ベネフィット・リスクマネジメント実践委員会 薬剤疫学分科会は2月15日(金)、協議会会員向けセミナー「薬剤疫学を学ぶ会」を開催しました。
今年も明治薬科大学教授 赤沢 学氏を招聘、製造販売後データベース調査を意識して、データベース研究で留意すべきアウトカムバリデーション、データベース研究の国際比較についての最新情報を解説していただきました。

明治薬科大学教授 赤沢 学氏
今回は赤沢研究室の大学院生である三村 亘氏も参加、具体例として『MRSA*感染症のバリデーションスタディを実施するとしたら』を提示され、5~6名でグループディスカッションを行いました。

明治薬科大学 三村 亘氏
会員企業の製販後調査・研究、安全性評価などの担当者ら49名が熱心に聴講し、質疑応答も活発でした。
MRSA* :メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
参加者の声(抜粋)
- 事前に読んでおくべき資料文献を示していただき、それを講義で掘り下げていく形式はとても良いと思いました。
- 日本のデータベースの限界を踏まえてのご説明でしたので、とても分かりやすく、今後の業務に役立つと思いました。
- 自社でデータベース研究を検討する際の参考になりました。