6月の総会にて、協議会活動の透明性・公平性を一層高めることを目的に、製薬企業会員外である、日本医師会、日本薬剤師会、アカデミア、患者支援団体から理事を初めてお招きしました。

新中期活動計画「MIRAI 20-22」は、この新役員体制により、強力に推進していきます。

なお、日本医師会からの理事につきましては、8月1日付で今村 聡氏から宮川 政昭氏に変更になりました。
 

宮川 政昭 公益社団法人 日本医師会
この度、理事に就任いたしました、日本医師会常任理事の宮川です。
本年6月末より薬事や日本医師会治験促進センター等を担当しております。薬事といいましても医薬品医療機器等法は複雑かつ範囲も想像以上に広いものだと改めて実感しております。
ところで、協議会の皆さんとご一緒するのは今回が初めてではありません。活動に参加されている委員の皆さま向けの講演会、そして「患者と医療者のパートナーシップ~コンコーダンスのススメ~」の動画に参加しました。
くすりの適正使用協議会では特に「育薬」の視点で活動されてこられたと認識しております。
薬のことを患者さんに理解してもらい、正しく薬を使ってもらう、こうした基本を大切にすることを発信できればと思います。よろしくお願いいたします。
田尻 泰典 公益社団法人 日本薬剤師会
くすりの適正使用協議会との出会いはその前身の「日本RAD-AR協議会」に遡ります。
当時、薬局を開局し、院外処方箋を受け始めた私は現在とは違い医薬品情報の入手の大半が添付文書のみでした。「薬剤情報提供書」を発行している薬局も皆無で、例えば服薬指導の際、副作用の初期症状を伝えるのにも苦慮していました。
「くすりのしおり」の存在を知り患者さんに的確な服薬状況の聞き取りや指導ができるようになったものです。
今後更に高度な薬物治療が行われ、より正確でわかり易い情報が求められる事でしょう。
国民が自身の治療に積極的に加わる際、正確な医薬品情報入手ツールとなる事を期待します。
望月 眞弓 慶應義塾大学名誉教授・薬学部特任教授
この度、くすりの適正使用協議会の理事に就任いたしました。
協議会は「くすりのしおり」や「くすりの教育」などを通じて国民の医薬品の理解と適正使用の推進を行ったり、医薬品の真の有用性の確認や副作用の因果関係の解明のための薬剤疫学研究に力を注いだりしてこられました。どちらも今後の医療においてますます重要になる課題です。
協議会の設立は1989年で30年以上も前になります。その頃からこうしたことの重要性に着目し活動してきた協議会の先見の明に敬意を表すとともに、協議会の活動に理事として参画できることに身が引き締まる思いです。協議会の素晴らしいこれまでの事業を振り返りつつさらなる発展に寄与できたら幸いです。
山口 育子 認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML
患者の自立と主体的な医療参加を目指して、1990年から30年間活動を続けてきました。
「賢い患者になりましょう」を合言葉に、患者と医療者のより良いコミュニケーションの構築に力を入れています。特に日常の活動の柱は電話相談で、1件の平均時間40分をかけて、これまで63,000件を超える生の声に耳を傾けてきました。
薬は自分で使用することが多く、副作用への心配も含め患者の関心は高い内容です。昨今、何度も問題になった極端な情報流布や美容関連の誤った使用など、薬にまつわる問題は山積しています。
適切な情報を患者が入手するにはどうすればいいのか、患者の立場で長年活動してきた経験を活かし理事として貢献できればと考えています。

※敬称略

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