわかる、と評判が良いです。 二次元コードから豆知識が得られることは、投薬時に特に説明していなかったのですが、やってみるととても面白いです。次からは患者さんにぜひ使ってみてね!と勧めてみます。 (蔵薬局 濱田 朱美子さん:富山)

  • 済生会横浜市南部病院の入退院支援センターでは、窓口に「もしも手帳」と一緒にお薬手帳を配置しています。また、地域健康イベントでもお薬手帳を配布いたしました。協議会オリジナルのお薬手帳は、 二次元コードから豆知識が得られるので、とても良いですね!患者さんにも表紙がかわいいと評判が良いです。 (済生会横浜市南部病院 飯田 純一さん:神奈川)

  • がん研究会有明病院では、薬局の窓口で外来患者さんへ、お薬手帳をお渡ししています。協議会のオリジナルお薬手帳は、薄くてかさばらずとてもいいですね。患者さんからも、様々な情報が見られると喜んでいただけました。 (がん研究会有明病院 山口 正和さん:東京)

  • 近年化学療法に用いられる抗がん剤が増加し、治療も多様化しており、病病連携や薬薬連携の重要性がより一層高まっております。お薬手帳は連携を強化するうえで非常に重要なツールとして活用させていただいております。 このお薬手帳には、各ページの下部に残薬を記入する欄があります。患者さんの中には、副作用等により経口抗がん薬をすべて服用できない方がいらっしゃいますので、この欄をご活用いただくことでより安全ながん化学療法が提供できるのではないかと感じております。 (静岡市立清水病院 杉山 弘樹さん:静岡)

お薬手帳サンプル:全40ページ中、「くすりの記録」は27ページ分!

お薬手帳サンプル:全40ページ中、「くすりの記録」は27ページ分!

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オリジナルお薬手帳20万冊ご提供キャンペーン https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=49bcbc033336370eb60000a9 くすりの適正使用協議会 Thu, 18 Apr 2024 13:30:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=49bcbc033336370eb60000a9

ご好評いただいている協議会オリジナルお薬手帳の無料提供キャンペーンが始まります。
1万冊から開始し、一昨年は5万冊、昨年は20万冊に増量!
今年も皆様の期待にお応えし、ドドーンと20万冊提供いたします。

今年のオリジナルお薬手帳の表紙には、錠剤ちゃんとカプセルくんが大人っぽい線画で登場。
都会的でかわいいデザインになりました。
気になる中身は、全40ページと長く使用でき、患者向け医薬品情報「くすりのしおり」の案内や、薬の正しい使い方について役立つ情報を掲載しています。
更に多くの患者さんに必要な情報を直接届け、医薬品の適正使用の推進を図ります。

ご応募お待ちしています!

 

※この事業は、一般財団法人日本宝くじ協会の社会貢献広報事業として助成を受けています。

キャンペーン概要

募集期間

2024年4月18日(木)~5月31日(金)

募集対象

  • 2025年2月までにオリジナルお薬手帳100冊以上を患者さんに配布可能な病院・薬局

募集要項

  • インターネットからのご応募のみとなります(入力不備の場合は提供対象から除外)
  • オリジナルお薬手帳が届きましたら、アンケートのご協力をお願いいたします
  • 転売は禁止しています
  • 2025年2月末までに配布し終わることが条件となり、100冊単位で希望数の応募可能
  • 応募多数の場合は抽選のうえ100冊のご提供となります
  • チェーン店からの応募の場合も店舗ごとにお申し込みください
  • 当選者および提供数の発表は、発送をもって代えさせていただきます
  • 電話やメールでの当選結果のご質問にはお答えできませんのでご了承ください
  • 発送は2024年6月上旬より順次行います(本体・配送料無料)

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薬剤疫学セミナー開催 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f9a6d3af6637345ea7000148 くすりの適正使用協議会 Wed, 17 Apr 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f9a6d3af6637345ea7000148

3月28日、薬剤疫学委員会 ファーマコエピデミオロジー推進分科会主催の薬剤疫学セミナーをオンラインにて開催しました。

東京医科大学 医療データサイエンス分野主任教授 田栗 正隆氏を講師にお迎えし、製造販売後調査の実務者や今後担当される方を対象として、協議会会員会社から約70名の参加がありました。

「リアルワールドデータを用いた薬剤疫学研究におけるいくつかの統計的事項」という演題名で、3つのテーマで最新の知見を交えて、それぞれ具体的な事例を挙げて、分かりやすくご説明いただきました。

 

参加者からは以下のようなコメントが寄せられ、大変好評でした。

  • 現在推進中の製造販売後データベース調査ではprevalent new designを使用するため今後詳細な解析計画を検討する上で今回視聴したことを活かしていきたいと思います。
  • E-Valueはプロトコールには盛り込んでいたものの、最終報告書の中で、評価に上手く結びつける事が出来ませんでした。今後、より適切に活用出来るよう研鑽していきたいと考えます。
  • 自社でアウトカム定義の妥当性研究を実施することは難しいと感じたが、アウトカム定義の重要性を理解したため、妥当性の研究論文を参考に自社のデータベース研究を進めていきたい。また、将来の処方の可能性については、疑問に思っていた点なので、講義いただき勉強になりました。 

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くすりのしおり活用レポート-8 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=47bca19a373533365c000265 くすりの適正使用協議会 Mon, 15 Apr 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=47bca19a373533365c000265

くすりのしおりには、製薬企業が作成した患者さん向けの説明書が見られるものがあります。
今回、吸入薬の説明書を活用した薬局さんからレポートが届きました。

薬局は駅近くの商店街にあり、近所の方が多くいらっしゃいます。

先日、初めて吸入薬が処方された患者さんに、くすりのしおりサイトから説明イラスト(説明書)をダウンロードして情報提供したところ、「見やすくわかりやすい」と大変感謝されました。

これからも正しい情報を患者さんにお伝えしていきたいと思います。

調剤薬局ナンガイ(東京都東大和市)
薬剤師 田代 弓子さん


協議会では、くすりのしおり活用促進のため「病院・薬局でのくすりのしおり活用レポート」を募集しています。(300字程度)
お寄せいただいたレポートは、協議会の今後の活動の参考にさせていただきます。
また、協議会サイト、協議会SNSに掲載させていただくこともあります。
レポートを掲載する場合はこちらから改めてご連絡をいたします。
編集の都合上、文字数の調整や表現の修正をする場合がございますのでご了承ください。


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新潟市薬剤師会学校薬剤師部会・学術講演会で講演 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=eefa1df63762316bb6000043 くすりの適正使用協議会 Fri, 12 Apr 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=eefa1df63762316bb6000043

当協議会理事長の俵木が、3月7日、新潟市薬剤師会学校薬剤師部会の学術講演会において、「薬剤師にしかできないくすり教育を ―協議会の支援活動のご紹介―」と題して講演を行いました。
聴講者は学校薬剤師の方が多く、協議会が実施している、くすり教育支援活動について、くすり教育の授業で活用いただける各種資材や貸出教材を紹介しました。特に、多くの小学校で、薬物乱用防止教室の中でくすり教育が行われていることを踏まえ2023年に作成・公開した、新しい小学生向けショート動画も流しながら紹介しました。
終了後のアンケートでは、紹介した資材について、「とても使ってみたい」、「使ってみたい」とご回答いただいた方が大多数で、是非、くすり教育サイトから資材をダウンロ―ド又は貸出申込のうえ、活用いただきたいと思います。

講演後の質疑応答では、低年齢化も懸念されるオーバードーズ(OD)問題(医薬品の過量服用問題)についての質問が多く寄せられ、ODせざるを得ない、居場所がないと悩む子供たちに声をかけ、専門家へ繋ぐ、薬剤師のゲートキーパー機能の重要性についてお話しました。

セミナーや研修会にて、協議会による小学生向けショート動画の紹介を希望される団体は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。日程や開催形式等をお伺いしたうえで、対応可能な場合はご協力させていただきます。

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第17回「くすりのしおりクラブ」担当者会議 開催 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=bd795b5330396157c7000139 くすりの適正使用協議会 Tue, 09 Apr 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=bd795b5330396157c7000139

2024年3月12日(火)オンラインにて、第17回くすりのしおりクラブ担当者会議を開催しました。
くすりのしおりクラブ会員社より約130名の方に出席いただき、盛況に終える事が出来ました。

事務局からは、くすりのしおりミルシルサイトの運用状況や患者向け資材掲載の進捗、システム改修などの報告事項や情報共有を行いました。
くすりのしおりコンコーダンス委員会からは、2つの事業「くすりのしおりの機能改善」「くすりのしおりの活用推進」に対して、2023年度の活動について報告を行いました。

※くすりのしおりクラブ:くすりのしおりを作成している 製薬企業182社が加入(2024年3月時点)

 

恒例の特別講演では、光栄堂薬局 堀川 壽代氏、慶應義塾大学薬学部附属薬局 林 直子氏にご講演をお願いしました。
医療現場での英語版くすりのしおりの活用事例をいくつもご紹介いただき、患者さんや薬剤師の方にお役に立っている現状が伝えられました。
参加者からは「英語版くすりのしおりの使用例などが具体的にわかり大変勉強になりました。」といった好評の声を多数いただきました。

 

『海外渡航先への医薬品の携帯についてー英語版くすりのしおり活用ー』
                      光栄堂薬局 堀川 壽代

『薬学実務実習における英語版くすりのしおりの活用』
               慶應義塾大学薬学部附属薬局 林 直子

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協議会監修 血圧手帳~金鵄製作所との共同企画第ニ弾~ https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b9f9a2916432616a98000065 くすりの適正使用協議会 Mon, 01 Apr 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b9f9a2916432616a98000065

当協議会は、薬の適正使用の普及を目的として、株式会社 金鵄製作所と協定を締結しています。

コラボ企画の第一弾である薬袋に「くすりのしおり」のQRコードを記載するサービスに続き、
コラボ第ニ弾として、当協議会監修の血圧手帳が発売されました。

落ち着いたボタニカルなデザインの表紙で、少し大きめのB6版なので書き込みやすく、記載欄も多くて長く使える仕様になっています。
書式はグラフ式・数値式の2種類あり、お好みの方を選ぶことができます。
そして、くすりのしおりの紹介、ポリファーマシーの注意喚起などの情報が盛り込まれ、他とは少し違った血圧手帳かと思います。

 ※ 3/18発売! 気になった方はぜひ金鵄製作所HPをご覧ください。

 

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東京都薬用植物園の健康講座で講演を行いました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2248b7ab3464383bb80001df くすりの適正使用協議会 Thu, 28 Mar 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2248b7ab3464383bb80001df

※サンシュユの画像提供「東京都薬用植物園 草星舎」

くすり教育・啓発委員会では、一般の方が知っておきたい薬の知識を当サイトや冊子で提供するなど、さまざまな方法で薬の正しい情報の発信に努めています。

一般の方に向けた活動の一環として、昨年に引き続き2024年3月に、東京薬事協会からの依頼により“大切な人を守るくすりの知識”というテーマで健康講座を行いました。
(会場の東京都薬用植物園では、サンシュユの花が見頃で、温室ではカカオの実をみることができました。)

講座で伝えた主な内容は、自然治癒力と健康3原則、薬と正しく付き合うための知識、薬の主作用と副作用、大切な人を守る薬の知識です。

講演の中で久しぶりに聴講者の方の目の前で薬の服用に関する実験を行いました(ペタペタ実験とジュース実験)。
実験によって、薬を適切に服用しないと自分の体でどのようなことが起こる可能性があるか想像していただけたのかな、と感じる反応が見られ、また講演後の質問も、日頃から疑問に思っていることや、この講義を聞いて普段の自分を振り返っての質問などをぶつけてくださったようで、とてもよい機会になったのではないかと感じました。

また、聴講者のアンケート結果から、「くすりは水でのむこと」、「錠剤を砕いたり、カプセルをばらして飲まないこと」が特に印象に残った内容だったことがわかりました。

来年の健康講座も依頼いただきましたので、聴講者からのアンケート回答を踏まえて、よりよい機会を提供していきたい考えています。
当協議会は、一人でも多くの方へ薬に関する正しい情報をお届けできるよう、これからも啓発活動を続けていきます。

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令和5年度島根県薬剤師会学校薬剤師部会研修会で講演 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=20dc916a3666647aec0003c5 くすりの適正使用協議会 Mon, 25 Mar 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=20dc916a3666647aec0003c5

2024年2月17日に、令和5年度島根県薬剤師会学校薬剤師部会研修会(Web講演)で、くすり教育・啓発委員会の西野 潤一副委員長が「子供たちへのくすり教育の実践に向けて~教育資材と実践例の紹介を中心~」と題した講演を行いました。同研修会にはオンラインで72名の学校薬剤師が参加されました。

発表の冒頭ではオーバードーズの問題をとりあげ、より若い年代への薬の適正使用の周知の必要性を説明し、くすり教育に用いる資材である、小学生向けショート動画や中高生向け「くすりは正しく使ってこそくすり!」の紹介を中心に、くすり教育実施状況などの周辺情報や、具体的な実践例も紹介しました。
講演後の質問も多く、講義に興味を持っていただいた事がうかがわれました。また、アンケートにも多くの回答があり、コメントの中には今後の資材開発の参考になるようなご意見もありました。

今後もくすり教育資材の普及活動を継続することで、薬の適正使用の重要性を伝えていきます。

セミナーや研修会にて、協議会による小学生向けショート動画の紹介を希望される団体は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。日程や開催形式等をお伺いしたうえで、対応可能な場合はご協力させていただきます。

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小学生向けショート動画活用-小学校での薬物乱用防止教室 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1f260b16326135d4cf000124 くすりの適正使用協議会 Fri, 22 Mar 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1f260b16326135d4cf000124

※薬物乱用防止教室の様子

小学生向けショート動画は、小学校で行われている薬物乱用防止教室の冒頭に活用でき、短時間で「くすりにはルールがあること」を解説し、使い方などにルールの無い薬物乱用の話に続けてもらうことを想定して作成しています。

京橋薬剤師会(東京都)の犬伏 洋夫さんが、自身が学校薬剤師を務める中央区立明正小学校薬物乱用防止教室で、この小学生向けショート動画を使用するとのことで、くすり教育・啓発委員会の委員が見学者として参加しました。
コロナ禍では人数を制限して数回に分けて実施していたそうですが、今回は6年生61名を対象に体育館に集合しての開催でした。
まずは導入の協議会の小学生向けショート動画が始まると、児童の動きが止まり、集中して動画を見ている様子が伝わりました。
講義の前半はショート動画の中で出題されているクイズを元に講義を展開され、薬を使用する時の3つのルールとして「あげたりもらったりしない」「水かぬるま湯で飲みましょう」「飲む量を守りましょう」と伝えていました。
後半は、若い世代に人気のエナジードリンクを例に挙げながら、依存症や薬物乱用の危険性を伝えることで、薬について児童に知ってほしい複数の知識を効果的に伝える工夫がされていました。その後に、依存症になる過程がわかる短編アニメ「ナゲット」を放映されると、再び児童の動きが止まり、皆が真剣に動画を見ている様子が伝わりました。
明正小学校の薬物乱用防止教室は、45分の授業のうち前半30分を学校薬剤師が、後半15分をスクールサポーターである警察OBの方が講義する構成で、犬伏さんの講義後、スクールサポーターから、「断る勇気をもってください」という明確なメッセージが伝えられていました。
授業後のアンケートでは、「人から薬をもらわないようにしようと思った」「使用量をしっかりまもろうとおもった」「危ない薬に一度でも手を出さないことにしようと思いました。」などの回答があり、薬を使用する時のルール、薬物乱用の危険性が明確に伝わっていました。

今後もくすり教育、薬物乱用防止教育に携わる方々にショート動画を届けてまいります。

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第13回日本臨床腫瘍薬学会学術大会2024でブース出展 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=e3fa876c356464de0500012e くすりの適正使用協議会 Mon, 18 Mar 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=e3fa876c356464de0500012e

先進医療製品適正使用推進委員会は、3月2-3日に神戸で開催された第13回日本臨床腫瘍薬学会学術大会でブース出展を行いました。

学術大会では、がん医療に従事する病院薬剤師、保険薬局薬剤師、薬系大学の教育・研究者や学生、などが各々の立場から熱い議論を展開されていました。

 

協議会のブースは、会場入り口横というベストポジションで「マンガでわかるバイオ医薬品~がん治療薬編~」をはじめ、同シリーズ「自己免疫疾患編」「アレルギー疾患編」の他、「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」、「バイオ医薬品ってどんなもの?」の冊子を紹介しました。

資材の存在を知らなかった先生方には、実際に資材を見ていただいたり、国立がん研究センター東病院薬剤部での活用事例を紹介したりして、資材に興味を持っていただきました。
また、既にこれらの資材を使って下さっている先生方からは資材の感想を聞くことが出来ました。

 

  • 小児がんでは保護者だけでなく、理解できる年齢だと本人にも説明しています。 「マンガでわかる~がん治療薬編」はイラストがあるのがいいですね。病院でも患者向け説明書を作成していますが、参考になるものを探していました。
  • 所属する病院では昨年、バイオシミラーへの切り替えが始まりました。その時にこの資材を知っていれば良かった!患者さんへの説明に役立つ内容ですね。
  • 資材の監修者である若林先生のご講演に参加したことがあり、その時から活用させていいただいています。わかりやすいですね。
  • どの資材もよく知っています。これからも活用させていただきます。
  • 薬剤部の勉強会でPPT版を活用させていただきました。とても勉強になりました。

 

「これだけは知っておきたいバイオ医薬品(医療関係者向け)」、「バイオ医薬品ってどんなもの?(患者さん一般の方向け)」、「バイオ医薬品勉強会用PPT」は2024年2月に改訂版が完成しました。

ぜひご活用ください!

今後も、バイオ医薬品の適正使用推進のために活動してまいります。

 

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愛知県薬剤師会事業報告会で講演 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=857c338a3237640bfa00027e くすりの適正使用協議会 Mon, 11 Mar 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=857c338a3237640bfa00027e

2月18日、愛知県薬剤師会館で開催された「調剤業務適正化事業・調剤過誤対策検討事業報告会」において、当協議会の俵木理事長が「患者さんのための医薬品安全対策を実践するために」と題して講演を行いました。

薬剤師業務の「物から人へ」の動きが加速する中で、服薬フォローアップの重要性がますます高まっています。
医療現場での迅速な安全対策の実施には、PMDAメディナビやRMP(医薬品リスク管理計画の活用が重要であること、患者さんに副作用の第一発見者になってもらうために副作用重篤疾患別対応マニュアルの活用や協議会の提供する「くすりのしおりミルシルサイト」を活用した医療者・患者のコミュニケーションの推進が有用であることなどを講演し、加えて、協議会の提供する各種啓発資材や薬教育支援資材の紹介を行いました。

 

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第13回くすり教育オンライン座談会を開催しました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1d18b5ae3638344312000327 くすりの適正使用協議会 Fri, 08 Mar 2024 16:30:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1d18b5ae3638344312000327

※座談会の様子(皆様に写真撮影のご了解を頂きました)

くすり教育の現場の声を教材開発に生かし、教材利用者同士の情報共有を目的とする「くすり教育オンライン座談会」。
2月8日に開催した第13回座談会では、くすり教育サイトをより使いやすく、また、皆さまのお役にたてるサイトにするために「どのような内容、構成が望まれるか」について、ご参加の皆様からご意見をうかがいました。座談会に先立ち、当協議会メールマガジン会員の学校薬剤師・養護教諭・保健体育教諭を対象にアンケートを実施し、その中間結果についても共有しました。全体で9名、全て薬剤師の参加でした。

●くすり教育サイトについて(学校薬剤師・養護教諭・保健体育教諭対象)ミニアンケート報告


実施期間 2024年2月5日(月)~2月12日(月)
回答数 138件

1) あなたの職種を教えてください(複数回答可)

2) “はじめて”くすり教育をするときに最も欲しい情報は何ですか?経験がある方ははじめて実施した際を振り返ってお答えください。

3) 協議会のくすり教育サイトに望むことは何ですか? また、どんな情報が載っていたら良いですか?

  • 教材の充実(最新情報を取り込んでいる、学年別、簡単に使用できる、パワーポイント資料、動画、立体的な教材等):51件
    □そのまま使えるパワーポイント及びイラストなどの資材。他の方の授業時に使って反応が良かった資材など。自分一人では知識に限界があり、調剤業務の中、学校に行くだけでも大変なので授業に即役立つ資材が欲しい。

  • オーバードーズを含む薬物乱用防止に関する動画やテキスト:44件
    □最近のオーバードーズについて、予防対策法などあれば教えていただきたい。

  • 教育方法の実施例、実施時のコツ、実施する際の参考資料:32件
    □(協力頂ける方々の理解なしではできませんが)もっともっとくすり教育の実践例を掲載していって欲しい。自分でこれがベストだと思ってやっていても他の方々の実践がすごく大きな気づきになり、次回薬教育をする時の参考になります。

  • その他:22件
    □薬教育についてもその時々において求められるものが変わってくると思います。教育現場に常駐していない学校薬剤師に今、何が求められているのかを教えていただけると助かります。

4) その他、くすり教育サイトに対して何かございましたらお願いします。

  • 情報のアップデート:6件
    □薬物乱用防止教室の資料の定期的なアップデートを望みます。近年であれば医薬品の乱用、オーバードーズの問題等新たに教えるべき事が増えていますのでご支援をいただきたいと思います。宜しくお願い致します。

  • 動画作成:4件
    □講演動画を増やしてほしい・タイムリーな情報も欲しい。

  • がん教育:2件
    □がん教育との関連事項

  • その他:16件
    □学校であれば学校側が望むこと、一般向けであれば主催者側が望むことと、指導側(演者側)がやりたい事がうまくマッチできるようにこれからも色んな素材、教材をご提供頂けると助かります。今後とも宜しくお願いします。

上記ミニアンケートについて、2月6日までに集計した結果を中間報告した後、以下についてご意見をいただきました。

現在、どのようにくすり教室、薬物乱用防止教室を実施していますか

  • 小学6年生を対象に薬物乱用防止の内容で、カフェインへの注意、オーバードーズ(以下OD)に関する内容も取り入れ盛りだくさんになっている。
  • 協議会の小学生向けショート動画「くすりのルール 知ってるかな?」に引き続き、くすりの飲み合わせへの理解のため実験(鉄剤+お茶、オレンジジュース+重曹入りの胃薬)を行っている。飲み合わせの実験材料例として、イソジン+ビタミンCCも挙がった。いずれも視覚に訴える組み合わせである。実験があったほうが児童・生徒の授業への関心が高まる。
  • 薬物乱用防止教室の冒頭に「ペタペタ実験」を行い、「くすりの正しい使い方」を教えてから、「正しくない使い方(薬物乱用)」について話し、最後に「断り方」と進めている。
  • 最近は小学生でもタブレットを使用しているので、教室実施前にアンケートをオンラインで実施するようになった。「何か薬で困っていることない?」の質問に対し個々に自由記載で相談を受け付けることができるようになったので、後日養護教諭経由で個別に返答している。
  • 協議会のスライドや他の薬剤師会の作成したスライドなどを組み合わせて実施している。
  • 「コップ1杯の水で飲む」に関して、おちょこ、コップ等用意したり、人体解剖エプロンを活用したり「視覚に訴える」ことも心がけている。
  • 最近の話題が多く(大麻グミ、OD、カフェイン)、45分間の時間配分には苦労するが、実験も取り入れて正しい使い方を啓発している。
  • 薬物乱用防止で15分のDVDを流すと残り時間が少なくなる。長い動画が飽きられる可能性がある。7~10分ほどの動画があると嬉しい。また、最近の子は短い動画に慣れているので、TikTokやインスタグラム等で15~30秒の短い動画で適正使用を啓発できるようなものがあるとよいのでは?
  • 厚労省の「健康に生きよう(薬物乱用防止読本)」をパワーポイントにして会員に配布している。個々人が自分で活用したい部分だけ取り出して活用している。
  • 自分たちが普通に使用している専門用語の使い方には注意が必要で、スライドでは分かりやすい言葉に置き換えるが、口頭で説明・回答するときに、ついつい使ってしまう。年齢に応じた用語の選択は児童・生徒の理解のためには大切なことと考える。
  • 現場のニーズを確認することも、より良い授業を実施するうえで必要なことだと思う。

 今回の参加者は、くすり教育や薬物乱用防止教育の経験が豊富な方が多く、1コマ45~50分と限られた時間の中にくすりの適正使用、薬物乱用防止の両方を盛り込まれている例が多く紹介されました。教材については、本協議会のスライドのみならず、インターネット上から情報を収集し、教室の構成にあった内容でオリジナルに構成されていました。また、最近のトピックを盛り込まれた例、「参加・体験型」となるよう実験を取り入れたり、視覚に訴える方法を導入されている例も紹介されました。

初めてくすり教育を実施した際に必要とした情報はどんなことでしたか

  • 学校薬剤師委員会のベテランがヘルプで参加してくれた。薬剤師会が作ったスライドを使いベテランのサポートもあったので、初めてでも安心して実施できた。
  • 「子どもたちに理解してもらえたのか?」がとても心配だった。アンケートをしてくれる学校とそうでない学校があるが、アンケートをしてもらえると振り返れるので安心。
  • 支部の経験のある先生に話を聞きに行った。
  • 「機器の操作」についても大きな不安があり、前もって学校へ相談に行った。薬剤師会でプロジェクターを使ってのパワーポイントの投影についても研修会をしてもらったことがあった。
  • 実務実習にきている学生さんにスライドを作ってもらい手伝ってもらった。学生さんはすぐに上手に作れるのでとても助かった。
  • 薬剤師会で「実際にくすり教室をやっているところ」を紹介するような研修会があり、一連の教室の流れを確認できた。また、その時と同じ教材を使うことで初めてでも不安はかなり払拭された。

     上記のとおり、初めてくすり教育に取り組まれる際には、皆さん少なからず不安があったようです。しかし、ベテラン学校薬剤師のサポートや教材の提供、経験のある方からのアドバイス、実際の機器の操作の確認等により、不安を払拭し取り組まれたことが共有されました。
     本協議会の「くすり教育サイト」の内容、構成の検討に大変役立つ意見をうかがえました。

第14回テーマは「鎮痛薬」 2024年3月13日(水) 20時開催予定!

「生理痛」や「頭痛」への対処に使用する児童・生徒も多い「鎮痛薬」。学校現場における「鎮痛剤」係る話題を取り上げます。

日時:2024年3月13日(水) 20:00~21:00

この座談会は、くすり教育に携わっている方でしたら参加可能ですので、ご興味をお持ちの方、座談会へ参加ご希望の方は、ぜひ問い合わせフォームから「くすり教育」を選んでご連絡ください。

この座談会で取り上げてほしいテーマ、悩み事などがございましたらお寄せください。検討させて頂きます。

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注意! ダイエットと薬 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b0f5fd0c32366655310003bc くすりの適正使用協議会 Thu, 29 Feb 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b0f5fd0c32366655310003bc

美容や痩身を目的に、一部の糖尿病治療薬(GLP-1受容体作動薬およびGIP/GLP-1受容体作動薬(以下「GLP-1受容体作動薬」)が使用されていることが指摘されており、厚生労働省から注意が呼びかけられています。

予期せぬ健康被害のリスク

認められた治療目的以外で使用された場合の安全性、有効性は確認されていません。
治療でGLP-1受容体作動薬を使用した際でも、副作用が起こることが知られています。
治療目的以外で使用された場合であっても、こうした副作用が起こる恐れがあります。
さらに、これまでに知られていない思わぬ副作用につながる可能性も否定できません。

 <重大な副作用>
  低血糖症状:脱力感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、震え、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常など
  急性膵炎:吐き気、嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛、急に激しく腰や背中が痛む、発熱など

 <起こりやすい副作用>
  悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛など

糖尿病患者さんへの薬の提供にも影響

美容・ダイエット目的の使用が増加している影響により、一部の製剤において製品が不足し、糖尿病の患者さんへの処方に影響が出るおそれがあると指摘されています。
美容・ダイエット目的での使用が増える一方で、治療目的の患者さんが使用できなくなるのは、あってはならないことです。

美容医療をめぐる消費者トラブルに注意!

美容医療をめぐる消費者トラブルを防ぐため、美容医療を受ける前に十分な説明を受けられるよう、厚生労働省と消費者庁が共同してチェックリストを作成・公開しています。

 ➡「美容医療を受ける前にもう一度」

 

[医療関係者の方へ]

この問題について、厚生労働省から注意喚起が行われています。

 ➡「医薬品・医療機器等安全性情報」No.406/2023年12月19日

 

薬は正しく使いましょう!

  
      

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慶應義塾大学薬学部実習での資材活用レポート https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=103b611f31373543e60002de くすりの適正使用協議会 Mon, 26 Feb 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=103b611f31373543e60002de

協議会の資材を活用いただいている大学から活用レポートが届きました。

慶應義塾大学薬学部では、学内における医療系実習でオリジナルお薬手帳を活用しています。

実習では各学生が模擬の患者症例を担当し、それをもとに薬局における一連の業務(処方せん受付、処方せん監査、調剤、調剤鑑査、服薬指導)を学びます。
医療現場では、お薬手帳の記載内容(シールタイプ)や薬剤情報提供文書は機械で発行することが多いですが、実習では手書きで作成することで記載内容に関する理解を深めています。

オリジナルお薬手帳に記載されているQRコードは、くすりの知恵袋に手軽にアクセスでき、学生にとっても勉強になるコンテンツだと思いました。
また学生はくすりのしおりの情報を活用して、患者さんにわかりやすい薬剤情報提供文書の作成に役立てている様子でした。
「子どもにくすりをのませるコツ」を見た学生は、説明が詳しくてわかりやすい、服薬指導の実習でも活用したい、と話していました。

慶應義塾大学薬学部薬効解析学講座
教授 松元 一明さん 

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病院のイベントで資材活用ー日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0781b8de336630b09a00014c くすりの適正使用協議会 Mon, 19 Feb 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0781b8de336630b09a00014c

病院で開催されているイベントで、協議会の資材が活用されています。
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院より病院祭の様子をご報告いただきました。

小学生向け「「くすり」をきちんと使っていますか?」やポリファーマシー啓発資材「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」など、協議会ホームページからご覧いただけます。

2023年11月25日に日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院にて「第14回 中村日赤ふれ愛まつり」を開催しました。
お子様から大人の方まで、幅広く地域の皆様にお越しいただき、ますます健康で元気なまちづくりへと繋がるべく取り組んでいるイベントになります。

薬剤部は小学生以下のお子様向けに「調剤体験」ブースを設け、薬剤師の仕事を楽しく知っていただきました。
処方箋には、薬に見立てた3種類のお菓子の名前と味、用法用量(1日●個〇日分 用法:がんばった時)を記載し、処方箋にそって調剤棚に設置したお菓子を調剤してもらいました。
また、一包化の機械の説明や、漢方薬の成分の元となる植物の見本を掲示しました。どちらも親御様と一緒に楽しく素敵な時間を過ごしていただけたかと思います。
1日を通して300人弱の方に調剤体験をしてもらいました。
楽しみながら私たちの仕事を知ってもらい、医療分野に興味を持ってもらったと感じました。

なお、本年度はさらに薬について知ってもらえるよう、くすりの適正使用協議会様にご協賛いただき、リーフレットやポスターをご提供いただきました。ブース内に設置し、お子様と一緒に来場される親御様に提供しました。
お子様向けのリーフレットをお渡しすることにより、幅広い世代に薬の適正使用を促すことに貢献出来たのではないかと思います。

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院(愛知県)
薬剤部 渡部 亨平さん

   

              

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2023配布中-6 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6af9206b3366393e640000da くすりの適正使用協議会 Tue, 13 Feb 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6af9206b3366393e640000da

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている病院さんからのコメントを紹介します。

 

静岡市立清水病院では、外来にてがん化学療法を受けられる患者様に対し、お薬手帳への化学療法オーダラベルの貼付を実施しております。
基本的には外来化学療法室にてすべての患者様に対して看護師が行っており、これにより開業医や保険薬局薬剤師との治療内容の共有化を図っております。
近年化学療法に用いられる抗がん剤が増加し、治療も多様化しており、病病連携や薬薬連携の重要性がより一層高まっております。

お薬手帳は連携を強化するうえで非常に重要なツールとして活用させていただいております。
このお薬手帳には、各ページの下部に残薬を記入する欄があります。患者様の中には、副作用等により経口抗がん薬をすべて服用できない方がいらっしゃいますので、この欄をご活用いただくことでより安全ながん化学療法が提供できるのではないかと感じております。

静岡市立清水病院(静岡県)
がん薬物療法専門薬剤師 杉山 弘樹さん

 

 
がん化学療法看護認定看護師 岩科 麻見さんと患者さん

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消費者教育ポータルサイトに取材記事が掲載 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0ef7ff443139655f8d0001dd くすりの適正使用協議会 Mon, 05 Feb 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=0ef7ff443139655f8d0001dd

くすり教育・啓発委員会が2023年2月に制作した小学生向けショート動画は、2023年7月より、消費者教育ポータルサイトでも公開しています。
同サイトは消費者庁が運営し、学校や地域などで消費者教育を行う学校の先生など向けに、商品の安全やトラブル対応能力を培えるような教材・資材を掲載するポータルサイトです。
教材は様々な団体が会社が提供しており、協議会もその一つです。

この度、OTC医薬品を含む医薬品の乱用が問題となっていることもあり、掲載した教材のうち、特に小学生向けショート動画の制作背景や内容などについて、当協議会 くすり教育・啓発委員会の西野潤一副委員長が取材を受けました。

その様子が1月17日にポータルサイトに掲載されましたのでご紹介します。

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