くすりのしおり

内服剤
2011年12月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
タイシロール錠20mg
 主成分:
一硝酸イソソルビド(Isosorbide mononitrate)
 剤形:
白色の錠剤、直径7.0mm、厚み2.4mm
 シート記載:
(表)TAISIROL20mg、TYK354、タイシロール20mg(裏)タイシロール20mg、TYK354

この薬の作用と効果について

体内で一酸化窒素(NO)を放出し、細胞内cGMP量を増加させることで血管平滑筋を弛緩させ、血行を改善します。
通常、狭心症の治療に用いられます。急に起こった発作をすぐにしずめるための薬ではありません。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血圧、心原性ショック、閉塞隅角緑内障、頭部外傷、脳出血、貧血である。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として20mg)を1日2回服用しますが、年齢・症状により適宜増減され、効果不十分な場合には、1回最大2錠(40mg)を1日2回まで増量されます。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間まで約6時間以上ある場合は、次回は通常どおりの時間に飲んでください。また、約6時間より短い場合は、次回の分は約6時間経ってから、次々回から通常通りの時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 飲酒により血管拡張作用が増強され、血圧が下がることがあるので、注意してください。
  • 頭痛などの副作用により、注意力、集中力、反射運動能力などが低下することがあるので、この様な場合には、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作は行わないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、頭痛、頭重感、めまい、動悸、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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