くすりのしおり

外用剤
2015年4月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アースレナン坐剤10
 主成分:
ドンペリドン(Domperidone)
 剤形:
白色〜帯黄白色紡すい形の坐剤、長さ24mm、直径8mm、重さ1.1g
 シート記載:
アースレナン、10、ARCELENAN

この薬の作用と効果について

胃・十二指腸のドパミンの働きを抑えて、消化管運動を改善し、吐き気に関与する脳のCTZ(化学受容器引金帯)に作用して、吐き気を抑えます。
通常、小児の周期性嘔吐症、乳幼児下痢症、上気道感染症や薬による消化器症状(吐き気、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、腹痛)の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔、プロラクチノーマ、肝障害、腎障害がある。
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、3歳未満の小児は1回1個(主成分として10mg)、3歳以上の小児は1回3個(30mg)を1日2〜3回直腸内に挿入しますが、治療を受ける疾患や年齢・体重・症状により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を使用してください。ただし、次の使用時間が近い場合は1回とばして、次の通常の使用時間に1回分を使ってください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、めまい・ふらつきなどがあらわれることがありますので、本剤使用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、肝機能障害、女性化乳房、下痢、腹痛、発疹、発汗、眠気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面浮腫、冷汗、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 動きが遅い、筋肉のこわばり、手足の震え[錐体外路症状]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、筋肉が発作的に収縮する状態[意識障害、けいれん]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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