基本戦略と中期活動計画

国民の医薬品適正使用を確実にするために、次の基本戦略を推進します。

(1)基本戦略

  1. 1.国民の医薬品への意識をレベルアップ
  2. 2.医療専門家への「医薬品リテラシー」の知識・技術の向上と医療エビデンスの創出・公開を支援
  3. 3.ベネフィット・リスクコミュニケーションを推進
  4. 4.活動拡大への基盤を構築

(2)中期活動計画


■目標

国民が、

  • 医薬品を理解し、適正に使用する。
  • 病気の治療に自分の意思を反映させる。
  • バランスのとれた医薬品情報(効き目と安全性)を獲得する。
  • セルフメディケーションを正しく実践する。

■キーコンセプト
医薬品リテラシーの育成と活用

■期間
2012年4月~2017年3月

基本戦略の具体的取り組み

1.国民の医薬品への意識をレベルアップ

当協議会の活動を医薬品業界の社会貢献と位置づけ、イニシアティブをとって、国民へ医薬品の情報提供と教育によって医薬品リテラシー獲得を目指します。

(1)国民が必要とする情報を3方向から継続的に強化

  1. 1.子供から大人までの幅広い層を対象に医薬品の全体像を示す情報「医薬品の知識」を提供します。
  2. 2.報道記事などによる医薬品の情報について客観的な見方を提示します。
  3. 3.くすりのしおり獏を積極的に活用して、製薬企業からの国民への情報提供を支援します。

(2)適正医薬品情報提供への対応

患者も医療チームの一員として治療に参加する環境を醸成するために、必要とされる医薬品情報と、それが提供される基盤作りをします。

(3)公教育における「くすり教育」のフォロー

中学校では平成24年度に医薬品教育が導入され、それに伴って高等学校でのそれが平成25年度からレベルアップされます。これに呼応して、教育現場で必要とする「教材」の開発と提供を進めます。

2.医療専門者への「医薬品リテラシー」の知識・技術の向上と医療エビデンスの創出・公開を支援

(1)リスクマネジメントの調査研究と結果の公表

海外を含めリスクマネジメント(ベネフィット・リスクコミュニケーションを含む)に関する最新情報を調査、検討し、その結果を公表します。それを、製薬企業、医療専門者、更には一般国民にとっての適切なリスクマネジメント実践につなげていきます。
また、医薬品リテラシー育成の一助にします。

(2)薬剤疫学および関連分野の啓発

薬剤疫学に加えて、その応用と考えられるリスクマネジメント等について、医療専門者、製薬企業の方々に啓発する場を提供します。また、出前研修を行います。

(3)データベースの拡充と活用

既存の降圧薬と高脂血症治療薬のデータベースを拡充するとともに、企業会員だけでなく、アカデミアも対象にそのデータベースを利用した薬剤疫学研究を勧誘し、エビデンス創出を図ります。

3.ベネフィット・リスクコミュニケーションを推進

ベネフィット・リスクコミュニケーションとコンコーダンスを通じて、結果として患者(家族)が自己の薬物治療に意志を反映させられるよう方策を検討します。

4.活動拡大への基盤を構築

ジェネリック医薬品やOTC医薬品を含めた広範囲の医薬品を対象とします。
また、対外的に、専門家と連携し、活動計画の実効性を高めるとともにメディア等と連携して社会に活動を公表するなど透明性を確保していきます。対内的には、一致団結して協議会の活動に取り組む体制とします。
こうした連携のもと、社会の医薬品リテラシーの向上を図り、賛同者(会員)増につなげます。

基本戦略と中期活動計画

事業計画

公告

協議会のあゆみ

小冊子「くすりの適正使用協議会とは」