くすりの適正使用協議会が主管している、育薬アカデミーの教育研修事業の一環として、今年で3回目となるファルマコビジランス研修セミナーを9月28・29日の2日間にわたり開催致しました。このセミナーは当協議会の海外情報コーディネーターの鈴木伸二氏を講師に向かえ、市販後の安全性部門や調査部門で現在業務を担当している会員企業の方々が対象です。
今年のテーマは『ファルマコビジランスの理論と実際』で、前半が「ファルマコビジランス台頭の背景環境の理解」、後半は「国際的環境下におけるファルマコビジランスの実際」の2部で構成されていました。外資系製薬企業で35年間にわたり市販後安全性業務に携った自らの経験を基に、ファルマコビジランスの本質を伝えたいという講師の熱意が感じられるセミナーでした。
今年は会員企業10社から15名の参加があった。活発な3回のグループディスカッションを通じ、同じ業務を行う仲間同志のネットワークができたようで、ハードながら充実した2日間だった事が終了後のアンケート結果から窺う事ができた。またアンケートには、当局対応などの日常業務で忙殺され、つい忘れがちとなる自らの業務の本来の目的を、このセミナーを受講してもう一度確認する事ができたとの意見も多かった。受講者の今後の活躍に期待します。
*育薬アカデミー*
 製薬企業は、医薬品を開発から市販後に至るライフサイクルを通して、一貫性をもって育てるという考えに立つべきであり、それにはPMSに重点を置き、そのための人材の育成と組織の拡充を図る必要があるとしている。こうした情勢を背景に、育薬アカデミーは、RCJの会員製薬企業を対象に、薬剤疫学の考えを取り入れたPMSが計画立案、実施ができるよう多方面から支援することを目的とする。
鈴木セミナー写真㈰.jpg

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