リスクを秤にかけてくすりを選びましょう

リスクがあることを考慮したうえでくすりを選ぶことは時として、とても難しい場合があります。その判断は、あなたの体の具合により変わってくるからです。

あなたはベネフィットを得たいために、どの程度リスクを負うことができ、かつ負うつもりか判断しなければなりません。例えば、あなたが生命を脅かすほどの病気にかかっているとしたら、リスクが多くても、少しでも長く生きることができる、あるいは治癒できるベネフィットが得られるくすりを選ぶでしょう。その一方で、あなたの病気が軽症であった場合、よりリスクの少ないくすりを選ぶのではないでしょうか。
あらゆる状況のなかであなたが判断するに当たって、医師、薬剤師などの医療担当者が、専門的なアドバイスをしてくれるでしょう。

リスクを少なくかつベネフィットを最大限にする方法

話をする

かかり付けの医師、薬剤師等と話をする

  • くすり(ビタミンやハーブなどを含む)、栄養補助食品等、たとえそんなに頻繁に使わないとしてもあなたが服用するものは全てを一覧表にしたあと、常に更新しておきましょう。
  • 前述の一覧表をコピーしてかかりつけの医師、薬剤師等の医療担当者と共有しましょう。
  • あなたにアレルギーや過敏反応をおこすものがあれば話しておきましょう。
  • くすりを飲み込むのがつらかったり、飲み忘れをするなど、くすりを使うことに関わるあなたの事情があれば、どんな些細なことでも話しましょう。
  • 妊娠している可能性があったり、授乳している時は、そのことを事前に知らせておきましょう。
  • 疑問に思ったり、心配な事があれば必ず尋ねましょう。

知っておく

あなたがふだん使っているくすりについて知っておく

  • 商品名などのくすりの名前
  • 飲み忘れた場合の措置
  • 形状
  • のむ目的、効き目があらわれる時間
  • 保管方法
  • 副作用と相互作用
  • のむ時間、のみ方、服用期間
  • 検査の必要性、モニターの必要性
  • 服用を止めなければいけない状態
  • 文書による情報の有無

読む

くすりのラベルをよく読んで指示に従う

  • 説明書きの内容が理解できるまで確認すること: 心配なことや疑問点がないようにしましょう。
  • あなたが飲むべきくすりであるかどうかを常にダブルチェックをしましょう。
  • 容器にラベルを貼って保管しておきましょう。
  • 違うくすりを同じ容器に混ぜ入れないようにしましょう。
  • ラベルに書いてある説明書きやかかりつけの医師、薬剤師などの医療担当者からもらった説明書きをよく読み、それに従いましょう。もし服用をやめたい、あるいは指示と異なった方法で服用したい時はかかりつけの医師、薬剤師などの医療担当者と相談しましょう。

避ける

相互作用を避ける

  • 他のくすり(ビタミンやハーブを含む)や栄養補助食品、飲み物、食べ物等との食べ合わせの悪いものがあるかたずねましょう。
  • くすりを買う時はできる限り同じ薬局を使用しましょう。
  • 新しいくすりや栄養補助食品の服用を始める前には、現在服用しているものとの相互作用の有無を再度確認しましょう。

モニターする

くすりの効果をモニターする−他のものへの影響も合わせて

  • 例えば「胃を荒らさないようにするために食後にくすりを飲む」のように、副作用を最小限にする方法をたずねましょう。
  • 自分の体の調子について注意を払いましょう: わずかな変化でもメモに書き留めておきましょう。かかりつけの医師、薬剤師などの医療担当者と話すときに役立ちます。
  • 副作用が生じたときに、対処方法、医師に知らせる時期を確かめておきましょう。
  • 効果が現れたと判断してよい時期、そして医師などに報告する時期を確かめておきましょう。

覚えておいてください!くすりのベネフィットとリスクのバランスを考えてうまく使用するためには、医師、薬剤師、等の医療担当者といっしょに考え、そしていっしょに取組んでもらうようにすることです!