くすりの適正使用協議会では、「できるだけ早い時期から、健康の大切さと、くすりを正しく使用するための基本的な学習が必要」との考えから、児童・生徒を対象とした教材の開発・提供、そしてその広報に重点をおき、「くすり教育」に取り組んでまいりました。
 静岡県は、県をあげて学校での「薬学講座」に取り組んでいる積極的な地域ですが、この度、静岡県裾野市の養護教諭の先生方から、「より子供達が楽しく効果的に学べるようなくすりの授業方法」についてリクエストがあり、7月28日に講演してまいりました。
 今回は先生方の中に中学校の先生もいらっしゃったことから、平成24年より施行される新しい学習指導要領にくすり教育が含まれる情勢も含めて、学習指導案も用いながらくすりの授業方法をお話しました。後半にはパソコン教室に移動し、くすり教育に使える教材を実際に触ってもらい、先生方お一人お一人の教材を作ってもらいました。
◆研修会の日時及び内容
日時:平成20年7月28日(月) 13時30分~16時
内容:
1)くすりの授業の進め方:
学習指導要領改訂による制度面や、授業の組み立て方(どのように?、何を? いつ?)を、学習指導案の例を参考に解説。
2)基本教材とは?:
学習指導案と対応させながら、協議会作成の基本教材の使い方(テーマ選択や対象選択)を解説。
3)くすりの授業デモ:
実際のくすりの授業を、実験や模型を交えてティームティーチング(TT)方式で実施。
4)くすり教育HPの紹介、オリジナルファイルの作り方:
PC教室に移動して、くすり教育HPの利用方法、基本教材の組み合わせやオリジナルファイルの作り方を解説、各自作成。
 受講された先生方は大変熱心で、大変良い雰囲気で研修をすることができました。先生方でくすりの授業実施経験がある方は1割強と少なかったのですが、研修の結果「今まで経験は無いけれど実施したい!」との答えてくださった先生が7割と、大変嬉しい結果となりました。また、今回の研修会実施の発端は学習指導要領改訂ではありませんでしたが、研修を受けて制度面の認識を新たにしたとの声が聞かれました。
 研修内容では特に「授業のやり方」「基本教材の紹介」「くすりの授業デモ」の関心が高く、授業を行う上でよりためになるような内容を評価頂いたようです。中学校にて今後くすり教育が義務化しますが、静岡地区ではその前に、小中学校にて「薬学講座」をうまく生かした養護教諭の先生方による、くすりの授業の企画・実施が楽しみなところです。
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◆実際の先生方の感想
・資料がたくさんあって、イラストもかわいいので、活用ができてありがたい。
・"薬の授業”となると、『一番に何を教えてよいかわからない』と思ってしまっていたのですが、教材の工夫などで色々なパターンの授業や保健指導ができるなということに気がつきました。新学習指導要領に記載されていることだけでなく、普段の子供達や保護者の発言などを聞いていても心配されることが多々あります。今後子供たちや保護者への指導に今日学んだことを生かしていきたいと思います。
・中学校では、なかなか十分な時間がとりにくいので指導要領がかわったとはいえ、十分指導はできないかもしれませんが、薬学講座、薬物乱用防止教育と合体させることで利用が広がると思います。
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くすりの適正使用協議会では、上記のような研修会を承っております。
詳しくは協議会までお問い合わせ下さい。

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