くすりと食品の相互作用

牛乳

薬剤とカルシウムの結合

薬剤の成分が牛乳のカルシウムと結合してしまい、薬の吸収や作用を低下させる。

相互作用にかかわる主な薬物 代表的な薬物名
抗菌薬
  ニューキノロン系抗菌薬
ノルフロキサシン(合成抗菌剤)
シプロフロキサシン(合成抗菌剤)
抗菌薬
  テトラサイクリン系薬
テトラサイクリン(抗生物質製剤)
オキシテトラサイクリン(抗生物質製剤)
抗菌薬
  セフェム系薬
セファレキシン(抗生物質製剤)
セファクロル(抗生物質製剤)
備考

薬剤の服用後、2時間程度牛乳の摂取を避けることが望ましい

高カルシウム血症などの副作用発現

高カルシウム血症などの副作用が現れることがある。

相互作用にかかわる主な薬物 代表的な薬物名
消化性潰瘍薬 酸化マグネシウム(制酸剤)
炭酸カルシウム(制酸剤)
骨粗しょう症薬 活性型ビタミンD3
     アルファカルシドール
     カルシトリオール
備考

牛乳の大量摂取はさける。

薬剤吸収促進

薬剤の吸収が促進され、作用が増強する可能性がある。

相互作用にかかわる主な薬物 代表的な薬物名
抗真菌薬 グリセオフルビン
精神神経薬 クアゼパム(睡眠鎮静薬)

作成:くすりの適正使用協議会
監修:北村正樹(東京慈恵会医科大学附属病院 薬剤部 医薬品情報室)