介護士
山岸 大輔氏

ある時、見かけない薬がシートで大量にあったため利用者様に確認したところ、一時的にお通じがあまり出ないからと、お友達から勧められてもらった薬を飲まれていたということがありました。

似たような経験の話をよく伺います。

服薬介助を行う際の大切なポイントの一つとして、ご本人が処方されている薬かどうか確認を行うことです。
例えば一包化された薬であれば、今ではご本人のお名前が印字されていることも増えてきています。

ただ訪問時にお部屋にあるお薬を介助させて頂くだけでなく、普段から利用者様が何を飲まれているのかを確認することが重要です。

もし普段とは異なる薬を飲まれている、またはお持ちだったときには必ず薬剤師さんに相談しましょう。

 
 

薬剤師
玉井 典子氏

純粋な好意から、同じような症状の家族や知人に自分の使っている薬を差し上げたりする方を見かけることはありませんか。

しかし医療機関からの処方せんにより薬局などで提供される薬は、医師が患者さん一人一人のその時の症状や状態を総合的に診て、決定しています。

そしてその内容が、個々の患者さんにとって副作用や飲み合わせなどで問題が無いかどうかも、薬剤師が確認してから調剤しています。

そのため、同じ症状だからといって勝手に他人の薬を使うと思わぬ副作用が生じたり、もともと使っている薬の効果が強くなったり反対に弱くなってしまうことがあります。

もしかしたら症状が同じように見えても、全く違う原因の病気かもしれません。

よって他人の薬をもらったり、差し上げたりすることは決してしてはいけません。

また風邪、発熱、下痢などの症状で、配置している薬を使う場合も、定時的に飲んでいる薬と飲み合わせなどの問題が無いか、必ず薬剤師に相談してから使うと良いでしょう。

 

監修:株式会社 友愛メディカル 常務取締役
薬剤師 玉井 典子
生活介護サービス株式会社 代表取締役
介護士 山岸 大輔

 

 

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