2月19日に、川崎市立浅田小学校では5年生、6年生を対象に、保健の時間を使ってくすりの正しい使い方についての授業が実施されました。
これは、浅田小学校の学校薬剤師さんの都合が急に悪くなり、急きょ協議会に協力の要望があったもので、東京薬科大学の加藤哲太先生がゲストティーチャーを勤め、協議会も授業のお手伝いをいたしました。
当日は学年ごとの合同授業だったこともあり、視聴覚室でパソコンとプロジェクターを使っての授業でした。
学年合同授業で、5年生、6年生とも、ビデオや実験を豊富に取り込み、保護者や中学校の先生も見学に来られるなどにぎやかな授業でした。
 授業は、「ビデオで全体のストーリーの骨格を作り、詳細部分をパワーポイントスライドで示しながら復習し,特に憶えてもらいたい所は児童が実験をして確認する。」という構成で行われ、参加した児童たちの心理を心得たストーリの組み立てに加藤教授の経験に基く薬の授業のノウハウを垣間見たような素晴しい授業でした。
内容は登場人物ユウタ君が風邪をひいて熱を出すところから、薬を飲んで元気になり、修学旅行にいけるまでを、ユウタ君が風邪を直すために用いる薬を例にしてくすりについて正しく理解していくという内容でした。
例えば、ビデオを流し、修学旅行にどうしても行きたいユウタ君は、風邪が治らなくて行けなかったらどうしよう?!と、お姉さんに隠れて薬のカプセルを2個飲もうとすると・・・
手をあげてIMG_0040.jpg  
だめだめ!! と現れた妖精「くすりん」とお姉さんが、血中濃度のグラフを見せながら、どうして2個飲んではいけないのかを解説、それに加えて加藤先生が子供たちに向かって、スライドを使って復習するというパターンでした。
また、子供たちにはお茶と薬の飲み合わせ実験や、カプセルのぺたぺた実験に参加してもらい、大型カプセル模型や、錠剤断面模型も使った、視覚的にもインパクトのある授業だったようで、授業終了後に児童に書いてもらった「授業感想文」ではほとんどの子供達が実験による印象を記述していました。
ぺたぺたIMG_0055.jpg
なお、授業終了後に見学された保護者の方に聞いたところ、学校でのこういった「くすりについて」の授業は初めてで、自分も勉強になったなどの感想がありました。
また、当日は埼玉県の中学の養護教諭が勉強のために見学され、「これからくすりの授業を行ううえで大変参考になった」と喜んでおられました。
 
 くすりの適正使用協議会では、くすりの授業を実際に行われる先生に、今回の授業で使った模型(大型カプセル模型、錠剤断面模型、人体模型)を無償で貸し出しをしています。
また、本格的なくすりの先生派遣や、くすり教育担当者研修も構想中です。
ご興味やご質問がありましたら、是非協議会までお問い合わせください。

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