くすりのリスクとベネフィット

効き目と副作用のバランスが大事

「くすり」は、体の中でいろいろな作用をします。
その作用のうち、症状の改善や病気を治すといった「くすり」本来の目的を「効きめ - ベネフィット」といい、その他の好ましくない作用を「副作用 - リスク」といいます。つまり「くすり」には、ベネフィットとリスクが必ずあるものなのです。そして「くすり」は、ベネフィットとリスクのバランスを考えながら使われています。

このバランスを考えるとき、「くすり」に関する情報が大きく影響します。効きめ、使い方、使う量、予想されるリスクなどの情報です。こうした情報を理解して、使い方や使う量をきちんと守ることで「くすり」本来の価値が発揮されます。つまり、「くすり」は情報が備わっていてはじめて「くすり」の役割りをはたすのです。

くすりのリスク

くすりは、そのリスクをできるだけ抑えて、最大限のベネフィットが得られるようにさまざまな工夫がされています。しかし、その使い方、使う量、使う人の体質などによっては、ベネフィットとリスクのバランスが崩れてしまうことがあります。このときに生じる好ましくない作用が副作用 - リスクといわれるものなのです。このリスクは、他のくすり、食べ物、飲み物との「のみ合わせ」によっても生じることがあります。

くすりのベネフィット

くすりを使うことで、目的とする症状が改善する、病気が治るといった作用が、くすりの効きめ - ベネフィットです。そして、決められた使い方、使う量をきちんと守ることによって最大限のベネフィットを得ることができます。また、身体的・精神的苦痛が軽減される、治療期間が短縮されることで経済的攻が上がるといったこともベネフィットに含まれます。

私たちの輪に加わりませんか?

当協議会は、くすりをより有効に、そして安心して使っていただけるように必要な情報を集めて、みなさん、患者さんそして医師・薬剤師など専門家の方々にも発信しています。また、シンポジウムなどを開催して、患者さんをはじめとするくすりや医療に関る人々がその情報を共有、活用していただける場を提供しています。