くすりのしおり

注射剤
2015年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ハイカムチン注射用1.1mg
 主成分:
ノギテカン塩酸塩(Nogitecan hydrochloride)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、小細胞肺がん、がん化学療法後に増悪した卵巣がん、小児悪性固形腫瘍、進行または再発の子宮頸がんの治療に用いられます。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている、骨髄抑制、腎障害がある。間質性肺炎、放射線肺炎、肺線維症があるまたは既往歴がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 小細胞肺がん、がん化学療法後に増悪した卵巣がん:通常、1日1回を5日間連日点滴で注射し、少なくとも16日間休薬することを繰り返します。
    小児悪性固形腫瘍:通常、他の抗悪性腫瘍剤との併用で、1日1回を5日間連日点滴で注射し、少なくとも16日間休薬することを繰り返します。
    す。
    進行または再発の子宮頸がん:通常、1日1回を3日間連日点滴で注射し、少なくとも18日間休薬することを繰り返します。
  • 効果を見ながら使用期間を決めています。具体的な使用期間については、医師にお聞きください。
  • 吐き気を防止するため、あらかじめ吐き気止めの薬を使用する場合があります。

生活上の注意

  • 易疲労感を感じるときは自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、倦怠感、食欲減退、脱毛症、嘔吐、疲労、発熱、便秘、頻脈、下痢、口内炎、体重減少、味覚異常、易疲労感、上腹部痛、疼痛、頭痛、むくみ、寒気、腹痛、胃炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血、発熱、出血傾向[骨髄抑制]
  • 腹痛、吐血、下血、黒色便[消化管出血]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 呼吸困難、胸痛、意識障害、咳、局所の痛み、圧痛[肺塞栓症、深部静脈血栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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