協議会は、9月15日、16日に愛媛県松山市の松山大学にて行われた日本社会薬学会第38年会にて、学会との共催ワークショップを行いました。

学会との共催は今年で2回目であり、今年は、現在協議会が取り組んでいる共同ステートメント実現のための取り組みの一つとして、健康や医療に関する記事の読み解き方を取り上げました。なお、この企画にあたっては、メディアドクター研究会の協力を得ています。

まずワークショップに先立って行われた教育講演で、医療ジャーナリストで京都薬科大学客員教授である北澤 京子氏が「インターネット時代の健康・医療情報の読み解き方」と題して講演。10歳代から50歳代のほぼ100%がネットを利用する中、香港の大規模デモに関するSNSを使った世論操作やフェイクニュースの例などが紹介されました。
そして、誰もが情報を作ると同時に伝えることができ、その情報が瞬時に拡散される現在、情報を伝える側と使う側の双方の取り組みが必要と訴えました。

続いて行ったワークショップ「有名人の闘病体験報道を評価してみよう~メディアドクター指標を用いて~」では、北澤氏のリードのもと、15名の薬剤師らがメディアドクター研究会の評価指標5項目を用いて、実際に大手メディアに掲載された有名人のがん報道に関する記事2本を評価しました。
個人で評価した後に各班ごとに統一見解を発表し、その後、当協議会くすり教育啓発委員会副委員長の嶋田 光希委員(慶応義塾大学)より、患者さん・一般市民への健康情報の見極め方に関する啓発活動を、事例を用いて紹介しました。

ワークショップ後の質疑応答は鋭い質問が飛び交い、急きょ駆け付けたメディアドクター研究会幹事長の渡邊 清高氏も加わり、核心に迫った質疑応答となりました。

北澤 京子氏

嶋田 光希委員

ワークショップの様子

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