バイオ医薬品適正使用推進委員会は20176月、医療関係者向け情報資材『これだけは知っておきたいバイオ医薬品』を公開しました。

医療関係者の方々にバイオ医薬品についての基本的な情報を理解していただき、日々の業務の一助になればという思いを込めております。

「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」PDF版は、当協議会ホームページから自由にダウンロードしてご利用いただくことが可能です。

この度、監修の先生にお話を伺いましたので、ぜひご覧ください!

杏林大学医学部付属病院

薬剤部 医薬品情報室

若林 進氏

この情報資材に込められた想いをお聞かせください。

私はこれまでバイオ医薬品というキーワードについて、どこからどこまでがバイオ医薬品なのか、また、バイオ医薬品を一括りで捉えたときに、その特徴、安全性、有害反応などについても必ずしも詳しくは理解できていませんでした。
臨床現場ではバイオ医薬品のことを、「遺伝子組換え製剤」「生物学的製剤」などいう呼び方をしている場合も多いです。最近では、「抗体医薬品」「バイオシミラー」などのキーワードも使われています。
医療関係者はこれらについて、必ずしも正しい理解が得られているとはいえないでしょう。今回の「これだけは知っておきたいバイオ医薬品」で、不足しているバイオ医薬品についての知識を少しでも、補っていただけると幸いです。

実務においてバイオ医薬品の取り扱いで注意しなければならないことは何でしょうか?

バイオ医薬品は高額であったり、厳密な温度管理が必要であったり、返品が困難な製剤も多いです。冷所保存の医薬品が多いですが、医療機関での品質管理に加え、患者さんが自宅で使用する場合の注意も必要となってきます

バイオ医薬品の適正使用に関して、薬剤師に期待する役割とは何でしょうか?

自己注射の製剤は、有効性や安全性の他に、投与手技や冷所保存など、患者さんへ伝える情報が多く、患者さんにそれらを理解していただくのには時間がかかります。薬剤師は製剤ごとの特徴を理解するのみならず、バイオ医薬品全般を理解したうえで患者さんへ情報提供し、適正使用に努める必要があるでしょう。

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