介護士
山岸 大輔氏

副作用における学びを深めるために、介護職がすべきこととして最初にご紹介したい点は以下となります。

・利用者様がどのような薬を服用されているかを知る。
・服用されている薬の副作用が何かを確認し、介護職が利用者様のリスク予測をする。

介護職の強みのひとつは、専門職の中で誰よりも利用者様の生活場面に近い点です。

特に処方が変わったときなど薬剤師の方と連携し利用者様の副作用を把握、ケアを行うことが重要であります。

経験では、主訴により睡眠薬が別の薬剤に変更されたことに伴い、その効果が長続きしたことで、翌朝歩行時に転倒されたことがありました。

どうして普段スムーズに歩ける方が、その時はふらふらと歩かれてしまったんだろうと考えたことがありました。

「普段と何か違う」という利用者様の声や、介護職がケアする中で何か気づきがあった際は、必ず薬剤師の方へ相談するようにしましょう。

 
 

薬剤師
玉井 典子氏

ご利用者の中で立ち上がった時ふらつく、上手くバランスが取れないなどの症状がみられることがあると思います。

そのような場合、内耳や脳神経などの病気も考えられますが、実は使用している薬の副作用が原因のこともあります。

具体的には、中枢神経に影響を及ぼす抗てんかん薬・抗不安薬・抗うつ薬・神経障害疼痛改善薬、血圧低下によるα遮断薬・降圧薬、聴覚障害を起こす抗菌薬の一部などです。

これらのお薬が追加になったり、増量になったりした時は注意して観察してあげてください。
そして気になる症状が見られたら薬剤師までご相談ください。

 

監修:株式会社 友愛メディカル 常務取締役
薬剤師 玉井 典子
生活介護サービス株式会社 代表取締役
介護士 山岸 大輔

 

 

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