くすりの適正使用協議会 https://rad-ar.or.jp くすりの適正使用協議会は、誰もが健康な生活を実現するため、信頼できる情報をもとに判断し、行動できる社会を目指して活動をおこなっています。 Mon, 18 Nov 2024 10:00:00 +0900 ja hourly 1 令和6年度学校環境衛生・薬事衛生研究協議会にブース出展 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fd6f46da6335323f500000f4 くすりの適正使用協議会 Mon, 18 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fd6f46da6335323f500000f4

くすり教育・啓発委員会は、10月24日・25日に富山で開催された、令和6年度学校環境衛生・薬事衛生研究協議会でブース出展しました。
同協議会には学校薬剤師、養護教諭をはじめとする先生方が会場参加されました。

講演の中では、昨今のオーバードーズの問題を受け、小さい頃からくすり教育をおこない、薬の適正使用を身に付けることが必要であると、何度となく説明されていました。また積極的にくすり教育に取り組まれている先生の実践例も拝聴できました。

ブースには、これからくすり教育を実施する予定だという先生方が訪れていて、10月に公開されたオーバードーズ対処法啓発資材や、くすり教育のための小学生向けショート動画などを紹介しました。

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高知県立大学で出前研修および教職実践演習を実施 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6bb80e0f33623052b30000b7 くすりの適正使用協議会 Fri, 15 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=6bb80e0f33623052b30000b7

くすり教育・啓発委員会は、将来、養護教諭を目指している学生にくすり教育に関する出前研修を行なっています。
昨年に続き、今年度も高知県立大学看護学部の4回生8名を対象に、5月30日に出前研修を実施しました。

研修の前半は常山委員(興和)から、協議会の活動内容、くすり教育の背景、医薬品の分類や学習指導要領を解説し、後半は元井委員(日本新薬)から、実験を交えながら薬を飲む時の注意点を紹介しました。
その後、2名ずつに分かれて「自然治癒力に関する部分」と「くすりの主作用と副作用について」のテーマでグループディスカッションを行い、最後に各グループにテーマの内容で模擬授業を行ってもらいました。

研修終了後のアンケートでは、ほぼ全員から「実験があって理解が深まった」との感想が寄せられ、参加型・体験型学習にて納得することの大切さを、学生だけでなく講師も改めて実感しました。

学生たちは、その後6月に小学校や中学校にて約3週間の教育実習を行い、10月9日に振り返りの教職実践演習が行われました。
くすり教育・啓発委員会メンバーもWEB参加し、5月の出前研修の振り返りと実習先での体験等について、学生とディスカッションを行いました。

5月の研修以降、協議会のHPにアクセスしたり、実習期間中に薬に関する困りごとを体験した学生はいなかったものの、研修を依頼された先生からは「学生の頭には残っているので、今後色々な形で資材を活用できると思う」とのコメントをいただきました。

くすり教育に関する出前研修の講師メンバーは、アンケート内容の確認や当日の振り返りを行い、養護教諭を目指す学生向け研修の向上に取り組んでいます。

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2024配布中-4 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f664bfa2333939b9dd0002b4 くすりの適正使用協議会 Mon, 11 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=f664bfa2333939b9dd0002b4

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている薬局さんからのコメントを紹介します。

上町薬局は妙高市役所に隣接した、地域密着型の薬局です。

協議会のお薬手帳は、表紙の絵がかわいくて、中もカラフルで見やすくなっています。
薬を正しく使用するための知識がQRコードで検索できるようになっているので、若い患者さんにも興味をもっていただけると思います。

これからも、患者さんに正しい情報をお伝えしていきたいと思います。

妙高ファーマシイ上町薬局(新潟県)
薬剤師 山崎 元さん

     

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おくすり相談会で「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cad7431f3563660f250000d9 くすりの適正使用協議会 Fri, 08 Nov 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cad7431f3563660f250000d9

ポリファーマシー啓発資材「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」のリーフレットが、国立長寿医療研究センター主催で開催されたおくすり相談会で活用されました。

2024年10月6日、愛知県大府市の石ヶ瀬会館にて「薬と健康について学ぼう―簡易健康測定とおくすり相談会―」が開催されました。
このイベントは、国立長寿医療研究センターの主催で、大府市および、大府市薬剤師会、スギ薬局の協力のもと実施されました。
目的は、地域の高齢者やその介護者に向けて、ポリファーマシーのリスクや薬に関する基本的な知識を広め、健康管理の意識向上を図ることです。

今回のイベントでは、フレイルチェックや血圧測定、体組成測定、塩分味覚チェックなどの簡易健康測定をはじめ、くすりの副作用チェックと薬に関する個別の相談が行われました。
特に、会場では、「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」の冊子を参加者に配布、また、会場で動画を流してポリファーマシーに関する説明と理解を促す試みを行いました。

以下の主な相談内容に専門家が個別に対応し、健康管理に役立つアドバイスを提供しました。

  • 薬の副作用への不安
  • 長期服用している薬が自分に合っているかどうか
  • サプリメントの併用について
  • 薬を減らしたいという希望

参加者全員が「満足」または「かなり満足」とアンケートに回答し、「薬の不安が解消された」「相談を通してさまざまな疑問を解決できた」などの感想が寄せられました。
また、ポリファーマシーに関しては、言葉自体を「全く知らない」と答えた方が大多数であり、今後さらに広く認知を促進する必要があると感じました。参加者からは、「今回のようなイベントを継続して開催してほしい」との声が多数寄せられました。
今後も、このようなおくすり相談会を定期的に実施し、より多くの地域住民に健康情報を提供し続けることが期待されます。

国立長寿医療研究センター
薬剤部/長寿医療研修部 
高齢者薬学教育研修室長 溝神 文博さん

       

 

 

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城西国際大学薬学部での薬学生向けバイオ医薬品教材活用レポート https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96a73c7c386632ea9500024d くすりの適正使用協議会 Tue, 05 Nov 2024 12:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=96a73c7c386632ea9500024d

先進医療製品適正使用推進委員会は、薬学部の学生向けのバイオ医薬品動画教材を2022年に作成しました。

現在、世界の医療用医薬品売上高の上位をバイオ医薬品が占めていますが、現在の薬学教育では、バイオ医薬品について系統立てて学ぶ機会が少なく、人材育成の必要性が指摘されています。
動画教材を活用している城西国際大学の懸川友人学部長からのコメントをご紹介します。

城西国際大学薬学部では、大学4年生の2024年度F1(秋期1学期)「先端医療論」に協議会作成の動画を使用しました。

「1. バイオ医薬品の基礎知識」
「2. バイオ医薬品の開発」
「3. バイオ医薬品の製造」
「4. 医療現場での留意事項と有害反応」
「5. 抗体医薬品」
「6. バイオシミラー」
「7. バイオ医薬品が用いられている疾患領域とその作用機序」
「8. バイオ医薬品を取り巻く話題」

のすべてを対応する回で利用しました。

コンテンツは最新の情報をわかりやすく系統立てて説明されおり、各回学生は真剣に視聴していたので、理解も深まったのではないかと感じました。
これからもバイオ医薬品教材を活用していきます。

城西国際大学
薬学部学部長 懸川 友人さん

      

先進医療製品適正使用推進委員会では、最新の情報を教育現場にお届けするため、本教材を定期的に改訂していきます。
本教材が多くの薬学部で活用され、バイオ医薬品の人材育成につながることを願っています。

薬学生向けバイオ医薬品教材サンプル動画

 

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国際医療福祉大学で養護教諭のたまごにくすり教育出前研修 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=9a07e6ee3536390fd30003c9 くすりの適正使用協議会 Fri, 01 Nov 2024 11:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=9a07e6ee3536390fd30003c9

くすり教育・啓発委員会は10月10日、将来養護教諭を目指している国際医療福祉大学 小田原保健医療学部の4年生34名を対象に、くすり教育に関する出前研修を実施しました。
今回は、4年生の教育実習終了後の後付け指導の一環として行われました。

前半は難波委員(サノフィ)から、協議会の活動内容、くすり教育の背景、医薬品の分類や学習指導要領を解説。
後半は元井委員(日本新薬)より、薬を飲む時の注意点を実験も交えながら紹介し、その後、3,4人のグループに分かれて「自然治癒力に関する部分」と「くすりの主作用と副作用について」をテーマとしてグループディスカッションを行い、最後に模擬授業を想定して、各グループに発表を行ってもらいました。

実施後のアンケートでは、「授業をやってみようという所では、参加型の授業のため理解が深まり、どう教えたらいいのかと考える力を養うことができた」、「薬の実験や、実際の薬の形状や効果の仕組みなどを実験や模型を活用することで、目に見えて分かりやすかった」、「グループワークをすることで自分以外の意見も取り入れることができた」などの回答があり、参加型・体験型学習や視覚化することの大切さを改めて理解してもらいました。

研修を依頼された先生は、「そうだよね」といった共感、具体的な事例紹介やミニ問題を取り入れて理解度を確かめるといった、生徒と対話をしながら理解を深める授業の大切さを述べられました。

くすり教育に関する出前研修の講師メンバーはアンケート内容の確認や当日の振り返りを行い、養護教諭を目指す学生向け研修の向上に取り組んでいます。

 

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地域活動のイベントで「介護と服薬あるあるマンガ」活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cac65f9234393027f8000152 くすりの適正使用協議会 Mon, 28 Oct 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=cac65f9234393027f8000152

「介護と服薬あるあるマンガ」は、介護現場での服薬に関してもあるあるな出来事や、気づきをマンガで事例を挙げてわかりやすく解説しています。

地域活動のイベントで活用された事例をご紹介します。

9/14(土)、ショッピングモールのイベントスペースで地域包括支援センターの方々と共同で認知症普及活動を実施しました。
「介護と服薬あるあるマンガ」を印刷してラミネート加工したものを掲示し、「こういったことはないですか?」と興味がある方に声掛けを行いました。
特に、「【訪問薬剤師】薬のことなら任せて」、「【粉砕】飲み込めないんじゃ」のマンガは見てくれる方も多く、そこから相談につながる事例もありました。

イベントの概要としては他にも「血圧などの測定」「エコバッグ作り」「認知症相談会」「経口補水液作り」などを行い、お子さんから高齢者の方まで参加者は100名を超え大盛況でした。

イオン薬局福井開発店(福井県)
白戸 将道さん

 

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第2回オーバードーズに関するミニアンケート調査結果 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=c36545e2616463861f0001fd くすりの適正使用協議会 Fri, 25 Oct 2024 12:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=c36545e2616463861f0001fd

10月1日、協議会事務局では、オーバードーズを繰り返してしまう本人とその周囲の方を対象に、専門家へ繋がることを促すための対処法啓発資材を公開しました。

これに先立ち、協議会では、2023年5月に、オーバードーズ(OD)に関するメールマガジン会員対象のミニアンケートを行っています。今回は2024年9月に、第2回目となる調査を行いましたので、結果の概要をご紹介します。

今回は前回より100名以上多い244名の方にご回答いただきました。このテーマへの関心が高まっていることが感じられます。回答者は9割以上が薬剤師であり、養護教諭が1割弱でした。

前回:2023年5月実施 回答数139
今回:2024年9月実施 回答数244

●ODの背景や現状に対する理解は前回より17ポイントUP
大きく変化があったのは、「問題の背景、現状ともに理解している」割合でした。昨年からメディアでの報道が増えたことも影響がありそうです。

Q.青少年に一般用医薬品(市販のかぜ薬など)の過量服用(OD)が広がっている現状をご存知ですか。

●児童・生徒や関係者からの相談などは微増
事例を見聞きしたり、相談を受けた方は24.2%と、3ポイントUPにとどまりました。具体的な内容について確認したところ、学校での薬物乱用、特に風邪薬等の市販薬をODした事例の報告や相談が一定数みられました。相談したのは児童・生徒自身や保護者、教職員で、健康被害や家族関係の悩みについての相談も見られました。市販薬以外でも、カフェイン含有食品や処方薬に関する回答があり、救急搬送や精神科受診が必要となった事例も含まれていました。

Q. 青少年の一般用医薬品(市販薬)の過量服用について、児童・生徒、保護者、地域住民、関係者らから事例を見聞きしたり、相談を受けたことはありますか?

●回答者の関わる4割以上の学校で、ODに対する取り組み
前回と比べ7ポイントUPの、44.3%の学校にて、ODに対する何らかの取り組みが行われるようになっていました。具体的には、前回同様多かったのが、学校薬剤師による薬物乱用防止教室などの中で取り上げているとの声でした。

扱う内容は、決められた用法・用量を守り勝手に飲まないこと、一般用医薬品(市販薬)でもルールを守らなければ乱用であること、血中濃度との関係、辛いことがあったら先生や信頼できる大人に相談することなど。

また、くすり教育の授業や学校保健委員会、全体向け・個別の保健指導や、掲示物・保健だよりで取り上げているとの回答も見られました。ほか、保護者や学校教諭向けの講習を依頼された薬剤師は、相談機関の連絡先や保護者が気を付けたい子どもの変化などについても伝えていました。中には、学校の対策として、子どもに貸与している端末からダイレクトで相談できる仕組みを構築している学校もあるようです。

なお、回答者は当協議会のメールマガジンの会員であり、くすり教育に関心や熱意をお持ちの方々が多いことには留意が必要です。

●協議会には、啓発資材や教材、データが求められている
自由回答で協議会に望むことについても前回同様お聞きしたところ、啓発資材や教材の需要が高く、SNSや漫画など、子どもたちが理解しやすいメディアを活用してほしいとの要望が寄せられました。またODの具体的な事例やデータ、対処法についても求められていました。

協議会はODの対処法に関する啓発資材を公開したところであり、ODに陥ってしまっている事例や相談があった場合には、ぜひとも活用いただきたいと考えています。

また、一般用医薬品(市販薬)の販売制度の見直しなどについてもコメントがあり、社会全体での対策が必要とされていることが改めて示唆されました。

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第57回日本薬剤師会学術大会 ブース出展とポスター発表 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fb2dc3a035386166d90002ab くすりの適正使用協議会 Mon, 21 Oct 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=fb2dc3a035386166d90002ab

2024年9月22、23日の2日間、第57回日本薬剤師会学術大会が、埼玉県さいたま市の3つの会場とオンラインのハイブリッド方式にて開催されました。

協議会は、くすり教育・啓発委員会、くすりのしおりコンコーダンス委員会、先進医療製品適正使用推進委員会の3委員会合同で、さいたまスーパーアリーナの展示会場でブース出展を行いました。

ブースでは、協議会事業の紹介資材や各委員会が作成している啓発資材である「くすり教育用小学生向けショート動画」「介護と服薬あるあるマンガ」などを紹介するチラシ、「くすりのしおり活用法パンフレット(薬剤師向け・介護者向け)」、「ミルシルサイト紹介パンフレット」、「バイオ医薬品の紹介チラシ、これだけは知っておきたいバイオ医薬品(冊子)」、「ポリファーマシー啓発冊子(あなたのくすりいくつ飲んでいますか?)」、「オーバードーズ啓発資材予告チラシ」、「オリジナルお薬手帳」などを配布、説明をしました。

       

 

また、さいたまスーパーアリーナのポスター会場では、東京薬科大学とくすりのしおりコンコーダンス委員会共同で薬局薬剤師における患者フォローアップの実態調査についてポスター発表を行い、活発な質疑応答、討論が行われました。

発表内容は、9月25日付薬事日報の1面でも取り上げられています。

【東薬大 増井氏ら】半数が患者フォロー未実施‐かかりつけ獲得成功例も

 

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血液がんフォーラムにオンラインブース出展 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2882fdc53535336f1c0002c9 くすりの適正使用協議会 Fri, 18 Oct 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2882fdc53535336f1c0002c9

先進医療製品適正使用推進委員会は、がん患者さんやご家族のための日本最大級の血液がんフォーラムにオンラインブース出展いたします。
フォーラムは11月30日(土)・12月1日(日)にオンラインで開催予定です。

血液がんフォーラムは、血液がんの患者・家族に限らず、ドナーやボランティアを含む一般市民、医療従事者が血液がんを知り、学び、集う場所づくりを目指して開催されます。
オンラインブース「あつまれ!血液がんの仲間たち」では、全国で開催している患者会の情報、血液がん治療を支える医療機関や関係機関の情報、患者さん向けの情報を発信している企業の情報を集約しています。

くすりの適正使用協議会のオンラインブース

 

 

8月24日(土)・25日(日)には、国立がん研究センター築地キャンパス研究棟で開催された、ジャパンキャンサーフォーラムにもオンラインブースを出展しました。
オンラインブースは、フォーラム終了後も1年間公開されています。

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【インターネットインフィニティー×くすりの適正使用協議会】 医療介護連携の要であるケアマネジャーが 医薬品情報を理解して適切なケアにつなげるための支援が求められる https://rad-ar.or.jp/release/post?id=f8ea122b39346316f600008c くすりの適正使用協議会 Wed, 16 Oct 2024 11:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=f8ea122b39346316f600008c

2025年を目途に全国で地域包括ケアシステムの構築が進められています。高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるようにするためには、医療と介護の連携をスムーズに行い、適正な医薬品の使用を促すことも重要なポイントとなります。

そこで、一般の方にも理解しやすい医薬品の適正使用情報「くすりのしおり」※の提供などを行っている一般社団法人 くすりの適正使用協議会(所在地:東京都中央区、理事長:俵木登美子、以下「協議会」)と、介護支援専門員(ケアマネジャー)向けの会員制ウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」を運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:別宮 圭一、以下「インターネットインフィニティー」)は、共同で介護職(ケアマネジャー)の医薬品情報へのアクセス状況や課題を明らかにするためのアンケート調査を実施しました。

※「くすりのしおり」は製薬企業約180社が、医療用医薬品の添付文書の内容に基づき、一般の方にも理解しやすいように簡潔かつ平易な言葉でまとめた医薬品情報提供書です。必要に応じ更新され、常に最新の情報として提供しています。
https://www.rad-ar.or.jp/siori/

■調査概要
調査名:「医薬品情報に関するアンケート」
期間:2024年8月3日~2024年8月13日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー(居宅介護支援事業所もしくは地域包括支援センターに勤務)
調査サンプル数:547名
調査方法:WEBアンケート

当調査の回答者は、主任ケアマネジャー350人(64%)、ケアマネジャー197人(36%)であり、居宅介護支援事業所に勤務する者が91%、地域包括支援センターに勤務する者が9%でした。医療系の資格保持者は約15%にとどまり、ほとんどが介護福祉士や社会福祉士などの介護・福祉系の資格保持者でした。年代は40代が30.7%、50 代が38.0%、60代が24.5%であり、ケアマネジャーとしての経験年数は5年未満が8.8%、5年以上10年未満が21.0%、10年以上15年未満が29.1%、15年以上が41.1%であり、経験豊富なベテランケアマネジャーが回答者の多くを占めていました。

■ケアマネジャーはケアプラン作成や利用者・家族の質問対応、医療者との連携のために医薬品情報を調べている

ケアマネジャーに「日常業務で個別の医薬品情報を調べることはどれくらいありますか?」と尋ねたところ、月に1回以上(48.1%)と回答した者が最も多く、次いで1週間に1回以上(30.9%)、6か月に1回以上(11.2%)、1年に1回以上(2.6%)、毎日(2.4%)となりました。個別の医薬品情報を調べることはないと回答したのは4.9%に過ぎず、多くのケアマネジャーは月に1回以上は医薬品情報にアクセスしているという実態が見えてきました。

次に「どのような時に個別の医薬品情報を調べますか?」と質問したところ、ケアプランを作成する時(59.6%)と利用者または家族から医薬品について質問された時(59.4%)という回答が多く、次いで医療職(医師・薬剤師・看護師)とのコミュニケーションの為(47.7%)、介護スタッフから医薬品について質問された時(22.9%)という選択肢が多く選ばれました。

ケアマネジャーの8~9割は介護・福祉職の資格保持者であり、医薬品情報について必ずしも詳しくない中で、ケアプラン作成や利用者・家族の質問対応、医療者との連携時に、自ら医薬品情報を調べているようです。

■医薬品情報は専門的な表現が多く理解が難しいと感じるケアマネジャーが多い

続いて「日常業務で個別の医薬品を調べる場合にどうしていますか?」と尋ねたところ、88.5%のケアマネジャーが都度インターネットの検索エンジン(Google、Yahoo!等)で検索して調べると回答しました。薬剤情報提供書(薬情)を確認する(40.6%)および医薬品添付文書を確認する(17.9%)は半数以下にとどまり、医療職に照会する頻度も高くはありませんでした(薬剤師に尋ねる;29.6%、看護師に尋ねる;27.1%、医師に尋ねる;9.3%)。

また、医薬品情報を調べる際にいつも決まった媒体を用いて調べているというわけではなく(決まったWEBサイトで調べる;8.2%、専門書籍で調べる;2.2%)、その都度、検索エンジンで表示された候補を見て回るという行動がメジャーであるようでした。

さらに「自分で医薬品情報を調べる時、どのようなことを感じますか?」と尋ねた結果を上図に示します。専門的な表現が多く理解が難しい(37.8%)という回答が最も多く選択されました。次いで、記載されている情報量が多く読む気になれない(27.6%)、どの情報が正しいのか分からない(26.9%)という選択肢が多く選ばれました。逆に、特に問題はないと回答したケアマネジャーは34.6%いました。

医薬品情報を調べる際に困難を感じているケアマネジャーは約7割にのぼり、これは医薬品に関する専門的な教育を受けていない者が多いために、医薬品情報に接した際に難しさを感じたり、どこを読めばいいのか迷ったり、正しい情報がどれか分からなかったりするためではないかと考えられます。

■ケアマネジャーにも分かりやすい医薬品情報が求められている

そもそもケアマネジャーが必要とする医薬品情報とはどのようなものなのでしょうか。「日常業務で医薬品のどのような情報が必要ですか?」と質問した回答を下図に示します。

薬の作用や効果(93.2%)や薬の副作用(86.3%)が多く、医薬品の使用目的や安全性を確認したいというニーズが強いようです。次いで、他の薬(食品)との飲み合わせや影響について(53.4%)、薬の飲み方や飲む量(52.7%)、薬を飲み忘れた時や多く飲んだ時の対処法(43.0%)など、服薬管理上の注意点が挙がりました。薬の保管方法・廃棄方法(22.7%)、吸入薬や自己注射等の使い方(21.9%)、薬の外観(記号、色、大きさ、形など;21.0%)について知りたいと答えたケアマネジャーも決して少なくはありませんでした。

加えて、「日常業務で医薬品情報について気になっていること、困っていることがあれば教えてください」という自由回答(任意)の質問も行いました。回答者547人のうち329人が回答し、そのうち特になし、困っていないといった回答を除外した194回答をまとめた表を下に示します。

医薬品に関する疑問点は医師や薬剤師などの医療職に照会することで正しい情報が得られると考えられますが、先ほど示した通り、ケアマネジャーはいつでも気軽に医療職に尋ねられる状況ではないようです。

このような状況を踏まえると、介護・福祉職出身のケアマネジャーであっても理解しやすく、ニーズに合った情報が得られる仕組みを整えることが重要であり、かつインターネットを通じて容易にアクセスできることが求められます。

今回の調査では、協議会サイトで公開している一般向けの信頼出来る医薬品情報「くすりのしおり」についても聞いています。その中で「くすりのしおり」を知っていると回答したケアマネジャーは19.2%でしたが、実際に「くすりのしおり」の1例を確認してもらった所、今後活用したいと言う意見も多数ありました。協議会は今後、ケアマネジャーに対する「くすりのしおり」の認知度を高めて行きたいと考えています。なお、更に詳細な結果は関連学会等にて発表することを検討しています。

一般社団法人 くすりの適正使用協議会:
くすりの適正使用協議会は、くすりの適正使用を普及・啓発するために、1989年に創立されました。「誰もが健康な生活を実現するため、信頼できる情報をもとに判断し、行動できる社会を目指す」ことをVISIONに掲げ、様々な会員が活動に参加しています。医療用医薬品の情報を患者さん向けに分かり易く記載した「くすりのしおり」や、製薬企業の作成する患者さん向け情報を「くすりのしおりミルシルサイト」で提供するほか、医薬品の本質を評価する「薬剤疫学」の普及促進、くすり教育の支援などに取り組んでいます。

https://www.rad-ar.or.jp/
https://www.rad-ar.or.jp/siori/

株式会社インターネットインフィニティー:
全国のケアマネジャー10万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(https://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(https://www.recordbook.jp/)を展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運営。
介護関係者や介護家族を対象とした調査や、疾患啓発、勉強会の集客支援、資材制作などの情報発信サポートを承っており、製薬会社や医療機器メーカーの皆様にご活用いただいております。

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介護と服薬あるあるクイズ【飲み忘れ】を掲載! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=27154fdf6435314ff3000129 くすりの適正使用協議会 Wed, 16 Oct 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=27154fdf6435314ff3000129

くすり教育・啓発委員会 服薬ケア・コミュニケーション分科会では、薬に関する介護現場での困りごとと、それに対する解説やアドバイスを紹介した「介護と服薬あるあるマンガ」シリーズを作成し、ホームページで公開しています。
さらに、学んだ内容を振り返ることができるよう、「ミニクイズ」を随時掲載しています。

今回掲載した「【飲み忘れ】薬を飲み忘れたら次に2回分飲んでいい?」のミニクイズでは、薬の飲み忘れについての利用者さんからの相談にどう対応するかなど、日常生活でよくあるシチュエーションをもとにクイズを作成しています。
また、クイズには回答と共に監修者による解説もありますので、薬を飲み忘れた際の適切な対応についてクイズで学びませんか?

今後もあるあるマンガにミニクイズを加え、楽しみながら介護職の方が役立つ情報を得られるよう発信していきます。

 

介護と服薬あるあるマンガより
【飲み忘れ】薬を飲み忘れたら次に2回分飲んでいい?

 

 

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2024配布中-3 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=5c304a1961323168ee000398 くすりの適正使用協議会 Fri, 11 Oct 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=5c304a1961323168ee000398

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている薬局さんからのコメントを紹介します。

つばさ薬局船岡店は基幹道路に面した、様々な医療機関の処方箋を受け付ける、地域密着型の薬局です。

協議会のお薬手帳は、自分の情報(アレルギー歴など)やかかりつけ医、日常的に使用する薬局などを記載する欄が大きく見やすいので、手帳に記載する患者さん側も、手帳を見る薬剤師側もわかりやすくなっているのはとても良いと思います。

これからも薬の適正使用を推進し、患者さんの健康を守るためにお薬手帳を活用していきたいです。

(一社)みやぎ保健企画
つばさ薬局船岡店(宮城県)
薬剤師 大沼 沙織さん

    

 

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地域住民公開講座で活用-ポリファーマシー啓発素材 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=54eaed3e643932b44e0001c1 くすりの適正使用協議会 Mon, 07 Oct 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=54eaed3e643932b44e0001c1

協議会ホームページで公開されているポリファーマシー啓発資材「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」が講演などで活用されています。
今回は、北海道旭川市にある豊岡中央病院の薬剤師さんが講師を務めた公開講座の様子を報告いただきました。

7月18日(木)と30日(火)、北海道旭川市で地域住民公開講座が開催されました。
当院薬剤師が講師として、ポリファーマシーについてお伝えしました。

参加者のほとんどが「ポリファーマシー」という言葉を今回はじめて知り、「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」の冊子と動画を視聴することで知識を深めていました。

当方、ポリファーマシーに関する資材を探していたら、本サイトにたどり着きました。
高齢者にもわかりやすい表現で文字も見やすく、大変有用な資材を活用させてもらいました。
ありがとうございました。

豊岡中央病院(北海道旭川市)
薬剤師 朝野 雄一郎さん

 

サイネージなどに使える動画も無料でダウンロードできます

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第17回くすり教育オンライン座談会を開催しました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=56a134c2303939782e00017d くすりの適正使用協議会 Fri, 04 Oct 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=56a134c2303939782e00017d

※座談会の様子(皆様に写真撮影の了解をいただきました)

くすり教育の現場の声を教材開発に生かし、教材利用者同士の情報共有を目的とする「くすり教育オンライン座談会」。

9月11日に開催した第17回座談会のテーマは、「不登校の児童・生徒、フリースクールに通っている児童・生徒に対するくすりの適正使用教育の実態」。お子さんが不登校になった経験をお持ちの方をゲストスピーカー(以下、Gさん)に迎え、不登校の子供たちの現状について情報共有いただきました。様々な職務を持つ参加者がそれぞれの立場で実施していることも共有いただき、闊達な意見交換がなされました。

不登校の現状

  • Gさんのお子さんは、友達とのトラブル、先生からのプレッシャーが原因で小4~小6まで不登校となり、不登校となった翌日からは市内のフリースペースで過ごしていた。(不登校のお子さんの場合、まずは家でしばらく過ごしてから外に出るパターンが多いので珍しいケース)
  • フリースペースではゲーム、トレーディングカード、外で工作など好きなことをして過ごしていた。学習支援は週2回2時間程度で殆ど勉強はしていない(集団で勉強することはない)。不登校の子供たちの居場所となるような塾もあり、そこに行く日もあった。
  • 7~8年程前は不登校生徒のメインは中学生だったが、今は小学生がボリュームゾーンとなっていると思われる。
  • 不登校の子供からよく聞く生活様式として、朝起きられない、昼夜逆転、家でずっとゲーム、外に出たがらない、SNSでずっとやりとり、といったものが挙げられる。
  • 不登校の親から相談される内容として、このままでいいのかとの不安、ゲーム制限の是非、学習遅延・進路、顔の見えないSNSの先にいる人への警戒、子供にどこまで関わればいいのかわからない、といったものが挙げられている。親も不安を抱えていることが伺える。
  • 思春期など親の存在を疎ましく感じる時期の不登校の場合、親からの話を聞きたくない子供も多いと思われ、親から薬の情報を伝えることが難しい。
  • 不登校支援を行っている地域が増え、メタバースで参加できる取り組みも実施されている。メタバースは子供たちに親和性が高い。パソコンからも様々な経験が可能。動画を活用することもできるので、こういうところに薬剤師等が関与してもいいかもしれない。

  ■ 不登校等児童生徒支援センター(さいたま市メタバース)
   ⇒「不登校等児童生徒支援センター」で検索

  ■ 戸田型オルタナティブ・プラン(戸田市メタバース)
   ⇒「不登校等児童生徒支援センター」で検索

  • 体験型のプログラムに参加している方も多く、不登校の子供が外に出るきっかけにもなる。薬樹薬局では、「とつかっこ夏まつり」で「こども薬剤師体験」として、薬剤師の体験ブースを出展している。
    (出典:薬樹薬局ニュース https://www.yakuju.co.jp/yakuju_pharmacy/news/2023/08/16/2257/

  • 外に出られる子供は(社会に)つながる機会があるが、家から一歩も出ない子供もいる。不登校の期間は友達と会わない子供も少なくない。地元のコミュニティに入り辛く、地元の人と会わないところに行きたい場合もある。

  • 現在、メタバースやバーチャルにどんどん人が集まっている。いのちの電話はつながりにくいが、今後その代わりがバーチャル空間になるのではないか。

  • 「家で勉強して家で学ぶ」、いわゆるホームスクーリングを実践している親が増えている。不登校児の親中心で運営されている「多様な学びプロジェクト」という団体からは、ホームスクーリングの情報共有もされている。
       ⇒「多様な学びプロジェクト」で検索

  • 不登校児に対する学校からの家庭訪問は大変プレッシャーになる。学校や親の圧力が消えた段階で子供が学校に行けるようになるのではないか。子供自身が自分を感じる時間を作る。休憩後に子供が興味本位で参加できるようなものであればよいのではないか。


意見交換

  • 今まで子供たちの職場体験ということで薬局が協力したことはある。
  • 不登校になると精神科を受診するケースがあり、そこから薬局に繋がることはあるが、それがないと不登校の子供と繋がることが難しいと感じる。
  • 患者さんとして不登校の子供に関わることはあり、薬の説明をすることでコミュニケーションをとる。家族が来た場合は、家族も巻き込んで薬の話をしている。
  • 発達障害と学校の環境が合わなくて不登校となっていることもある。薬は飲んでいる。
  • 中学では強迫症、摂食障害が増加し、薬を飲んでいる子供が増えている。中学生くらいから親の管理が行き届かなくなるのが怖いので、親の言うことを聞かなくなる前に薬の情報を入れた方がよいと思う。小学校3~4年生あたりがよいのではないか?
  • 近くの中学校でフリースクールへ通っている生徒が2人いるが、学校との連携がうまくいっている。
  • 不登校の子供も親と繋がっていたいと思っているが、思春期でもあり難しい。昔と違い今は親に話せないことを話せる第三の大人が周囲に少ない。話を聞く際は、正しさを押しつけず、共感から入るほうが、信頼関係を築ける。
  • 不登校のお子さんが周りにいない。今回初めて状況が分かった。
  • 生徒の親がオーバードーズしているケースがある。子供は辛いが、学校の先生が好きなので学校には通っている。生徒と学校の信頼関係を築ける環境がよい。
  • 今日の座談会を起点に、視野を広げたりお子さんに声をかけたりすると、今後の活動範囲が広がるかもしれない。ITが苦手でも、得意な人の助けを借りて、参画することで(学校)薬剤師、養護教諭として新たな支援の一歩が踏み出せるかもしれない。
  • 今回不登校について初めて話を聞き、勉強になった。チャットツールなどに匿名で参加していく中で支援できるのかもしれない。
  • 隣の病院がカウンセリングをしている関係で、親御さんから学校に通った方が良いかと相談を受けたことがある。親御さんは、“自身は知識がないが、個人的には学校でそんなに頑張らなくても、親が考えていけば、学校にこだわらなくてもいい気がする”と話していた。自身の地域にもフリースクールもあると今回調べて初めて知った。



不登校のお子さんのために参加者がどんな力になれるのか考えるきっかけとなる有意義な会となりました。

第18回は2024年10月16日 20:00~21:00に開催予定

第18回テーマは「高校における薬物乱用防止教室」です。
日時:2024年10月16日(水) 20:00~21:00

この座談会は、くすり教育に携わっている方でしたらどなたでも参加可能です。
ご興味をお持ちの方、座談会へ参加ご希望の方は、ぜひ問い合わせフォームから「くすり教育」を選んでご連絡ください。

この座談会で取り上げてほしいテーマ、悩み事などがございましたらお寄せください。検討させていただきます。

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オーバードーズ対処法啓発資材 公開 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=92e708d66338360db300032b くすりの適正使用協議会 Tue, 01 Oct 2024 16:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=92e708d66338360db300032b

オーバードーズを繰り返し、依存症になってしまった、あるいはその可能性がある子どもたちは、精神保健の専門家に繋がり適切な医療を受けることが重要です。

協議会事務局では、オーバードーズを繰り返してしまう本人とその周囲の方を対象に、専門家へ繋がることを促すための啓発資材を制作しました。
それぞれの立場の方々に向けて、まずは何をしたらよいかを示すことで、専門家に繋がる一歩を踏み出していただくことを啓発するものです。
地域の実情に応じて、教育の場やドラッグストア店頭などで活用されることを期待しています。

資材はホームページよりどなたでもダウンロードできます。
A4用紙に両面印刷をして活用いただくことを推奨します。

 

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警視庁等4団体で薬物乱用防止に向けた覚書を締結 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=c098f3e138346693ab0002db くすりの適正使用協議会 Tue, 01 Oct 2024 16:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=c098f3e138346693ab0002db

2024年10月1日、警視庁、東京都薬剤師会、日本薬剤師会及びくすりの適正協議会の4団体で、「児童・生徒の薬物乱用防止に関する覚書」を締結し、締結式を行いました。医薬品の過剰摂取(オーバードーズ:OD)が大きな社会問題となっていることに対し、関係団体が連携して子どもたちへの薬物乱用防止活動を効果的に推進することを目的として活動を行っていこうとするものです。

今後、東京都内の小学校、中学校及び高等学校等を対象に、警視庁と学校薬剤師が「~正しい知識で自分を守る~TOKYO薬物乱用防止教室」を共同実施するほか、薬局やドラッグストアなどの店舗での薬物乱用防止の取り組みを進めていくこととしています。

協議会では、これまでも教育用資材の制作・提供などのくすり教育の支援を行ってきましたが、覚書の下で、引き続き、ODに陥らせないためのくすり教育の支援を進めていきます。

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オーバードーズ対処法啓発資材を公開 くすり教育の場や薬局・ドラッグストアなどで活用を! ~松本俊彦先生および厚生労働省 監修~ https://rad-ar.or.jp/release/post?id=bed6b3dd6639306f20000294 くすりの適正使用協議会 Tue, 01 Oct 2024 15:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=bed6b3dd6639306f20000294

一般社団法人 くすりの適正使用協議会
日本大学薬学部

 一般社団法人 くすりの適正使用協議会(理事長:俵木登美子)(以下協議会)と、日本大学薬学部薬剤師教育センター(以下日大)は、オーバードーズ(以下OD)の対処法に関する啓発資材を共同制作し、10月1日より協議会サイトで無料公開しました。資材は、医師である松本 俊彦氏(国立精神・神経医療研究センター)と厚生労働省に監修いただきました。

 近年、医薬品のODが社会問題となっており、10~20代の若い世代では特に深刻です。これまで以上に若者へのくすり教育の重要性が増している中で、協議会は主に資材提供を通じて、引き続きくすり教育の一層の推進を支援していきます。  一方で、ODを繰り返し、依存症になってしまった、あるいはその可能性がある若者は、精神保健の専門家に繋がり適切な医療を受けることが重要です。 本資材では、本人や周囲が当事者として「はじめの一歩」を踏み出すためのヒントをまとめました。必要に応じて専門家に繋がることを推奨しています。

 地域の実情に応じて、くすり教育の場やゲートキーパーとなり得る薬局・ドラッグストア店頭などで活用され、ODに苦しむ若者が救われることを願っています。

 本資材は協議会HPでの公開のほか、日本薬剤師会、日本チェーンドラッグストア協会、日本保険薬局協会、日本医薬品登録販売者会、日本OTC医薬品協会において活用に向けて会員への周知にご協力いただきます。  また、10月1日に警視庁等4団体で締結した「児童・生徒の薬物乱用防止に関する覚書」に基づき、くすり教育の強化とともに、本資材について警視庁、東京都薬剤師会にも普及・活用にご協力いただきます。

■資材の3つのポイント
・ODにハマってしまうきっかけの一例をマンガでわかりやすく表現
勉強やスポーツで良い成績を上げたいという向上心からODへ陥ってしまった一例を示しました。

・本人、友達、保護者、先生、それぞれへ向けたメッセージを掲載
もしかして依存症かも…友達が…子どもが…生徒が…。ODの迷路からの脱出に向け、依存症かもしれない本人、友達、保護者、先生が当事者として「はじめの一歩」を踏み出すためのヒントをまとめました。

・HPより無償ダウンロード可能
A4用紙に両面印刷をしての活用を推奨します。白黒印刷も可能です。

■資材概要
【制  作】一般社団法人 くすりの適正使用協議会、日本大学薬学部薬剤師教育センター
【監  修】松本 俊彦(国立精神・神経医療研究センター)、厚生労働省
【資材の形態】A4・1枚(両面)のPDF形式、サイトコンテンツ

■一般社団法人 くすりの適正使用協議会について
 医療用医薬品の情報を患者さん向けに分かり易く記載した「くすりのしおり®」や、製薬企業の作成する患者さん向け情報を「くすりのしおりミルシルサイト」で提供するなど、薬の適正使用を推進する活動を行っています。
https://www.rad-ar.or.jp/siori/

■日本大学薬学部薬剤師教育センターについて
 地域薬剤師会や学校等地域保健の現場と協働し、多職種で連携した保健教育活動や教材開発を行い、地域保健の向上を目指した活動をしています。
https://www.pha.nihon-u.ac.jp/academics/laboratory/center/yakuzaishi/

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児童・生徒の薬物乱用防止に関する覚書を締結 ~警視庁・東京都薬剤師会・日本薬剤師会・くすりの適正使用協議会~ https://rad-ar.or.jp/release/post?id=bdca40213930665cb20000da くすりの適正使用協議会 Tue, 01 Oct 2024 15:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/release/post?id=bdca40213930665cb20000da

 本日、⼀般社団法人 くすりの適正使用協議会(東京都・中央区、以下協議会)は、警視庁、東京都薬剤師会および日本薬剤師会と【児童・生徒の薬物乱用防止に関する覚書】を締結しました。

 警視庁と東京都薬剤師会が「~正しい知識で自分を守る~TOKYO薬物乱用防止教室」を東京都内の小学校、中学校及び高等学校等において共同実施し、児童・生徒の薬物乱用の危険性に関する正しい知識の習得と規範意識の醸成を図るとともに、四者が連携して児童・生徒を薬物乱用から守るための小売店舗等における取組の推進を図ります。 協議会は、教育資材の提供など、これまでのくすり教育の支援活動をさらに進めてまいります。

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消費生活リーダー養成講座で講義 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=8a46cb9b30393151450002d2 くすりの適正使用協議会 Fri, 27 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=8a46cb9b30393151450002d2

くすり教育・啓発委員会では、一般の方に知っておいていただきたい薬の知識を当サイトや冊子で提供するなど、薬に関する正しい情報の発信に努めています。

その活動の一環として、一昨年、昨年に引き続き、2024年8月に一般社団法人 北海道消費者協会主催「消費生活リーダー養成講座」の1コマとして、「大切な人を守るくすりの知識」というテーマでオンライン講義を行いました。

講義は動画やクイズを交えた構成にし、聴講者の方に薬の正しい知識を楽しく知ってもらえるよう工夫をしました。例えば、「ジュースや唾液のみで薬を飲むのはNG行為です。そうしようとしている大切な人が隣にいたら、皆さまは何と声をかけてその行為にSTOPをかけますか?」と問いかけ、どのような声かけをするかを聴講者の方に考えていただきました。また、薬の飲み合わせについて実験動画を交えて紹介し、より具体的に伝わるよう工夫しました。

身近にありながらも、ゆっくり立ち止まって考える機会の少ない薬のことを考える、よい機会となっていればうれしいです。
また、講演後のアンケートでは、聴講者の方から嬉しい感想がありました。こちらを紹介します。

「くすりのしおり」で検索できることを知ることができて良かったです。ネットには素人がもっともらしい理屈をつけて嘘の解説をしているものもよくあり、信頼性の高い情報源を求めていました。

これは講演の中で、協議会が作成している「くすりのしおり」を紹介した感想として挙げられました。現在は、多くの情報が簡単に入手できる世の中となっています。そんな中でも、薬に関する正しい情報に辿り着いてほしい、薬に関する正しい情報を知っていただきたい、との思いで活動していることが認められた気がして大変励みになりました。一般の方に信頼される情報を提供できるよう、引き続き私たちも精一杯取り組んでまいります。

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2024配布中-2 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b8bdf585373231e98c000178 くすりの適正使用協議会 Tue, 24 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=b8bdf585373231e98c000178

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている病院さんからのコメントを紹介します。

岡本病院では、入院患者さん中心にお薬手帳をお渡ししています。

協議会のお薬手帳は、かかりつけ薬局、かかりつけ医、ケアマネージャーについて記載でき、残薬記載ができるなど、いいとこどりしたレイアウトになっています。
入院時にほしい患者情報が詰まっており、地域や多職種で情報共有するのにありがたい一冊です。
患者さんからも挿絵がかわいい、掲載情報が役立つと評判がいいです。

岡本病院(兵庫県)
薬剤師 追分 靖弘さん

 

 

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介護と服薬あるあるクイズ「【他人の薬】もらった薬飲んでいい?」掲載 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=8eb63eff6364384411000079 くすりの適正使用協議会 Fri, 20 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=8eb63eff6364384411000079

くすり教育・啓発委員会 服薬ケア・コミュニケーション分科会では、薬に関する介護現場での困りごとと、それに対する解説やアドバイスを紹介した「介護と服薬あるあるマンガ」シリーズを作成し、ホームページで公開しています。

さらに、このマンガや解説から学んだ内容を振り返ることができるよう「ミニクイズ」を随時掲載しています。

今回掲載した「【他人の薬】もらった薬飲んでいい?」のミニクイズでは、他の人から薬をもらった場合に起こる問題について出題しています。
クイズの回答には解説もついていますので、介護現場でよくある事例について、知識の整理も兼ねてミニクイズに挑戦してみませんか?

今後もあるあるマンガにミニクイズを掲載し、楽しみながら介護職の方に役立つ情報を発信していきます。

 

介護と服薬あるあるマンガより
【他人の薬】もらった薬飲んでいい?

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第9回日本薬学教育学会大会でブース出展 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=893fee5e633238383a000160 くすりの適正使用協議会 Tue, 17 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=893fee5e633238383a000160

先進医療製品適正使用推進委員会は、8月17日~18日に東京薬科大学で開催された第9回日本薬学教育学会大会でブース出展を行いました。
学会大会には、薬学教育・薬剤師教育に従事する大学教員や病院、薬局の薬剤師などが参加されていました。

  

左から 吉田副委員長、学術大会実行委員長の三浦典子さん、矢田委員長

協議会は、東京薬科大学学生会館2階にブースを設置し、大型モニターにて薬学生向けバイオ医薬品教材動画を放映、同教材PDFを印刷ファイリングしてバイオ医薬品教材の紹介を行いました。

薬学生向けバイオ医薬品教材のニュースリリースはこちら

 

薬学生向けバイオ医薬品教材サンプル動画

 

その他、「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」、「バイオ医薬品ってどんなもの?」、「マンガでわかるバイオ医薬品-がん治療薬編」、「マンガでわかるバイオ医薬品-自己免疫疾患治療薬編」、「マンガでわかるバイオ医薬品-アレルギー疾患治療薬編」の見本冊子を展示し、無料ダウンロード用チラシの配布を行いました。

出展を通じて、教材の存在を知らなかった大学教員の方ともバイオ医薬品教育の実情や課題についてお聞きすることができました。
学会期間中に早速利用申請もいただいています。また、既に教材を使って下さっている方からは、教材の感想や要望をお聞きすることができ、効果的な情報発信・収集となりました。

先進医療製品適正使用推進委員会では、今後もバイオ医薬品の適正使用推進のために活動してまいります。

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共同ステートメント2024年度フォローアップ会議 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=e77122a565396238ac0000b1 くすりの適正使用協議会 Fri, 13 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=e77122a565396238ac0000b1

2018年3月に「共同ステートメント」として6団体が宣言を発表して以降、継続的に6団体の代表が集まり、各団体の宣言内容にかかる活動状況を共有しあい、議論を重ねてきました。

2024年6月5日(水)に2024年度のフォローアップ会議が開催されました。
各団体からそれぞれの活動状況が報告されたあと、ポリファーマシー問題、オーバードーズ(OD)問題、健康食品による健康被害の問題などについて意見交換されました。

座長
宮川 政昭

公益社団法人日本医師会 常任理事
田尻 泰典 公益社団法人日本薬剤師会 副会長
宮崎 真 日本製薬工業協会ファーマコビジランス部会
浅井 文和 NPO 法人日本医学ジャーナリスト協会 会長
山口 育子 認定 NPO 法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長
俵木 登美子 一般社団法人くすりの適正使用協議会 理事長

(所属・役職は会議開催時のもの)

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くすり教育レポート-小学生向けショート動画活用~愛知県薬剤師会 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1da21ccb353938f8ac00018e くすりの適正使用協議会 Mon, 09 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1da21ccb353938f8ac00018e

くすり教育・啓発委員会が作成した小学生向けショート動画は、小学校で行われている薬物乱用防止教室の冒頭に活用でき、短時間で「くすりにはルールがあること」を解説し、使い方などにルールの無い薬物乱用の話に続けてもらうことを想定して作成しています。 今回は、愛知県薬剤師会の曽田 高弘さんからの活用事例をご紹介します。

レポート
2024年8月1日、愛知県豊川市教育員会主催の「親と子の健康教室」にて、小学生を対象にショート動画を用いて薬の正しい使い方を学んでもらいました。ショート動画に、学校薬剤師活動の理解、間違った薬の使用による副作用発現の可能性、そこから薬物乱用につながること、実験を追加することで、視覚から内容の理解を深めてもらうことを目標に講演しました。

薬剤師が薬教育を講演するにあたり、初めからパワーポイントを作成することはかなりハードルが高く、講演を断るケースもあると聞きます。その点、このショート動画は加工して使用することが認められていることでとても加工しやすく、時間をかけずに作成でき本当に助かりました。
パワーポイント内容もとても分かりやすく、動画や実験をすることで視覚から訴えられるので効果的で、出席者からは分かりやすかったとのアンケート結果をいただきました。

今やオーバードーズが社会問題となり、学校薬剤師の存在が世間から求められ、我々薬剤師も活躍するチャンスだと考えます。
講演をする際は児童・生徒に合わせた内容にすることが重要です。このショート動画を少し工夫して使用すれば、小学生にわかりやすい動画を作成できます。是非、児童・生徒のためにショート動画を活用し講演していただけたら幸いです。

愛知県薬剤師会 常務理事
愛知県学校薬剤師会 副会長
曽田 高弘

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バイオ医薬品ってどんなもの?~活用事例-小山記念病院 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=552063106537665f850000f9 くすりの適正使用協議会 Fri, 06 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=552063106537665f850000f9

患者さん・一般向け教育、研修用資材「バイオ医薬品ってどんなもの?」の活用例として、茨城県の小山記念病院での事例をご紹介します。
本資材は、患者さん・一般の方向けにわかりやすく作成したパワーポイント式の資材で、小山記念病院では、患者さんに説明をするための事前の知識共有のため、薬剤部の勉強会でご活用いただいています。
薬剤師の先生からのコメントをご紹介します

小山記念病院では、薬剤部内で定期的に勉強会を開催しています。
バイオ医薬品は幅広く使われており、特に当院では、
 ・がん
 ・糖尿病
 ・炎症性腸疾患
の分野で使用機会が多く、薬剤部内での患者説明をするための事前の知識共有として勉強会を企画しました。

【PPTを使用して説明した先生からのご感想】
バイオ医薬品、中でもバイオ後続品について掘り下げて勉強する機会はありませんでしたが、抗がん薬のバイオ後続品を採用したことで患者さんに説明する事項が増えました。何か分かりやすい資料はないかと悩んでいたところ、今回の資料にたどり着きました。パンフレットや資料には、要点がかみ砕いて記載されているため、薬剤師がバイオ医薬品やバイオ後続品について患者さんに説明するために最初に学ぶ教材として大変分かりやすかったです。また、資料はパワーポイント形式になっていたため、限られた時間で行う薬剤部内の勉強会に配る資料として編集できたことも良かった点です。最近では、患者さんの説明用資料として使用しています。

【PPTを使用した勉強会を受講した先生からのご感想】
バイオ医薬品について簡潔にまとめてあり、とてもわかりやすい資料でした。バイオシミラーとジェネリック医薬品の違いなど、患者さんへ説明すべきポイントが理解できました。

今後もバイオ医薬品の勉強を続けたいと思います。

小山記念病院(茨城県)
薬剤部 深水 勇伍さん

 

 

一般の方にも分かりやすいよう平易な言葉で作られたこの資材は、日頃から患者さんと対話する機会が多い薬剤師の方が、すぐに使える言葉でバイオ医薬品について解説していることが特徴です。

「バイオ医薬品ってどんなもの?(PPT版・患者さん・一般向け教育、研修用資材)」を様々な場面でぜひご活用ください。

資材は無料ダウンロードできます

 

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地域高齢者フレイル調査・啓発プロジェクトで「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2198a2bd65616439d3000059 くすりの適正使用協議会 Mon, 02 Sep 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=2198a2bd65616439d3000059

ポリファーマシー資材の「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」のリーフレットが、高崎市地域のフレイル予防イベントで活用されています。

高崎健康福祉大学の理学療法学科、健康栄養学科、薬学科の共同プロジェクトとして、高崎市、渋川市の公民館や集会所等の高齢者の集まりにてフレイル調査および啓発活動を展開しております。

2024年3月からこれまでに、12か所でイベントを実施させていただきました。
今後来年3月までに同様のイベントを開催予定で延べ600名ほどの参加を見込んでおります。

提供いただいたパンフレット「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」を、フレイルに関わるポリファーマシーについての説明に使用させていただいております。

教育の一環として学生が参加者向けに説明することもあり、要点をつかんだパンフレットの存在がとてもありがたいです。

高崎健康福祉大学薬学部薬学科
臨床薬学教育センター
高橋 雄太さん

 

 

 

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第16回くすり教育オンライン座談会を開催しました! https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=ae96238d633362b53300025f くすりの適正使用協議会 Thu, 29 Aug 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=ae96238d633362b53300025f

※座談会の様子(皆様に写真撮影の了解をいただきました)

くすり教育の現場の声を教材開発に生かし、教材利用者同士の情報共有を目的とする「くすり教育オンライン座談会」。

7月24日に開催した第16回座談会のテーマは、「薬物乱用防止教室(以下、薬乱教室)の内容や運営の事例共有」。今回の座談会に先立ち実施した薬乱教室の実施に関わるアンケート結果が協議会から共有された後、ご参加の皆様から運営の事例等をご紹介いただきました。


  • 480人規模の学校において、オーバードーズ(以下、OD)の授業を実施している。主には、生理痛に伴う痛み止めの使い過ぎに気をつけるように注意喚起を行っている。
  • 中学生対象にODや大麻グミ、覚せい剤、麻薬を含めて授業している。警察からも講義してもらっている。授業には警察の講義内容とも重複する内容も含めている。授業の資料は誰でも同じように使用できるように工夫している。
  • 薬乱教室を実施しているが、話をする生徒が何回も授業を受ける環境のため、成長段階に応じて授業の内容を工夫している。
  • 都市部と地方で(薬乱教室に対する興味や理解について)ギャップを感じる。地方では(薬物乱用やODは)自分達には関係ないものとして聞いているように思われることがある。そのため、学校卒業後、都会に出た際に巻き込まれないよう指導している。
  • ODや違法薬物がダメという観点ではなく、健康を保つためにどう薬を使うかの観点から話をしている。グループワークをしてお互いに気づきを得る場を設けている。
  • 個々の授業は実施していないが、千葉県医師会の県民向け広報紙「ミレニアム第89号」内の記事「からだのソラシド♪ マナボっと」において、10歳から学んでほしいという目的でODに関して掲載した。内容はよりリアルに感じてもらうための最近の事例とし、危険ドラッグに関しては含めていない。記事の中に困った時の相談先を掲載した。

からだのソラシド♪ マナボっとのダウンロードはこちら

  • ライフサイエンス教育研究会では、危険ドラッグよりも薬や食品に関する問い合わせが多いため、そういったところからマニュアルを作成している。完成後はホームページに掲載予定。

    上記のとおり、薬乱教室の内容や運営の事例に関して参加者の中で共有されました。

第17回は2024年9月11日 20:00~21:00に開催予定

第17回テーマは「不登校の子どもやフリースクールに通学中の子どもに対するくすり教育はどうなっている?」です。
日時:2024年9月11日(水) 20:00~21:00

この座談会は、くすり教育に携わっている方でしたら参加可能です。
ご興味をお持ちの方、座談会へ参加ご希望の方は、ぜひ問い合わせフォームから「くすり教育」を選んでご連絡ください。

この座談会で取り上げてほしいテーマ、悩み事などがございましたらお寄せください。検討させていただきます。

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宝くじ社会貢献広報事業ーオリジナルお薬手帳2024配布中-1 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=525728c931646528d6000051 くすりの適正使用協議会 Mon, 26 Aug 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=525728c931646528d6000051

今年度、日本宝くじ協会の助成を受けて作成したオリジナルお薬手帳について、配布協力をいただいている薬局さんからのコメントを紹介します。

とまり薬局には妊娠希望する方や妊婦さんが来局することが多く、協議会オリジナルお薬手帳をお渡しする際に「このお薬手帳は“妊娠・授乳とくすり”や“子どもにくすりをのませるコツ”などわかりやすいサイトの案内があり、QRコードから見ることができます」とお伝えすると喜んでもらえました。

妊婦さんは新規の患者さんも多く、お薬手帳を初めて持つ方も多くいらっしゃるので、お送りいただいたお薬手帳ほんとうに役立っています。
これからも患者さんに正しい情報を提供していきたいと思います。

とまり薬局(沖縄県)薬剤師 鈴木 聡子さん

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厚労省通知に「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」掲載 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=20a86c8d6439394a250002dc くすりの適正使用協議会 Fri, 23 Aug 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=20a86c8d6439394a250002dc

2024年7月22日に、厚生労働省から「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」が公表されました。

ポリファーマシー対策を始める前に準備しておくべきこととして、「患者や患者家族にポリファーマシーの問題を理解してもらうため、説明用のリーフレ ット等をいつでも活用できるよう準備しておく」ことが必要とされ、患者さんや患者家族への説明資材の例として、「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」のリーフレット、ポスター、動画のリンクが掲載されました。

この文書は、厚生労働省の高齢者医薬品適正使用検討会(座長:印南 一路/慶應義塾大学総合政策学部教授)での議論を経て、地域において高齢者のポリファーマシー対策の取り組みを進めるためのツールとしてとりまとめられたものです。
広く関係者の方々にこの啓発資材が活用され、ポリファーマシー対策が進むことを期待します。

ポリファーマシー対策の厚労省の通知文書より

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2024年度薬剤疫学入門セミナー開催 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1f2818ce64336547bc000188 くすりの適正使用協議会 Mon, 19 Aug 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=1f2818ce64336547bc000188

7月11日、薬剤疫学委員会 ファーマコエピデミオロジー推進分科会主催の薬剤疫学入門セミナーをオンラインにて開催しました。
本セミナーは、薬剤疫学の基礎について学んでいただくために毎年開催しています。
協議会会員会社、非会員会社に加え、今年度より医薬品医療機器総合機構からの参加もあり、130名以上の方に参加いただきました。

例年通り、医薬品リスク管理計画(RMP)、疫学の基礎的な内容から入り、薬剤疫学/症例報告/症例集積研究、コホート研究、ケース・コントロール研究、ネステッド・ケース・コントロール研究と具体的な研究手法についての解説後、製造販売後データベース(DB)調査・研究の事例紹介をしました。講義資料については、毎年見直しをしておりますが、今年は特に、医薬品リスク管理計画、コホート研究、DB調査・研究について、大きく見直し、最新情報も入れて、より理解しやすい説明といたしました。

最後に、福井大学医学部教授 附属病院薬剤部長 後藤伸之氏より、医療に携わる立場から『リアルワールドデータを医薬品適正使用に活用する-ごみの山から宝の山へ-』をテーマとした特別講演がありました。医療における観察研究の方法論の説明とともに、複数の具体例を挙げての分かり易い説明でした。講演を通して、安全性担当者は、医薬品という物質を“毒”にさせないで,“くすり”にするために情報を駆使する重要な仕事を担っていることを強調されました。

 

製造販売後データベース(DB)調査・研究のスライドより

特別講演のスライドより

参加者からは、以下のようなコメントが寄せられ、大変好評でした。

  • 個人的な知識不足により理解が追いつかないところもありましたが、どの講義も丁寧に説明いただきとてもわかり易かったです。全体を通して時間管理も素晴らしく、ところどころ復習の時間があるところもよかったです。業務において、疫学研究結果に触れることが増えてきたので、調査デザインの違いやそれぞれの調査指標について、基礎的なところからご説明いただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
  • 研究デザイン、リスク比・オッズ比、バイアスと交絡の影響等、日頃の安全性業務において論文を読む際に曖昧であった部分が整理されて非常に有用でした。また、市販後の個別症例評価の妥当性について疑問であったが仮説の生成や検証に役立つと分かり、マインドセットになったと同時に情報収集・詳細調査の重要性を再認識できました。
  • この度はセミナーを開催してくださりありがとうございました。本日の講義の中では特に後藤伸之先生の特別講演が大変勉強になりました。普段行っている症例のモニタリングや集積検討の重要性と本来の目的を改めて学ぶことができ、身が引き締まりました。

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コロナワクチン・治療薬情報-更新 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=4125 くすりの適正使用協議会 Thu, 15 Aug 2024 09:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=4125

2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症は法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組みから、個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取り組みをベースとした対応に変わっています。
最新の情報は厚生労働省のホームページを確認しましよう。
国内の感染者数が増加しており、改めて「3つの密」の回避、せっけんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行、家やオフィスなどの換気、マスクの着用などの感染予防対策に努めましょう。

 

新型コロナウイルスワクチン情報

新型コロナワクチンの情報については、科学的根拠や信頼できる情報源に基づいていない不正確なものもあり、注意が必要です。
厚生労働省のホームページに、「新型コロナワクチンについて」の情報がまとめて掲載されています。

新型コロナワクチンQ&A

国立成育医療研究センターでは、妊娠・授乳中の新型コロナウイルスワクチン接種の安全性に関する情報をまとめて提供しています。

妊娠・授乳中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種について
妊婦さんの新型コロナウイルス感染症に関するFAQ

国立成育医療研究センターホームページ

COVID-19ワクチンの安全性に関するICMRAステートメント

 ※ICMRA:薬事規制当局国際連携組織(International Coalition of Medicines Regulatory Authorities)

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページに、COVID-19ワクチンの安全性に関する重要な情報が提供されています。

  • ワクチンは、コロナウイルス感染による重症化、入院および死亡のリスクを減らします。
  • コロナウイルスは変異し続けるため、ワクチンの追加接種が必要となる可能性があります。
  • 世界中で行われた130億回を超える接種の結果から、全年齢において承認されたワクチン接種は、リスクを大きく上回る利点があります。
  • 副反応の多くは一時的なもので軽症です。非常にまれ(1万人当たり1人未満)に重篤な副反応が確認されており、規制当局はリスク低減策を講じています。
  • ワクチン接種後の事象(副反応の疑い)を収集し、・継続的に評価しています。報告された事象の殆どはワクチンによるものではありませんでした。
  • ワクチンの有害な作用による死亡よりもインターネット上にある、安全性に関する誤情報により個人がワクチン接種をしなかったことで、より多くの死亡をもたらした可能性が高いです。
  • ワクチンが死亡の要因となった根拠はありません。例年に比べたときの死亡増加は、コロナウイルス感染のピークとほとんど一致しており、特に、ワクチンが入手できなかった初期の頃に顕著でした。
  • 新たな研究では、ワクチン接種者ではコロナ後遺症が起こりにくい可能性も示されています。

上記は協議会にて要約したものです。
詳しくは、PMDAホームページ「COVID-19ワクチンの安全性に関するICMRAステートメント(2023年6月26日付)」をご確認ください。

 

 


妊娠可能な世代の女性へ

妊婦が飲んではいけない治療薬があります。
妊娠可能な世代の女性の患者さんは、以下の文書をお読みください。

国立成育医療研究センターでは、新型コロナウイルス感染症の主な治療薬および候補薬の妊娠中の安全性に関する情報をまとめて提供しています。

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「お薬と健康について」講演でポリファーマシー資材活用 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=80469856386562ee1b000251 くすりの適正使用協議会 Tue, 13 Aug 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=80469856386562ee1b000251

協議会ホームページで公開されている資材が講演などで活用されています。
今回は、山形県山形市の「出倉ふれあいいきいきサロン」での講演内容を報告いただきました。

地域包括支援センターより、「お薬と健康について」講演をおねがいしますと、地域サロンの代表者から依頼を受けての開催となりました。

山形県山形市本沢地区を管轄している「山形西部地域包括支援センター」がとりまとめとなり、8つのサロンで講演をする「本沢地区 元気もりもり応援隊」(サロンなどへの職員派遣組織)組織を運営しています。
地域の医療施設、介護施設、医療専門学校や消防、警察などの専門職から講師を派遣して、講演をしております。
その中で、我々さくら調剤薬局長谷堂店は、医薬品、認知症、生活習慣病(健康づくり)を担当しております。

6月28日に「お薬と健康について」を1時間程度、講演させていただきました。
参加者は、60歳代~80歳代までの18名+地域包括支援センターの職員の方1名でした。

事前に、薬に関する質問などを、サロンの代表者の方からいただいておりましたので、講演内容は、それに対しての解説が中心となりました。
また、今回資料を送っていただきました「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」を加えた形での講演内容としました。

「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」の動画を見ていただいたあとで、スライドにて、各項目に解説を加え「ポリファーマシーとはなんぞや?」から解説を加え、かかりつけ薬剤師、お薬手帳の活用方法についてまで講演しました。
「ポリファーマシー」をご存知無い方が、ほとんどでした。我々医療者だけが知っている言葉なんだな…と改めて思いました。

また、事前にいただいていた質問内容は、下記のような内容でしたので、質問のいくつかは、「介護と服薬あるあるマンガ」をスライドにして解説を加えながら講演いたしました。

  1. 薬を飲み忘れた時は、どのように対応したら良いか?
  2. お茶や紅茶などで服用して良いのか?
  3. 医療用の薬を服用しているが、市販薬を服用しても良いのか?
  4. 薬は服用してからどのくらいで効き目が現れるの?
  5. 調剤薬と市販薬ではどう違うのか?
  6. サプリメント、機能性表示食品について
  7. 飲酒と薬の関係は?
  8. 災害時に備えて、薬の管理の仕方(何日くらい備蓄するべきか?)
  9. 飲み忘れて、余った薬のことについて

介護と服薬あるあるマンガは、文字で表示するよりも理解しやすく、参加していただいた方々にもわかりやすくご理解いただけたようです。

参加者の方は、さくら調剤薬局長谷堂店を普段からご利用していただいている方が多く出席されていたので、講演最後の質疑応答の時間も複数のご相談がございました。普段から知っている薬剤師への質問なので皆さん質問しやすかったようでした。

今回の「出倉ふれあいいきいきサロン」での出張講演は、今回で3回目になります。
毎回コンテンツを変えて講演させていただきましたが、くすりの適正使用協議会 様から提供された資料を活用することで、わかりやすく、楽しいスライドを作成することができました。ありがとうございました。
薬局に来ていただいて講演を聞くよりも、サロンなどの地域コミュニティに出向いての講演するほうが地域の皆さんは参加しやすいようです。

今後は、他の地域サロンへの出張講演依頼にも対応できるように改良を加え、今後も地域の皆さんに健康情報を提供出来るように活動をしたいと思っております。

さくら調剤薬局長谷堂店(山形県)
薬剤師 佐藤 剛実さん

 

 

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星薬科大学薬学部での薬学生向けバイオ医薬品教材活用レポート https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3d17cb53323730094a000180 くすりの適正使用協議会 Mon, 05 Aug 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3d17cb53323730094a000180

先進医療製品適正使用推進委員会は薬学部の学生向けのバイオ医薬品動画教材を2022年に作成いたしました。 

現在、世界の医療用医薬品売上高の上位をバイオ医薬品が占めておりますが、現在の薬学教育では、バイオ医薬品について系統立てて学ぶ機会が少なく、人材育成の必要性が指摘されています。
動画教材を活用している星薬科大学の細江教授からのコメントをご紹介します。

星薬科大学では協議会作成のバイオ医薬品動画を使用しています。

本演習の中で、対象学生に「1. バイオ医薬品の基礎知識」「2. バイオ医薬品の開発」の項目を学習させました。
特に、「1. バイオ医薬品の基礎知識」のディスカッションポイントである「日本ではどのようなバイオ医薬品が製造販売されているか」のとりまとめを個人演習の課題としました。なお、講義の時間制約のため、「3. バイオ医薬品の製造」、「4.医療現場での留意事項と有害反応」、「5.抗体医薬品」、「6.バイオシミラー」、「7.バイオ医薬品が用いられている疾患領域とその作用機序」、「8.バイオ医薬品を取り巻く話題」は、資材共有の上、任意学習としました。
いずれのコンテンツもわかりやすく詳細に説明されているので、学生の理解も深まったのではないかと感じました。

本年度はトライアルとして導入したため、今後教育効果等について検証を進めていきたいと考えております。

星薬科大学薬学部
生物制御科学研究室教授 細江 智夫さん

 


サンプル動画

先進医療製品適正使用推進委員会では、最新の情報を教育現場にお届けするため、本教材を定期的に改訂してまいります。
本教材が多くの薬学部で活用され、バイオ医薬品の人材育成につながることを願っています。

 

※ご注意※
本教材は、薬学部の学生向けコンテンツとなります。
薬剤師の方向けバイオ医薬品e-learningは、こちらで紹介しています。

 

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2024年度 講演会・交流会開催 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=4800b6df64383538aa00030b くすりの適正使用協議会 Fri, 02 Aug 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=4800b6df64383538aa00030b

協議会は6月28日、協議会の活動を支える理事や委員、そして活動にご協力いただいている外部の方々など80名が参加のもと、講演会・情報交換会を開催しました。

講演会では、俵木理事長から、拡大が続くくすりのしおりの活用や最近の協議会活動をお話したのち、東京薬科大学教授の益山 光一氏、厚生労働省 安全対策課長の野村 由美子氏より、それぞれ以下のテーマについてご講演いただきました。

普段はそれぞれの委員会として活動しているなか、各委員会関係者が一度に会する本講演会では横断的なコミュニケーションも生まれ、生き生きした参加者の表情が印象的な会となりました。協議会は、医薬品の適正使用に、より一層力を尽くしていきます。

活用広がるくすりのしおり

        一般社団法人 くすりの適正使用協議会 理事長 俵木 登美子

患者さんへの情報提供について考える

    ~ますます高まる情報提供とコミュニケーションの重要性~

東京薬科大学 薬学部 教授 益山 光一氏  

くすりの適正使用のための最近の医薬品安全対策の動きについて

                厚生労働省 医薬安全対策課 課長 野村 由美子氏

 

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小学生向け教材「勇者ジョーザの冒険」の動画バージョン制作中 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3dd2e38830396519e6000062 くすりの適正使用協議会 Mon, 29 Jul 2024 10:00:00 +0900 https://rad-ar.or.jp/topics/post?id=3dd2e38830396519e6000062

公益社団法人茨城県薬剤師会学校薬剤師会と日本大学薬学部薬剤師教育センター(以下日本大学)が共同制作し、協議会が作成に協力した小学生向けパワーポイント教材「勇者ジョーザの冒険」の動画バージョンを今般、日本大学と東京アニメーションカレッジ専門学校が制作中です。

この教材は、悪の魔王「病魔」にさらわれてしまったくすりの国の姫「カプセリーゼ姫」を主人公「ジョーザ」とその仲間たちがくすりのミッションをクリアしながら助けに行く冒険物語です。冒険中に仕掛けられた様々な「ミッション」から、くすりの正しい使い方を学ぶことができる教材で、パワーポイント版を2021年9月に公開し、くすり教育HPから利用が可能です
その物語部分に動画を導入した動画バージョンがこの秋に完成します。

初回のパワーポイント教材誕生時には、つくばビジネスカレッジ専門学校(茨城県つくば市)の学生さんに各登場人物のイラストを制作いただきましたが、今回は東京アニメーションカレッジ専門学校(東京都新宿区)の声優学科の学生さん達に協力いただきました。

キャラクターを演じる声優を選ぶため、学内で公募のうえボイスサンプルを収集し、キャリアデザインコースの学生さんや指導教員の先生方の審査の下、担当する声優が決定しました。
また、動画制作を行う為のカット割りやアフレコを実施するための台本制作等はキャリアデザインコースの学生さんが担当し、アフレコ当日の音響監督も務めてくれました。

■担当いただいた皆さん

カプセリーゼ姫  宮下愛蘭さん コナール 生熊夕実さん ジョーザ 吉田愛叶さん

カプセリーゼ姫

宮下愛蘭さん

コナール

生熊夕実さん

ジョーザ

吉田愛叶さん

シロッピアン

竹下美咲希さん

注射衛門

菊澤颯さん

病魔

大越龍弥さん

■制作協力

声優学科キャリアデザインコース2年(制作当時)

  • 飯塚 ひなのさん
  • 鵜飼 彩名さん
  • 鈴木 裕二さん
  • 千葉 愛里さん

総合キャリアデザインコース3年(制作当時)

  • 中嶋 真理枝さん

■アフレコの録音作業の様子

本格的なスタジオでの録音作業

本格的なセリフ台本

この動画バージョンを活用すると、学校薬剤師等のくすり教育担当者が一人で授業を行うことが可能になります。また、オンラインでのくすり教育実施にも活用いただけます。まだくすり教育に慣れていない教育者にも気軽に取り組んでもらえるようになると考えています。

動画バージョンは、2024年10月「薬と健康の週間」には発表できる予定です。他の教材と同様に協議会のホームページからどなたでも無料でダウンロードいただけます。ぜひお楽しみに!

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