くすりのしおりコンコーダンス委員会(栗原 理委員長)は、2018年9月9日に東邦大学薬学部(習志野キャンパス)で開催された第12回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会において、外国人の患者さんに対応した経験がある409名の薬剤師を対象に調査した、調剤薬局における外国人患者さんへの対応実態についてポスター発表を行いました。

「調剤薬局における外国人患者への対応実態調査2018」ポスターはこちら

英語版医薬品情報を必要と「思う+少し思う」と389名(95%)が回答しましたが、参考にする英語版医薬品情報があると答えたのは50名(12%)であり、その中で英語版しおりを活用しているのは28名(56%)でした。

調剤薬局では、外国人対応スタッフの配備や医薬品に対するコミュニケーションは十分でなく、361名(88%)の薬剤師が外国人対応に不安を感じていました。

外国人の患者さんとのコミュニケーションは「日本人と同程度にできている」のは12名(3%)と少なく、「最低限のことしか出来ていない」は244名(60%)でした。

また、英語版くすりのしおりの認知や英語参考情報の有無と、不安の解消やコミュニケーション程度のアップとの関連はみられませんでしたが、生活習慣のアドバイスが出来るなどコミュニケーションスキルが高いと、不安は軽減する可能性を示唆する結果も得られました。

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