くすりの適正使用協議会は、日本社会薬学会との共同企画として、10月8日、千葉県船橋市の日本大学薬学部で開催された日本社会薬学会第37 年会で2つの教育セミナーを企画・開催しました。
やってみよう!「英語版くすりのしおり」を活用した英語による服薬指導(初級編)
オーガナイザー:泉澤 恵氏 (日本大学薬学部 専任講師)
1.「英語版くすりのしおり」の紹介
講師:栗原 理氏(くすりのしおりコンコーダンス委員会 委員長)
2.実例を生かした患者さんに伝わる英語対応
講師:黒澤 菜穂子氏 (北海道科学大学薬学部 教授)
柳本 ひとみ氏 (北海道科学大学薬学部 講師)
3.英語版くすりのしおりを活用した学習成果型の融合教育と実際のドリル演習
講師:大塚 邦子氏 (横浜薬科大学 准教授)
実際に行われている薬剤師向けの活動の紹介、また、大学の授業で実施されている、店頭での外国人対応の模擬授業を参加者に体験してもらうなど、今後薬局にて外国人患者さんへの対応に役立つ大変有意義なセミナーになりました。
店頭での外国人対応
座長:福島 紀子氏 (帝京平成大学薬学部 教授)
講師:廣瀬 明香氏 (のぞみ薬局)
自作の「指さし会話帳」を使って誰でもコミュニケーションがとれるとされ、また、英語を使う在日外国人や、海外渡航する日本人のために「英語版くすりのしおり」が活躍していると評価されました。